約0.005%の濃度で使う化粧品原料で、皮膚細胞の働きを促す

ナールスゲン(化粧品表示名称:カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル)を用い、皮膚細胞の働きや皮膚成分の産生を促す化粧品原料技術。

株式会社ナールスコーポレーション 京都大学・大阪公立大学発 / 京都府 京都市左京区 / 2012年設立
研究発の技術 化粧品原料 皮膚科学 バイオ・ヘルスケア GGT阻害 細胞機能調節 エイジングケア
実用化の段階
研究実証販売
化粧品原料「ナールスゲン(1%溶液)」が原料情報サイトに掲載され、同社製品や共同開発の口腔保湿製品が販売開始済みと公的機関資料に記載されています。
4製品
8提携・顧客
8特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

加齢や紫外線などに伴う皮膚成分の減少や保湿機能の低下に対し、皮膚細胞の働きを活用する化粧品素材を提供すること。

どう動くか

ナールスゲンはγ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)阻害作用を持つ化合物です。会社は、表皮細胞のグルタチオン産生や、真皮の線維芽細胞によるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの産生を促すと説明しています。推奨濃度は約0.005%とされています。これらは会社の説明であり、製品使用時の効果を保証するものではありません。

できるようになること

会社は、細胞が持つ皮膚成分の産生機能を化粧品で支援し、保湿や肌のハリを目的とする製品開発に利用できると説明しています。化粧品原料としての販売に加え、口腔ケアなどへの用途展開も進めています。

技術の出自:京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院の共同研究が起点。JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)の起業挑戦タイプ「新規γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)阻害剤によって引き起こされる細胞内コラーゲン産生の応用」を経て事業化。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • エイジングケア化粧品原料
  • 化粧水・美容液・保湿クリーム
  • 口腔保湿製品
  • ハンドクリーム
  • 化粧品原料のOEM・共同製品開発

優位性の主張

会社の主張
京都大学と大阪市立大学の共同研究成果を基に開発した、同社独自の化粧品原料であると説明している。 出典
会社の主張
表皮細胞や線維芽細胞に働きかけ、グルタチオン、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの産生を促すと説明している。推奨濃度は約0.005%。 出典
第三者の評価
創業時の製品化に関するJST資料は、ナールスゲンを用いた化粧品をドクターシーラボの製品に配合したと記録している。 出典

製品・サービス

販売中
ナールスゲン(1%溶液)

ナールスゲンを1%含む化粧品原料。化粧品メーカー向けに供給される原料として掲載。 出典

化粧品メーカー、化粧品開発事業者
販売中
ナールスミントプラス/ナールスミントジェル

ナールスゲンを配合した化粧水と保湿ジェル。自社ブランドのスキンケア製品。 出典

エイジングケアを目的とする化粧品利用者
販売中
keora オーラルモイスチャージェル/オーラルモイスチャーミスト

ナールスコーポレーションとニッシンが共同開発した口腔保湿製品。 出典

口腔乾燥が気になる人、歯科医院など
販売中
ナールスナース

ナールスゲンを配合した保湿ハンドクリーム。 出典

手肌の保湿を求める一般消費者

これまでの歩み 新しい順

2024-02
認定
京都府「チャレンジ・バイ認定(ナールスナース)」 出典
2020-02
共同開発
株式会社ニッシン:口腔保湿剤「keora」シリーズを共同開発し発売。 出典
2020-01
海外顧客
米国:中小企業庁の企業紹介資料は、同社の化粧品原料が米国への輸出に成功した事例として紹介している。 出典
2019-12
資金調達
増資。金額は非公表 出典
2014-05
資金調達
増資。金額は非公表 出典
2012-03
資金調達
設立時出資。金額は非公表 出典
2012
受賞
関西ニュービジネス協議会「NBK大賞/ニュービジネスアワード グランプリ」 出典
2012
受賞
近畿経済産業局「近畿経済産業局長賞」 出典
2009-12
助成
JST A-STEP研究開発支援 出典
2009-12
助成
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)起業挑戦タイプ」 出典

提携先・顧客

共同開発
京都大学 化学研究所の研究成果がナールスゲン開発の基礎となった。 出典
共同開発
大阪市立大学 大学との共同研究成果を基にナールスゲンを開発。 出典
共同開発
株式会社ニッシン 口腔保湿剤「keora」シリーズを共同開発し発売。 出典
販売提携
日興リカ株式会社 ナールスゲンを化粧品分野向けに販売。 出典
提携
株式会社ドクターシーラボ JST資料に、同社化粧品へのナールスゲン配合実績が記載されている。 出典
共同開発
株式会社トーア紡コーポレーション 体臭抑制剤や皮膚関連の特許で共同出願人として記載。 出典
共同開発
日本大学 創傷修復促進剤の特許で共同出願人として記載。 出典
共同開発
理化学研究所 創傷修復促進剤の特許で共同出願人として記載。 出典

特許

Google Patentsで会社名・英語名を検索し、代表的な関連公報と一部海外公報を記録。共同出願・大学保有の基礎特許を含む全ファミリー数は確定していない。
主な分野皮膚線維芽細胞のコラーゲン産生、皮膚バリア・フィラグリン発現、口腔・創傷修復、体臭抑制、ナールスゲンの光学分割
共同出願人Nihon University、RIKEN、京都大学、大阪市立大学、日本大学、株式会社トーア紡コーポレーション、理化学研究所
海外出願True
JP5686365B2/コラーゲン産生促進剤、光老化防止剤、保湿機能改善剤および皮膚用剤組成物 京都大学、大阪市立大学 / 登録。Google Patents上でActiveと表示。会社名義ではなく大学名義。 出典
JP2012062266A/皮膚線維芽細胞のタンパク質産生促進剤および角化細胞遊走・増殖促進剤 株式会社ナールスコーポレーション / 公開。関連する登録公報としてJP5787246B2が掲載。 出典
JP6778361B2/フィラグリン遺伝子発現促進剤 株式会社ナールスコーポレーション / 登録。Google Patents上でActiveと表示。 出典
JP7177444B2/創傷修復促進剤 株式会社ナールスコーポレーション / 登録。Google Patents上でActiveと表示。 出典
残りの4件を表示
US11090318B2/Wound healing promoter NAHLS CORPORATION CO., LTD. / 米国登録特許。 出典
CN110536688B/创伤修复促进剂 株式会社ナールスコーポレーション / 中国登録特許。 出典
JP7280562B2/体臭抑制剤 株式会社ナールスコーポレーション / 登録。Google Patents上でActiveと表示。 出典
WO2025173678A1/Stem cell activator 株式会社ナールスコーポレーション / 国際公開。登録・権利化の状況は確認できず。 出典

会社の規模

従業員4名(2020年時点時点) 出典
資本金4,078万円(2026-10時点) 出典
公式サイトnahls.jp

大学との関係

共同研究
京都大学 京都大学化学研究所の研究成果を基にナールスゲンを開発。京都大学化学研究所の資料にも同社との共同研究が掲載されている。 出典
共同研究
大阪市立大学(現・大阪公立大学) 同大学研究者との共同研究で、ナールスゲンが皮膚線維芽細胞内のコラーゲン・エラスチン産生を促進することを見出したと会社沿革に記載。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

株式会社トーア紡コーポレーション
事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:5130001048839
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