食用コオロギを飼育して粉末にし、食品やペット用飼料に生かす

食用コオロギの飼育・粉末加工と、環境・食行動心理の研究知見を生かした食品開発・市場づくり。飼育設備に関する特許出願もある。

FUTURENAUT株式会社 高崎経済大学発 / 群馬県 高崎市 / 2019年設立
研究発の技術 食用コオロギ 昆虫飼育 食品加工 次世代たんぱく質 環境心理・行動研究 ペットフード
実用化の段階
研究実証販売
公式オンラインショップでコオロギ粉末や加工食品を販売し、家庭向け・業務用価格も公開している。
5製品
3提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

食料・飼料不足や環境負荷への対応、コオロギ飼育の衛生維持と作業負担、昆虫食品への抵抗感と市場普及の課題に取り組む。

どう動くか

特許出願の飼育装置は、隣り合う飼育区画に温度差をつけ、コオロギを自ら次の区画へ移動させる。容器間の移し替えを減らし、飼育環境の清潔さを保ちながら、飼育者の負担や昆虫のストレスを抑えることを狙う。事業面では、コオロギを粉末にして食品に使い、食行動・消費者心理の知見も活用して市場への普及を目指す。

できるようになること

会社は、昆虫由来食品やペット用飼料の生産・流通を広げ、環境問題や食料・飼料危機のリスク低減に貢献することを目指す。

技術の出自:高崎経済大学 地域政策学部・大学院地域政策研究科。環境科学・環境教育・環境統計学、および食育・食行動心理分析の研究知見を活用。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 食品原料・菓子・飲料へのコオロギ粉末の利用
  • 昆虫由来食品の商品企画、OEM、原料調達
  • コオロギの食用養殖・飼育方法の開発
  • 爬虫類向けペットフード
  • 食品・環境教育、セミナー、食育教材

優位性の主張

会社の主張
温度差で昆虫を隣接区画へ誘導する飼育方法により、より清潔な飼育環境を保ち、飼育者の負担と昆虫へのストレスを抑えることを目指す(特許出願の記載)。 出典
会社の主張
輸入コオロギパウダーについて、GMP・HACCP認証適合のタイの農場・加工工場から調達し、残留農薬と食品微生物の自主検査を行うと説明している。 出典
第三者の評価
ifia JAPAN 2021でコオロギパウダーが製品力賞を受賞した。 出典

製品・サービス

販売中
クリケットパウダー(コオロギパウダー/クリケットフラワー)

食用養殖コオロギを粉末加工した食品原料。家庭向け100gと業務用1kgをオンライン販売。

一般消費者、食品製造業、飲食店
販売中
携帯たんぱくチップス、コオロギのチョコクランチ

コオロギパウダーを使った菓子。公式サイトの商品案内とオンラインショップに掲載。 出典

一般消費者、小売・イベント購入者
販売中
食品開発支援・業務用原料調達・OEM企画

食品事業者向けに、昆虫原料の調達から商品企画・販売戦略までを支援。 出典

食品メーカー、飲食店、食品事業者
実証
CRYSTA FUTURE

コオロギパウダーを飲料に加えるコーヒーマシン。2023年に飲料販売の実証実験を開始すると発表。 出典

実証実験の来場者、飲料提供事業者
研究段階
爬虫類向けペットフード

国産飼料で育てたコオロギを活用するペットフードの開発とオンライン市場調査。 出典

爬虫類飼育者、ペットフード市場

これまでの歩み 新しい順

2026-08
助成
令和8年度 ぐんまDX技術革新補助金(採択)。群馬県 出典
2024-09
助成
トヨタ財団 2024年度国際助成プログラム(助成決定)。875万円。公益財団法人トヨタ財団 出典
2023-10
共同開発
サンデン・リテールシステム株式会社:コオロギ粉末入り飲料を提供するコーヒーマシンを開発し、販売実証を実施。 出典
2021-07
受賞
株式会社リバネス「第一回ぐんまテックプラングランプリ 日本ユニシス/BIPROGY賞」 出典
2021-05
受賞
ifia JAPAN「ifia JAPAN 2021 製品力賞(コオロギパウダー)」 出典
2020-12
共同開発
敷島製パン株式会社:Pascoとコオロギパウダー入りフィナンシェ、バゲットを共同開発・販売。 出典
2019-09
海外出展
ドイツ:昆虫の食用利用推進に関する研究成果をINSECTA 2019で発表したと沿革に記載。 出典
2019-08
海外提携
タイ:食用昆虫の調達についてタイ企業との業務提携を沿革に記載。会社概要でもタイから昆虫原料を輸入するとしている。 出典

提携先・顧客

共同開発
敷島製パン株式会社 Pascoとコオロギパウダー入りフィナンシェ、バゲットを共同開発・販売。 出典
共同開発
サンデン・リテールシステム株式会社 コオロギ粉末入り飲料を提供するコーヒーマシンを開発し、販売実証を実施。 出典
共同開発
ナカリ株式会社 国産米ぬかをコオロギ生産に利用する可能性について共同研究を開始。 出典

特許

1 件 出典
FUTURENAUT株式会社およびFUTURENAUT Inc.名義をGoogle Patents等で検索し、確認できた1発明ファミリー(JP・WO公開)を数えた。特許庁公報全件の完全性を保証するものではない。
主な分野昆虫・コオロギの飼育方法、温度差による飼育区画間の誘導装置
共同出願人Sanden Retail Systems Corp.、サンデン・リテールシステム株式会社
海外出願True
特開2024-074538/JP2024074538A「昆虫の飼育方法及び飼育装置」 FUTURENAUT株式会社 / 出願中(Google Patents掲載時の表示) 出典
WO2024111482A1「昆虫の飼育方法及び飼育装置」 FUTURENAUT Inc. / WO公報公開。Google Patents掲載時の法的状態はCeased 出典

会社の規模

資本金600万円(2023年時点の公開資料時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトfuturenaut.co.jp

大学との関係

大学の認定
高崎経済大学 大学発ベンチャー第1号として紹介され、大学の教育研究成果を活用して起業した企業を大学発ベンチャーとして認定する旨が大学ページに記載。 出典
大学の施設
高崎経済大学 大学構内にラボを開設したと大学が公表。 出典
共同研究
高崎経済大学 高崎経済大学地域政策学部などと、くず米ぬかを与えたコオロギの脂質分析に関する共同研究成果を発表。 出典
共同研究
東北大学 東北大学大学院農学研究科および未来科学技術共同研究センターと共同で、くず米ぬかを与えたコオロギの脂質分析を実施。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:7070003003516
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