患者のiPS細胞の画像と遺伝子情報から、神経難病の診断支援を目指す

患者由来iPS細胞の研究成果とAIを組み合わせ、神経難病の早期診断支援や発症リスク予測を目指す技術。

タイムプレ株式会社 京都大学発 / 京都府 京都市左京区 / 2021年設立
研究発の技術 患者由来iPS細胞 深層学習 医療AI 神経難病 ALS アルツハイマー病
実用化の段階
研究実証販売
公式パイプラインはTime iScanとTime gScanの対象疾患を「現在開発中」と記載し、ALS iScanの規制相談も開発中に行われている。
2製品
5提携・顧客
2特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

神経難病は症状が現れるまで診断が難しい場合があり、早期治療に必要な診断や発症リスク評価の手段が求められている。

どう動くか

ALS向けでは、患者と健常者のiPS細胞から作った運動ニューロンの画像をAIに学習させ、細胞体や神経突起の特徴からALSの判別を支援する。アルツハイマー病向けでは、iPS細胞研究を基に、SNPなどの遺伝子情報から脳内アミロイドβ蓄積に関連するリスクを予測するAIプログラムを開発している。製品は同社のパイプライン上で開発中。

できるようになること

同社は、疾患の早期診断や発症リスク予測を通じた治療介入、病態回避、医療資源の持続的利用を目指す。京都府の紹介では、患者iPS細胞とデジタル技術を融合したサービスの構築を目指すとしている。

技術の出自:京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の増殖分化機構研究分野。ALS研究は理化学研究所との共同研究成果にも基づく。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • ALSの早期診断支援
  • アルツハイマー病の発症リスク予測
  • 人間ドック・健康診断での検査利用
  • iPS細胞由来神経細胞を用いた疾患研究

優位性の主張

会社の主張
Time gScanはAPOE遺伝子型解析を含む超早期予測パッケージで、既存製品を包含し、血液採取ができる検査センターや医療機関で検査可能と同社資料が説明している。
第三者の評価
同社は、患者iPS細胞研究を基盤にした技術で、通常の採血検体を検査センター・医療機関で解析できる点をTime gScanの優位性として紹介されている。 出典
大学の発表
京都大学の研究成果では、健常者15人とALS患者15人のiPS細胞由来運動ニューロン画像を用いた研究モデルがAUC 0.97を示した。小規模な実証研究であり、製品の臨床性能を示す値ではない。 出典

製品・サービス

研究段階
Time iScan(ALS iScan)

iPS細胞由来運動ニューロン画像とAIを用いたALSの早期診断支援を目指すサービス。 出典

医療機関、検査センター等を想定
研究段階
Time gScan

遺伝子情報とAIを用いてアルツハイマー病の発症リスクを予測する検査サービス。 出典

人間ドック・健康診断施設、検査センター、医療機関等を想定

これまでの歩み 新しい順

2024-12
資金調達
J-KISS型新株予約権。6,000万円。インキュベイトファンド株式会社 出典
2024-12
資本提携
インキュベイトファンド株式会社:2023年に7,000万円、2024年に6,000万円の資金調達先。 出典
2024-12
規制・認証
ALS iScanのSaMD・医療機器該当性等に関する相談(2024年に厚生労働省のSaMD一元的相談およびPMDAの医療機器・体外診断用医薬品全般相談を実施したと同社が公表。承認・認証取得の公表は確認できず。) 出典
2024-07
助成
京都産業21「令和6年度「産学公の森」推進事業 本格的事業展開コース 採択」 出典
2024-07
共同開発
京都大学iPS細胞研究所:同研究所との共同研究で、iPS細胞研究成果を活用した製品開発を進める。 出典
2023-12
融資
協調融資(新型コロナ対策資本性劣後ローンを含む)。京都中央信用金庫、株式会社日本政策金融公庫 出典
2023-12
提携
京都中央信用金庫:日本政策金融公庫と協調融資を実行した金融機関。 出典
2023-02
資金調達
シード。7,000万円。インキュベイトファンド株式会社 出典
2021-01
助成
京都産業21「令和3年度 次世代地域産業推進事業 採択「iPS細胞×AIによるALS診断支援」」 出典

提携先・顧客

共同開発
京都大学iPS細胞研究所 同研究所との共同研究で、iPS細胞研究成果を活用した製品開発を進める。 出典
提携
理化学研究所 同社が社会実装を目指す京都大学・理研の共同研究成果の研究機関。 出典
資本提携
インキュベイトファンド株式会社 2023年に7,000万円、2024年に6,000万円の資金調達先。 出典
提携
京都中央信用金庫 日本政策金融公庫と協調融資を実行した金融機関。 出典
提携
日本政策金融公庫 京都中央信用金庫と協調融資を実行し、資本性劣後ローンを提供。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで同社名義の特許は見つからず、京都大学名義の関連性が確認できる特許ファミリーを2件記録。全件網羅を保証する調査ではない。
主な分野iPS細胞由来神経細胞を用いたスクリーニング、上位運動ニューロンの誘導・ALSモデル細胞
海外出願True
Screening method using induced neurons(EP3219808B1) 京都大学 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
上位運動ニューロンの誘導方法(JP6990921B2/WO2017159380A1) 京都大学 / 日本登録・有効。WO公開公報の法的状態はGoogle Patents上Ceased表示。 出典

会社の規模

従業員1名(2026-08-25時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金7,300万円(2026-10時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトtimepre.com/ja

大学との関係

大学との関係
京都大学 会社概要では、京都大学から特許出願された研究成果を基に設立され、京都大学の知財を活用していると説明。 出典
共同研究
京都大学 京都大学iPS細胞研究所との共同研究を実施していると会社が発表。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

独立系VC 1銀行・金融機関系 1公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:12件
法人番号:9130001069971
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