蛍光物質を材料に混ぜ、光で製品の真贋や材料情報を見分ける
プラスチックなどに蛍光性の識別物質を混ぜ、光学的に読み取って製品の真贋判定や材料情報の識別に使う技術。
研究発の技術 蛍光識別 光学検出 偽造防止 トレーサビリティ プラスチック材料
実用化の段階
研究実証販売
大阪大学・文部科学省の資料は2006年の大企業による模倣品対策用途への採用を記録し、エフピコの2008年資料は同社をシステム提供会社として掲載している。
1製品
3提携・顧客
5特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
模倣品対策や製品の追跡では、表示やタグの偽造・取り外しが課題となる。材料そのものに識別情報を持たせ、製品の真贋や材料情報を確認できるようにする。
どう動くか
材料に目視では分からない識別物質を加え、特定の波長の光を当てて生じる蛍光を読み取る。物質の組み合わせや蛍光スペクトルを識別情報と照合し、材料や製品を判定する。大阪大学の資料では、識別物質を材料中に分散させ、製品のどの部分からでも読み取れる点が特徴として説明されている。
できるようになること
大阪大学の資料は、模倣品対策やトレーサビリティへの活用を挙げ、日本企業の国際競争力や公正な取引への貢献を期待している。
技術の出自:大阪大学大学院工学研究科の識別物質研究、大阪大学大学院理学研究科の光学的分析研究を産学共同研究で組み合わせた「プラゲノム」プロジェクト。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- プラスチック製品の真贋判定・模倣品対策
- 材料・製造工程に関する情報の識別
- 製品のトレーサビリティ
- 容器・フィルムなどへの暗号情報付与
優位性の主張
製品・サービス
販売中
プラゲノムシステム
材料に識別物質を加え、専用の光学装置で読み取って真贋判定や材料情報の確認を行うシステム。 出典
製品の模倣品対策や材料情報の管理を必要とする企業。具体的な販売先は公表資料で確認できず。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
株式会社ヘキサケミカル プラゲノム構想を起点に、大阪大学の識別物質・光学分析研究と共同で技術を開発。 出典
提携
株式会社エフピコ プラゲノム株式会社との共同出願特許が確認できる。顧客・販売関係は不明。 出典
特許
5 件 出典
Google Patentsで出願人「Plagenom Co Ltd」「プラゲノム株式会社」を検索し、確認できた関連出願・特許ファミリー5件。国外公報は同一ファミリーの国別出願として扱った。
主な分野蛍光性識別物質を含むプラスチック材料、真贋判定・識別装置、材料・製造工程情報の識別
共同出願人株式会社アイディテクニカ、株式会社エフピコ
海外出願True
WO2004025550A1 — Cipher information-containing material, its identifying method, and its identifying system プラゲノム株式会社 / WO出願は失効扱い。各国の出願状況は国ごとに異なる 出典
JP4098809B2 — 真贋判定方法および装置 プラゲノム株式会社 / 登録後、満了扱い 出典
特許第3742642号 — 熱可塑性プラスチックおよびその製造方法 プラゲノム株式会社 / 登録。Google Patentsでは満了扱い 出典
特願2003-287497/特開2005-055735 — DNA塩基配列を識別情報として用いる識別情報含有物質、被識別物および認証方法 プラゲノム株式会社 / 公開。Google Patentsでは審査中扱い 出典
特開2008-096159 — 物品および物品の識別方法 プラゲノム株式会社 / 公開公報を確認 出典
US20070166517A1 — Product information display body and product authentication method 株式会社エフピコ、プラゲノム株式会社 / 米国出願は放棄扱い 出典
会社の規模
資本金1億円(2026-06時点) 出典
公式サイトplagenom.co.jp
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 純資産 | 総資産 |
|---|---|---|---|---|
| 2018-03-31 | — | 88万円 | 2,200万円 | 1.14億円 出典 |
決算公告など、公表された数字だけ。
大学との関係
大学との関係
大阪大学 大阪大学の機関リポジトリ所収の研究資料に、プラゲノム構想・真贋判定システムのプロジェクトと学術パートナーの記載がある。現在のプラゲノム株式会社との正式な共同研究・ライセンス等の関係は確認できない。 出典
出資者(公開情報で確認できた1社)
株式会社エフピコ
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。