高設のピートバッグと自動環境制御で、イチゴ栽培を省力化する

イチゴを高設のピートバッグで養液栽培し、給液や温度・CO2を自動制御する「らくちん」方式と、その栽培研究を行う農業技術。

有限会社のぞみふあーむ 岡山大学発 / 岡山県 岡山市 / 2005年設立
技術を使った製品・サービス 施設園芸 イチゴ 高設栽培 養液栽培 環境制御 スマート農業
実用化の段階
研究実証販売
岡山大学は同社をイチゴ販売を収益の中心とする農業生産法人と記載し、2011年には同社産イチゴの催事販売を公表している。
3製品
5提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

イチゴの施設栽培で、栽培作業の負担を抑えながら生産を安定させること。ドローン研究では、生育調査の省力化や受粉の不安定さも課題としている。

どう動くか

ピートモスを詰めた袋を地面から約1mの高さに設置し、1袋にイチゴを8株植えて培養液を供給する。給液量や温度、CO2などをコンピュータで複合制御し、栽培者の作業負担を抑える設計。近年は別の研究として、施設内ドローンの風と画像を使った生育観察や送風受粉も検討されている。

できるようになること

大学は、腰をかがめずに作業でき、給液や環境制御を自動化できる栽培システムとして紹介している。公的研究では、ドローンによる観察や送風受粉を通じ、栽培管理の省力化・生産安定化を目指している。

技術の出自:香川大学農学部のイチゴピート栽培システム共同研究を基礎とし、岡山大学農学部で改良・安定化研究を継続。関連研究分野は施設園芸、イチゴ栽培、養液栽培。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • イチゴの高設養液栽培
  • 施設園芸の給液・温度・CO2制御
  • イチゴ栽培技術の指導・普及
  • 施設内ドローンによる生育観察・送風受粉の研究

優位性の主張

大学の発表
「らくちん」システムは香川県で2005年10月時点に45ha、県内イチゴ栽培面積の約70%に普及していたと大学が紹介。 出典
第三者の評価
ドローンのダウンウォッシュで群落内の生育指標を見つけ、ミツバチ等を使わない受粉を目指す研究課題として公的機関が紹介。2023年度報告では画像認識の基礎4分類で花蕾等を約6割の精度で検出。 出典

製品・サービス

販売中
イチゴ(女峰など)

「らくちん」方式の施設栽培で生産するイチゴ。岡山大学の催事で販売実績が確認できる。 出典

一般消費者、青果の販売先
段階不明
「らくちん」栽培技術の指導・コンサルティング

イチゴのピートバッグ養液栽培システムの普及、栽培指導、改良研究。 出典

イチゴ生産者
研究段階
ドローンによるスマートイチゴ栽培管理手法

施設内ドローンの画像と風を使った生育モニタリング・送風受粉技術の研究。 出典

イチゴ生産者

これまでの歩み 新しい順

2006
融資
農林漁業金融公庫融資。農林漁業金融公庫 出典

提携先・顧客

共同開発
JA三木町 香川型イチゴピート栽培システム「らくちん」の共同研究先として大学が記載。 出典
共同開発
香川県 「らくちん」システムの共同研究先として大学が記載。 出典
共同開発
香川県経済農業協同組合連合会 「らくちん」システムの共同研究先として大学が記載。 出典
共同開発
香川県青果連 「らくちん」システムの共同研究先として大学が記載。 出典
共同開発
四国電力株式会社 「らくちん」システムの共同研究先として大学が記載。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金700万円(2005-02時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトameblo.jp/nozomifarm15

大学との関係

大学との関係
岡山大学 岡山大学の大学発ベンチャー企業一覧に掲載。施設栽培農産物の生産・加工・販売などを行う企業として記載されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:9260002014781
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