感応膜の応力を電気信号に変え、ニオイやガスを測る
膜型表面応力センサ(MSS)と感応膜を使い、ガスや生体試料の成分を電気信号として測る小型センサ技術。
株式会社Qception 筑波大学発 / 茨城県 つくば市千現 / 2022年設立
研究発の技術 膜型表面応力センサ MSS ニオイセンサ 化学センサ ピエゾ抵抗 感応膜
実用化の段階
研究実証販売
MSSチップ販売、測定支援・コンサルティングの提供が報告されている一方、牛メタン測定装置は政府計画で開発段階にある。
4製品
3提携・顧客
2特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
ニオイは多種類の分子が混ざるため、従来は現場で高感度に測定・識別する小型で安定したセンサの実用化が難しかった。
どう動くか
測定対象の分子がセンサ上の感応膜に吸着すると、膜に応力が生じる。MSSは周辺を複数点で支持した薄膜構造を使い、応力を支持部に集めてピエゾ抵抗の変化として読み取る。異なる感応膜を使った複数の応答を解析し、ニオイや成分を識別する。NIMSは従来型カンチレバーとの比較で100倍を超える感度を報告しているが、条件は資料記載の範囲に限られる。
できるようになること
ニオイや生体ガスを現場で測れるようになれば、農畜産物の品質評価や家畜の健康管理などで、採取・分析の負担を抑えた継続的な測定に役立つ可能性がある。公的資料では牧場での実証やタマネギ腐敗検知への応用検討が報告されている。
技術の出自:物質・材料研究機構(NIMS)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)を中心とするMSS研究。筑波大学との技術上の関係は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- ニオイ・ガスの測定と識別
- 農畜産物の品質評価
- 乳牛の健康状態・代謝病リスクの研究
- 生体ガス測定、ヘルスケア・医療分野
- 牛のメタン排出量測定
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
物質・材料研究機構(NIMS) NIMS発ベンチャーとしてMSS技術の社会実装を推進。技術の研究・開発はNIMSを中心に実施。 出典
実証
全国農業協同組合連合会(JA全農) 政府の牛メタン測定関連計画で、乳牛・肉牛の飼養試験に参加。Qceptionとは同一計画内で連携。 出典
特許
2 件 出典
Qceptionおよび英語表記を出願人として検索した範囲では該当を確認できず。ここでの2件はGoogle Patentsで確認した関連NIMS名義特許ファミリーの数であり、MSS周辺技術全体の網羅件数ではない。
主な分野膜型表面応力センサ・ピエゾ抵抗式応力検出、生体試料由来ガスによる牛のケトーシス判定
海外出願True
WO2011148774A1/JP5649138B2/US9212959B2/EP2579010B1「Surface stress sensor」 物質・材料研究機構(NIMS) / WO出願はGoogle Patents上でCeased。各国ファミリーに登録あり。 出典
WO2022014512A1/JP7617586B2/US12590944B2/EP4184146B1「Method and device for determining ketosis morbidity」 物質・材料研究機構(NIMS) / JP・US・EPで登録。WO出願は各国移行済み。Google Patents上の法的状態を参照。 出典
会社の規模
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトqception.co.jp
大学との関係
大学の認定
筑波大学 筑波大学発ベンチャーとして認定された。 出典