約5ミリ角の磁性薄膜センサーで、設備の電力や稼働を測る
磁性薄膜を使った小型センサチップ「SIRCデバイス」と、その計測データを活用するIoTシステム。電流・電力・角度・周波数の計測を製造現場の設備に後付けで提供する。
株式会社SIRC 大阪公立大学発 / 大阪府 大阪市中央区 / 2015年設立
研究発の技術 磁性薄膜 異方性磁気抵抗効果 磁気センサ 物理乗算デバイス IoT 電力計測
実用化の段階
研究実証販売
IoT電力・角度センサやクラウドを販売し、ダイキン工業、豊田合成などの生産現場での導入事例を公表している。
7製品
6提携・顧客
3特許
23出資者
しくみ
解こうとしている課題
既設設備の大規模な改造や配線工事を伴う従来の計測では、設備単位の電力・稼働データを集めにくく、省エネや異常の把握に手間がかかる。
どう動くか
磁性薄膜の異方性磁気抵抗効果を利用し、磁界と電流に応じて変わる素子の抵抗を信号として取り出す。SIRCは素子自体に電流検知と乗算の機能を持たせ、電流と電圧に関係する信号から電力などを計測する。会社は約5mm角のチップで複数の計測機能を実現し、既設設備に工事を大きく加えずセンサを追加できると説明している。
できるようになること
会社は、既設設備にセンサを後付けしてデータを可視化することで、製造現場の省エネ、設備保全の効率化、異常の早期発見を支援すると説明している。
技術の出自:大阪市立大学発スタートアップ。磁性薄膜を用いた光磁気記録と、その応用に関する研究を起点とし、物理乗算デバイスへ発展したと会社が説明。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 製造設備・工場の電力計測と省エネ
- 設備の稼働状態監視・予知保全
- 既存アナログメーターの遠隔読み取り
- 化学プラントなど防爆エリアの点検効率化
- 設備ごとのエネルギー使用量の可視化と分析
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
主な分野磁気抵抗効果素子、電流・電力計測、磁気センサ、アナログメーターの指針読み取り
海外出願True
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた23社)
事業会社(CVCを含む) 18独立系VC 3銀行・金融機関系 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。