黒米と黒大豆を麦麹で発酵させ、黒い味噌を作る

鹿児島県産の黒米・黒大豆を使い、麦麹で発酵させる黒味噌の製造技術。酵素を加えて米粒の食感を整える方法を含む。

KANO FOOD&HEALTH株式会社 鹿児島大学発 / 鹿児島県 鹿児島市 / 2017年設立
研究発の技術 食品発酵 味噌製造 黒米 黒大豆 麦麹 酵素利用
実用化の段階
研究実証販売
会社沿革は2018年7月の販売開始を記載し、鹿児島大学も商品生産・販売を発表している。会社サイトは現在も販売先を案内している。
1製品
2提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

利用方法が限られ消費が伸び悩んでいた鹿児島県産黒米などを活用し、地域の農産物を使った新たな黒い食品を作る。

どう動くか

黒米、黒大豆、麦麹、塩などを発酵させて黒色の味噌を作る。特許では糖分解酵素またはタンパク質分解酵素を使い、黒米の硬さを抑える方法を示す。鹿児島大学の試作条件では、酵素添加により黒米の硬さが無添加時の約7分の1〜15分の1になった。これは特許の実施例における結果で、製品すべての性能を示すものではない。

できるようになること

鹿児島県産の黒米・黒大豆の用途を味噌へ広げ、地域の農産物を生かした商品化につなげる。文部科学省の事例紹介では、地域産品のブランド化と六次産業化を研究の目的としている。

技術の出自:鹿児島大学 共同獣医学部・分子病態学分野。関連特許は鹿児島大学名義。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 家庭用の味噌汁・調味料
  • 飲食店での料理・新規レシピ開発
  • 加工食品の開発
  • 鹿児島県産黒米・黒大豆を使った地域産品

優位性の主張

会社の主張
黒米と黒大豆を原料にした「他に例のない味噌」と説明している(会社の主張)。 出典
大学の発表
黒米・黒大豆に加えて分解酵素を用いる製造方法を特許化。酵素添加による黒米の硬さ低下は、特許実施例の試験条件で確認された。 出典
大学の発表
大学の事例紹介では、一般的な味噌と比べて旨味とコクが強い結果が得られたと報告している。 出典

製品・サービス

販売中
サツマクロミソ(サツマ黒味噌)

鹿児島県さつま町産の黒米・黒大豆を使った麦味噌。味噌汁や料理用の調味料。 出典

一般消費者、飲食店・加工食品事業者

これまでの歩み 新しい順

2018-09
共同開発
鹿児島大学:製造方法を開発し、商品化・販売に協力。 出典

提携先・顧客

共同開発
鹿児島大学 製造方法を開発し、商品化・販売に協力。 出典
共同開発
吉村醸造株式会社 大学の開発方法を応用した商品の生産に協力。 出典

特許

1 件 出典
社名・英語名の検索とGoogle Patentsで製法関連を確認した範囲で、サツマ黒味噌に関する特許ファミリー1件。出願人名は鹿児島大学。
主な分野黒米・黒大豆を原料とする味噌の発酵製造、分解酵素を用いた黒米の食感調整
特願2017-229261/特開2019-097424「機能性黒味噌の製造」/特許第7036420号 国立大学法人鹿児島大学 / 登録・有効(Google Patents掲載情報。法的状態の最終確認は公的原簿が必要) 出典

会社の規模

従業員2名(2021-07時点) 出典
資本金1万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトkanofoodhealth.com

大学との関係

大学との関係
鹿児島大学 会社公式サイトは、サツマクロミソが鹿児島大学で実施された研究から生まれたと説明し、鹿児島大学インフォメーションセンターでの販売を案内している。ライセンスや共同研究契約の有無は確認できていない。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:3340001020480
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