省電力の無線で斜面や橋のセンサー値を送り、遠隔で変化を見守る

LPWA無線、センサー、クラウドを組み合わせた遠隔計測・監視システム。土木構造物や斜面、博物館等の環境を現場へ行かずに継続観測する。

地球観測株式会社 大阪府 大阪市北区梅田 / 2006年設立
研究発の技術 LPWA IoT 遠隔計測 クラウド監視 地盤・斜面モニタリング 環境センサー
実用化の段階
研究実証販売
会社は製品・定額サービスを提供中と案内し、奈良国立博物館との展示環境モニタリングシステム賃貸借・保守契約(2020年)も公的資料で確認できる。
5製品
10提携・顧客
5特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

斜面や構造物、展示空間などの状態を把握するには、現場での計測・データ回収に手間がかかる。遠隔監視により巡回や報告作業の負担を減らし、変化を継続的に確認する。

どう動くか

現場のセンサー値を無線端末からLPWAでクラウドへ送り、Web画面で時系列グラフや地図として表示する。設定値を超えた場合はメール通知もできる。L-Watchは配線工事や商用電源を抑えた構成で、斜面や橋梁などの計測に使う。会社は画像処理・AIを使う現場安全監視にも取り組む。

できるようになること

現場の計測値を遠隔で確認し、設定値超過を通知することで、巡回やデータ回収の負担を軽減できる。会社は道路防災、文化財・展示環境の保全、工事現場の安全管理への活用を掲げている。

技術の出自:大阪大学の災害予防・地盤工学、環境保全、文化遺産保存に関する研究成果の事業化。会社案内は学部・研究プロジェクト名を特定していない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 斜面・地すべりの遠隔監視
  • 橋梁・トンネル等の変位・ひずみ計測
  • 美術館・博物館・文化遺産の温湿度監視
  • 工場等の環境モニタリング
  • 工事現場のAI・画像処理による安全監視
  • 浄化槽の遠隔管理

優位性の主張

会社の主張
L-WatchはLPWAを使い、センサー接続、無線端末、クラウド閲覧を組み合わせて遠隔計測を簡単に導入できるとしている。機器はIP65準拠、約1,200g、3チャンネル接続可能と説明。 出典
会社の主張
地盤変状監視方法の特許公報は、複数のターゲットと不動点の三次元座標を使い、地盤変状を面的に把握できると説明。最大誤差1.5mm以内との記載は公報記載の条件・主張で、第三者評価ではない。 出典

製品・サービス

販売中
L-Watch

傾斜計・雨量計等の計測値をLPWAでクラウドへ送る土木向け無線計測端末。 出典

土木・建築事業者、道路管理者、防災関連機関
販売中
C-Watch

L-Watch等の計測値をクラウドに保存し、PC・スマートフォンで表示する監視アプリ。 出典

遠隔計測システムの利用事業者・施設管理者
販売中
M-Watch

美術館、博物館、工場等の温湿度をリアルタイムで監視する無線システム。 出典

美術館・博物館、工場等の施設管理者
販売中
グランドミル

L-Watch無線子機とC-Watchでセンサー値をクラウド管理する土木向け定額サービス。 出典

土木事業者、斜面・構造物の管理者
販売中
個別ソリューション開発

地すべり、橋梁ひずみ、展示環境、工事現場の立入禁止区域などに合わせて監視システムを構築。 出典

土木・建築事業者、施設管理者、工事事業者

これまでの歩み 新しい順

2025-02
共同開発
株式会社東阪電子機器:大阪・関西万博展示に向けた取り組みを会社ニュースが紹介。内容の詳細は同社ニュース参照。 出典
2020-04
顧客
独立行政法人国立文化財機構 奈良国立博物館:主要顧客として掲載。2020年に展示環境モニタリングシステム賃貸借・保守を契約。 出典
2013-10
共同開発
株式会社奥村組:マック株式会社とともに坑内変位の自動計測システムを共同開発し、滋賀県発注の道路トンネル工事に適用。 出典

提携先・顧客

顧客
西日本高速道路株式会社 会社案内の主要顧客として掲載。個別の導入製品・時期は非公開。 出典
顧客
株式会社竹中土木 会社案内の主要顧客として掲載。個別の導入製品・時期は非公開。 出典
顧客
独立行政法人国立文化財機構 奈良国立博物館 主要顧客として掲載。2020年に展示環境モニタリングシステム賃貸借・保守を契約。 出典
顧客
国立大学法人大阪大学 会社案内の主要顧客として掲載。個別の導入製品・時期は非公開。 出典
顧客
国立大学法人北見工業大学 会社案内の主要顧客として掲載。個別の導入製品・時期は非公開。 出典
共同開発
株式会社奥村組 マック株式会社とともに坑内変位の自動計測システムを共同開発し、滋賀県発注の道路トンネル工事に適用。 出典
残りの4件を表示
共同開発
マック株式会社 奥村組とともにトンネル計測システムを共同開発。特許出願にも共同出願人として記載。 出典
共同開発
有限会社森清掃社 浄化槽の汚物量センサーと遠隔管理システムを共同開発。 出典
共同開発
株式会社シーエス・インスペクター 橋脚傾斜モニタリングセンサーを共同開発し、実証実験を実施中と紹介。 出典
共同開発
株式会社東阪電子機器 大阪・関西万博展示に向けた取り組みを会社ニュースが紹介。内容の詳細は同社ニュース参照。 出典

特許

5 件 出典
Google PatentsとJ-GLOBALで出願人名を検索し、地球観測株式会社を出願人に含む公報・出願を5件確認。検索範囲内の件数で網羅的な全件数ではない。
主な分野地盤・斜面変状監視、環境測定と測定データ表示、トンネル計測、地下構造物の変位・応力予測
共同出願人マック株式会社、株式会社奥村組
海外出願True
特許第4256890号/特願2006-289392「地盤変状監視方法」 地球観測株式会社 / 登録後、Google Patents上は料金不納による失効表示 出典
特許第4006473号「環境測定システム」 地球観測株式会社 / 登録(Google Patentsで詳細な現状を確認できず) 出典
特許第6193765号「測定データ表示装置」 地球観測株式会社 / 登録。海外ファミリーに米国・欧州・中国・韓国・WO公報を確認。各国の状態は公報参照。 出典
特許第6188061号「トンネル計測システム」/特願2013-132542 地球観測株式会社 / 登録公報を確認 出典
特願2017-089935「地下構造物予測システム、地下構造物予測方法及びコンピュータプログラム」 地球観測株式会社 / 公開公報。登録・現在の権利状態は未確認。 出典

会社の規模

資本金2,000万円 出典
公式サイトearth-watch.jp

大学との関係

大学との関係
大阪大学 会社は大阪大学発ベンチャーとして設立され、大学の研究成果の事業化を目的に産学連携で設立されたと説明している。 出典
共同研究
大阪大学 大阪大学が代表機関の「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」で連携機関として記載されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:16件
法人番号:5120001117025
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