レーザーで遺物を3D計測し、起伏を画像にする

考古遺物を高速に3D計測するSOMAと、3D形状の起伏を画像化して観察しやすくするPEAKIT。

株式会社ラング 岩手大学発 / 岩手県 盛岡市 / 2003年設立
研究発の技術 考古学 文化財デジタル化 3D計測 レーザースキャナー 点群処理 画像処理
実用化の段階
研究実証販売
PEAKIT提供サービスとSOMAシステム販売を開始しており、2022年には宮内庁の出土品三次元計測事業を受注した記録がある。
3製品
2提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

遺跡から出土する大量の遺物を手作業で記録・図化するには時間と費用がかかり、記録対象が一部に限られやすい。

どう動くか

SOMAは複数方向からレーザーで同時に計測し、位置合わせ用マーカーを基準に点群を統合して、遺物ごとの3D形状データに分ける。PEAKITは3Dデータの「開度」などを演算して起伏や特徴を画像化する。会社の研究紹介では、SOMAの姿勢・断面位置の指定を考古学者の作業手順に合わせ、画像生成につなげる仕組みも説明されている。

できるようになること

遺物の3D計測や図化を効率化し、調査機関が大量の資料を記録・共有しやすくする。会社の研究紹介では、資料運搬の負担を減らし、より多くの考古資料を記録する仕組みづくりを課題としている。

技術の出自:岩手大学発ベンチャー。岩手大学工学部情報システム工学科の地形情報処理分野との関連が紹介されている。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 考古遺物の3D計測
  • 発掘調査資料の記録保存
  • 遺物の実測図・断面図作成
  • 石器・土器の形状観察と考古学的分析
  • 文化財のデジタル化

優位性の主張

会社の主張
SOMAは複数方向から遺物を同時にレーザー計測し、複数の点群を統合して遺物単位の3D表面モデルを得るシステムとして特許登録されている。 出典
会社の主張
SOMA付属ソフトでは遺物の姿勢・断面位置を画像上で指定でき、論文記載の比較では多面展開図の仕様指定を従来ソフトでの1点あたり十数分程度から約10秒に短縮した。 出典

製品・サービス

販売中
PEAKIT

考古資料の3D形状データから起伏や特徴を画像化する技術。実測図作成・資料観察に使う。 出典

埋蔵文化財調査機関、自治体、博物館、考古学研究者
販売中
PhotoPEAKIT

フォトグラメトリで作成した3DデータからPEAKIT画像を提供するサービス。 出典

発掘調査機関、考古資料を扱う研究機関
販売中
SOMA

考古遺物を複数方向から計測し、3D形状データを取得するレーザー計測システム。 出典

埋蔵文化財調査機関、自治体、民間調査会社

これまでの歩み 新しい順

2022-09
顧客
宮内庁:出土品の三次元計測事業を受注。 出典(Gビズインフォ)
2009-05
共同開発
国立大学法人岩手大学:レーザー計測システムの特許を共同出願。 出典

提携先・顧客

顧客
宮内庁 出土品の三次元計測事業を受注。 出典(Gビズインフォ)
共同開発
国立大学法人岩手大学 レーザー計測システムの特許を共同出願。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで株式会社ラング/LANG CO Ltd名義と岩手大学の共同出願を検索し、個別内容を確認できた特許ファミリーは1件。gBizINFOは特許8件と集計表示するが、内訳未確認。
主な分野レーザー三次元計測、複数方向同時計測、点群処理、画像処理
JP2009129714A/JP2010276485A・JP5316992B2「レーザ計測装置を用いて被計測物を複数方向から同時計測するシステム」 株式会社ラング、国立大学法人岩手大学 / 登録(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員4名(2024-04-01時点) 出典
資本金1,050万円(2020年度時点)
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトlang-co.jp

大学との関係

大学の認定
岩手大学 岩手大学発ベンチャーとして認定された企業一覧に掲載。 出典
共同研究
岩手大学 岩手大学工学部情報システム工学科と考古遺物用3DスキャナSOMAを共同開発。記事では2008年完成と記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:9400001002178
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