遺伝子改変ウイルスでがん細胞を壊す治療薬を開発する

ワクシニアウイルスを遺伝子改変し、がん細胞を壊して抗腫瘍免疫を促す治療薬候補と、感染症向けワクチンを開発する技術。

JOCAVIO株式会社 福岡県 福岡市東区名島 / 2021年設立
研究発の技術 腫瘍溶解性ウイルス ワクシニアウイルス 遺伝子改変 がん免疫療法 遺伝子運搬ベクター ウイルス膜コーティング
実用化の段階
研究実証販売
会社サイトでは腫瘍溶解性ウイルス候補品の薬効評価中とし、動物・オルガノイド試験後の臨床開発を目標としている。販売や治験開始を示す公表情報は確認できない。
2製品
5提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

進行がんの治療法や、腫瘍の外にある転移巣への効果、反復・静脈内投与、治療時の安全性など、ウイルス療法の課題に取り組む。

どう動くか

腫瘍溶解性ウイルスは、がん細胞内で増殖して細胞を壊し、放出されたがん由来成分などを通じて免疫反応を促す。会社は、免疫刺激遺伝子の導入、ヒト由来細胞膜によるコーティング、ペプチドやナノ抗体による標的化、光で遺伝子発現やウイルス増殖を調節する仕組みをコア技術として掲げる。これらは会社の説明で、臨床での有効性や安全性が確認されたことを示すものではない。

できるようになること

実用化されれば、がん細胞を直接壊す作用と免疫反応を組み合わせた治療や、静脈内投与を含む新たな投与方法につながる可能性がある。会社は進行がん患者の生存率改善を目指すとしている。

出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 進行固形がんに対する腫瘍溶解性ウイルス療法
  • がん免疫療法
  • 遺伝子運搬ベクター
  • エムポックスを含むオルソポックス属ウイルス感染症向けワクチン研究

優位性の主張

会社の主張
免疫刺激遺伝子を組み合わせて導入し、持続的な抗腫瘍免疫を誘導することを目指す。 出典
会社の主張
ヒト由来細胞膜でウイルスをコーティングし、免疫反応を回避して静脈内での反復投与を可能にすることを目指す。 出典
会社の主張
ペプチドやナノ抗体でがん細胞への選択性を高め、標的外への作用を抑えることを目指す。 出典
会社の主張
体外からの光照射でウイルス増殖や遺伝子発現を制御する仕組みを掲げる。 出典

製品・サービス

研究段階
腫瘍溶解性ウイルス療法候補

遺伝子改変ワクシニアウイルスを用い、がん細胞の破壊と抗腫瘍免疫の誘導を目指す開発品。 出典

進行固形がん患者向けの治療薬を想定。現時点で販売先は確認できない。
研究段階
非増殖型ワクシニアウイルスワクチン開発への連携

エムポックスを含むオルソポックス属感染症を対象とする弱毒生ワクチンの研究開発。 出典

ワクチンの将来の接種対象者。現時点で販売先は確認できない。

これまでの歩み 新しい順

2023-11
共同開発
東京都医学総合研究所:非増殖型ワクシニアウイルスワクチン研究の提案機関。 出典
2023-11
規制・認証
エムポックス向け非増殖型ワクシニアウイルスワクチン(AMED研究課題の目標に非臨床試験や第I相試験が記載されている。承認取得の公表は確認できず。) 出典
2022-08
受賞
Digital RESI「Digital RESI 2022 Innovator's Pitch Challenge 全体2位」 出典
2021-12
助成
令和3年度 九州・大学発ベンチャー振興シーズ育成資金(ギャップ資金) 出典
2021-12
助成
九州・大学発ベンチャー振興シーズ育成資金「令和3年度 九州・大学発ベンチャー振興シーズ育成資金(ギャップ資金)」 出典
2021-12
助成
福岡県「2021年度 福岡県バイオ技術研究開発環境整備支援事業」 出典
2021-10
助成
NEDO Entrepreneurs Program(NEP)助成
2021-10
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO Entrepreneurs Program助成金」 出典
2021-08
助成
福岡県「2021年度 福岡県リーディングプロジェクト」 出典

提携先・顧客

共同開発
東京都医学総合研究所 非増殖型ワクシニアウイルスワクチン研究の提案機関。 出典
共同開発
東京大学 AMED掲載のワクチン研究連携機関。 出典
共同開発
滋賀医科大学 AMED掲載のワクチン研究連携機関。 出典
共同開発
鹿児島大学 AMED掲載のワクチン研究連携機関。 出典
共同開発
国立感染症研究所 AMED掲載のワクチン研究連携機関。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金500万円(2024年度時点)
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトjocavio.jp

大学との関係

大学との関係
福岡大学 「全身投与可能なステルス化腫瘍溶解性ウイルスの開発及び社会実装」の大学発ベンチャー設立事例として掲載。会社も九州・大学発ベンチャー振興シーズ育成資金(ギャップ資金)への採択を公表している。共同研究やライセンスの有無は確認できず。 出典
調査日:2026-10-04
このページの出典:12件
法人番号:9290001094186
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