100MHzの電磁波で、冷凍食品の速く均一な解凍を目指す

100MHz電磁波を使い、冷凍した食品を短時間かつ均一に解凍する技術。主力用途は魚介類などの食品。

株式会社スマートハンドレッド 東北大学発 / 宮城県 仙台市 / 2019年設立
研究発の技術 100MHz電磁波 高周波解凍 食品加工 水産物 コールドチェーン フードテック
実用化の段階
研究実証販売
公的資料では解凍機の試作と実演・品質評価が確認できる一方、2020年度資料は市販機を製作検討中・価格未定としており、販売実績は確認できなかった。
1製品
1提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来の解凍は時間がかかり、ドリップや温度むら、部分的な煮えなどで食品の品質を損ねることがある。適切な解凍技術が不足し、冷凍食品の評価や利用を妨げている。

どう動くか

食品に適した透過力を持つとする100MHz電磁波を照射し、凍結食品の解凍を促す。特許公報は、氷から水へ変わる温度帯を素早く通過させ、表面と中心の温度むらを抑えることが品質維持に重要と説明している。会社は迅速・均一で煮えやドリップを抑えると主張している。

できるようになること

会社や公的機関は、高品質な冷凍水産物・食品の流通、必要量だけを解凍することによる食品ロス低減、冷凍食品の用途拡大を効果として挙げる。農研機構の資料は、ギンザケを直前まで冷凍保存することで食中毒防止や食品ロス低減につながる可能性を説明している。

技術の出自:東北大学大学院農学研究科・水産資源化学分野。「電磁波を水産物加工に用いた新規食品製造技術開発」および東北マリンサイエンス拠点形成事業に関連する研究。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 水産物・魚介類の解凍
  • 農産物・果実・食肉・加工食品の解凍
  • 食品加工場、飲食店、スーパー・コンビニ、地域セントラルキッチンでの業務用解凍
  • 冷凍食品のコールドチェーン

優位性の主張

会社の主張
100MHz電磁波を使い、迅速・均一で、煮えやドリップを抑えた解凍ができると会社が説明している。「日本初」とも主張している。 出典
第三者の評価
100MHz電磁波で解凍したヒラメは、試験条件下で組織が緻密でドリップが少なく、生ヒラメに近い応力曲線を示したと論文が報告している。 出典

製品・サービス

実証
スマート解凍(Smart Kaito)

100MHz電磁波を用いる業務用・食品向け解凍機および解凍技術。魚介、農産物、食肉、加工食品などを対象とする。 出典

食品加工場、スーパー・コンビニ、飲食店、地域セントラルキッチンなど

これまでの歩み 新しい順

2023-04
提携
デイブレイク株式会社:高品質冷凍食品の価値向上を目指す連携事例として公表。資料では連携を検討中と説明。 出典
2021-10
受賞
株式会社リバネス/フードテックグランプリ「フードテックグランプリ2021 カフェ・カンパニー賞」 出典

提携先・顧客

提携
デイブレイク株式会社 高品質冷凍食品の価値向上を目指す連携事例として公表。資料では連携を検討中と説明。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで解凍技術関連の公開情報を検索し、解凍方法の特許ファミリー2件を確認。検索範囲内の件数であり、同社保有特許の総数を示すものではない。
主な分野100MHz電磁波による冷凍農水産物・加工食品の迅速均一解凍、冷凍食品の電磁波解凍
海外出願True
JP6977952B2「冷凍農水産物・加工食品の迅速均一解凍法」および分割出願JP7029131B2 登録・有効(Google Patents表示。法的状態は同サイトの表示に基づく) 出典
JP6446626B2「冷凍食品の解凍方法」 個人(Google Patents表記) / 登録・有効(Google Patents表示。法的状態は同サイトの表示に基づく) 出典

会社の規模

資本金15万円(2022時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトsmart-kaito.com

大学との関係

大学との関係
東北大学 東北大学大学院農学研究科の研究成果をもとに設立されたとする説明があり、同大学のBIP採択実績に電磁波解凍技術を用いた事業化案件として掲載されています。 出典
共同研究
東北大学 100 MHz電磁波で急速解凍したヒラメの品質評価に関する論文で、会社所属者と東北大学大学院農学研究科の研究者が共著しています。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:8件
法人番号:5370001044335
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