藻類由来のたんぱく質で小胞を捕らえ、内包物を回収する
藻類由来レクチンOAAを用いて、特定の糖鎖を持つ細胞外小胞などを捕捉・濃縮し、内包するmiRNA等を回収する技術。
研究発の技術 バイオテクノロジー レクチン 糖鎖認識 細胞外小胞 miRNA リキッドバイオプシー
実用化の段階
研究実証販売
GlycoCapture HMは研究用キットとして販売代理店が価格掲載し、GlycoCheckerは2025年8月発売、2026年8月にECサイトで改訂版の販売開始が公表されている。
3製品
6提携・顧客
7特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
体液中のがん関連マーカーやmiRNAは検出対象が少ない場合があり、検査感度の向上や前処理の効率化が課題とされる。
どう動くか
GlycoCapture HMでは、高マンノース型糖鎖を認識するOAAをシリカモノリスのスピンカラムに固定する。試料を通すと糖鎖を持つ細胞外小胞などがカラムに結合し、洗浄後、溶出液で小胞を壊して内包物を回収する。会社は、がん細胞由来小胞の選択的捕捉にも応用していると説明する。OAAの糖鎖認識特異性は基礎研究で報告されている。
できるようになること
同社は、唾液などからがん関連小胞を捕捉してリスク検査に利用し、身体的負担を抑えた検査を目指す。研究用キットはEVやmiRNAの回収・分析を行う研究者向けに提供されている。
技術の出自:藍藻Oscillatoria agardhii由来レクチンOAAの糖鎖認識に関する基礎研究が技術基盤。会社の研究開発は岩手大学・広島大学と連携する計画として公表されている。特定の学部・研究室・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 細胞外小胞(EVs)・miRNAの研究用精製と抽出
- 唾液を用いた複数がん種のリスク検査
- 血液・唾液等の体液を用いた液体生検の前処理
- 糖鎖・ウイルス・細菌等の捕捉研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
残りの9件を表示
提携先・顧客
共同開発
株式会社ネオサイエンス 唾液がんリスク検査キットを共同で製品化し、販売でも協業。 出典
販売提携
株式会社TOLIMS GlycoCheckerの販売元。EC販売を行う。 出典
共同開発
国立大学法人岩手大学 自動前処理技術と低コスト生産プロセスの研究開発連携先。 出典
共同開発
国立大学法人広島大学 会社の研究開発事業における連携大学として公表。 出典
実証
株式会社TOLIMS マレーシアでの非侵襲がんマーカー診断支援SaaSのFS調査を共同実施。 出典
特許
7 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォの法人番号別掲載件数(特許7件)を採用。会社発表はGlycoCapture関連の国内特許3件取得としているが、公開検索で個別内容まで確認できたのは特許第7511823号の1件。
主な分野miRNAによるがんスクリーニング・診断補助、糖鎖認識による細胞外小胞の捕捉・濃縮
共同出願人国立大学法人広島大学、学校法人国際医療福祉大学
海外出願True
特許第7511823号/WO2021149719A1「miRNAの発現レベルをがんの確定診断前のスクリーニング指標として用いる診断補助方法」 株式会社The IT Lab / 日本で登録(特許第7511823号、2024-07-08)。公開公報の出願人には共同出願人を含む。 出典
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
独立系VC 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。