花から分けて育てた酵母で、米粉パンや菓子の発酵を支援
花から食品利用実績のある酵母を分離・培養し、パンや菓子などの商品開発に使う発酵技術。
株式会社花酵母factory 名城大学発 / 愛知県 碧南市六軒町 / 2025年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー 発酵 酵母分離・培養 食品開発 米粉パン グルテンフリー
実用化の段階
研究実証販売
会社は花酵母の提供と導入店舗を掲載しており、複数の食品が販売され、2026年には期間限定の新商品も販売された。
3製品
8提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
米粉パンは膨らみにくく硬くなりやすく、一般的な酵母のにおいが風味を損なう場合がある。花酵母を使い、食感や風味の課題に対応する。
どう動くか
花や採取場所ごとの微生物から酵母を分離し、食経験のある酵母菌を選別・培養する。糖液に花を漬けて複数の微生物を含む自家製酵母を起こす方法と異なり、酵母菌を管理して安定した発酵につなげると会社は説明する。花の種類による香りや味の違いを活かし、パンなどに応用する。
できるようになること
名城大学は、米粉パンの食感や風味の向上、グルテンフリー需要への対応、地域の花や農産物を活かした商品づくりへの貢献を期待している。
技術の出自:名城大学 農学部 応用生物化学科・応用微生物学研究室の花酵母プロジェクト、および令和5年度大学発新産業創出基金事業GAPファンド「パンをふわ・もち・しっとりに仕上げるパン種『花酵母パンの素』の事業開発」 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 米粉パン・グルテンフリーパン
- パン・菓子の発酵と風味設計
- 地域資源・花を活用した食品開発
- 酒母・醸造関連
優位性の主張
会社の主張
大学の分離技術で酵母菌のみを分離しているため、自家製酵母より安定して発酵すると会社は説明する。 出典
会社の主張
花の種類に応じた香り・味・食感を活かし、ドライイースト使用品と比べてしっとり柔らかく、冷凍後も食感を保つと会社は説明する。数値条件は掲載されていない。 出典
大学の発表
名城大学は、花酵母を使った米粉パンと一般的なパン酵母を使った米粉パンのX線測定データに違いが確認され、ふわふわ・もちもちの食感を数値化できたと報告している。 出典
第三者の評価
花酵母を使用した米粉パン「花酵母のカンパーニュ」が、111点の応募から第2回おいしい米粉パンコンテストのグランプリを受賞し、グルテンフリー賞・マイ米粉パン賞も受賞した。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
1 件 出典(Gビズインフォ)
法人番号で照合したgBizINFOの会社特許件数は0件。Google Patentsで社名・英語名と名城大学の酵母関連語を検索し、関連大学の酵母培養特許を1件記録。同社事業での実施関係は確認できていない。
主な分野酵母の増殖・生産・生菌数制御(プラズマ照射)
共同出願人国立大学法人名古屋大学、学校法人名城大学
酵母の増殖方法および酵母の生産方法および酵母の生菌数の制御方法(大学の酵母培養関連特許。花酵母factory事業での実施関係は未確認) 国立大学法人名古屋大学、学校法人名城大学 / 登録(JP6372096B2、Google Patents掲載ステータスはActive) 出典
会社の規模
大学との関係
共同研究
名城大学 公式サイトは名城大学農学部応用微生物学研究室の協力を得て花酵母の研究を行うと説明。名城大学の発表する研究プロジェクトにも同社が参画機関として記載されている。 出典