ナノサイズの中空シリカ粒子で、塗料に断熱性を持たせる
名古屋工業大学の研究を基にしたナノサイズ中空シリカ粒子と無焼成セラミックス材料。中空粒子は断熱塗料などへの応用が進められている。
合同会社F-Plan 名古屋工業大学発 / 岐阜県 多治見市 / 2016年設立
研究発の技術 ナノシリカ中空粒子 無焼成セラミックス 粉体工学 界面化学 断熱材料 セラミックス
実用化の段階
研究実証販売
JST資料は、F-Planがナノシリカ中空粒子のサンプルを希望ユーザーに販売していたと記載する一方、本格製造の準備段階とも記している。
3製品
6提携・顧客
2特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
セラミックスの焼成に必要な高温工程のエネルギー負荷や、素材技術を必要とする利用者へ届ける際のギャップを解消する。中空粒子を用いた塗料では、樹脂ガラスの傷つきやすさと断熱性の課題にも取り組む。
どう動くか
ナノ中空シリカ粒子を塗料に加えることで断熱性を持たせるほか、無焼成セラミックスでは、シリカなどの粉体を混合・固化して、通常必要な高温焼成を経ずに材料を成形する。JST資料によると、F-Planは中空粒子のサンプルを希望者に販売し、本格製造に向けた準備も行っていた。愛知県の研究成果資料では、中空粒子を含む塗料を樹脂ガラスに塗布し、透明性や断熱性、耐擦傷性を評価している。
できるようになること
愛知県の研究成果資料は、樹脂ガラス用塗料について、樹脂ガラス単体との比較で熱伝導率を約半分にし、ヘイズ10%以下を達成したと報告する。無焼成材料が普及すれば焼成工程のエネルギー削減につながると説明されている。
技術の出自:名古屋工業大学 先進セラミックス研究センターの粉体工学・界面化学・材料科学分野。JST ALCAの研究成果を基にしたナノシリカ中空粒子技術。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 断熱塗料・断熱建材
- 樹脂ガラスの表面保護
- 無焼成セラミックス・多孔体
- 中空シリカ粒子の材料用途
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
国立大学法人名古屋工業大学 中空粒子のライセンス契約と材料技術の産業普及で連携。 出典
資本提携
CYBERDYNE株式会社 JST資料に資本出資と事業支援の決定が記載されている。 出典
共同開発
玄々化学工業株式会社 ナノ中空粒子を用いる環境対応建材・塗料の研究開発に参画。 出典
共同開発
株式会社サンゲツ ナノ中空粒子を用いた環境対応建材の研究プロジェクトに参画。 出典
共同開発
北川工業株式会社 電波吸収体・用品に関する特許の共同出願人。 出典
特許
2 件 出典(Gビズインフォ)
gBizINFOの法人番号別情報で2013~2022年の特許2件表示を確認。公開公報等で個別に特定できたF-Plan共同出願は1件。大学名義特許は参考として別記し、F-Planの保有件数には含めていない。
主な分野発泡体・ナノカーボンを用いた電波吸収材料、断熱材料・無焼成セラミックス(大学名義の関連特許)
共同出願人北川工業株式会社
会社の規模
資本金100万円(2024-10時点) 出典