酵母とペプチドの目印で、多数の抗体候補をまとめて選ぶ

酵母を使い、ペプチドバーコードで個別に識別できるVHH抗体を作製・選別する技術。

株式会社Barcodebody 大阪大学発 / 京都府 京都市西京区 / 2019年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー VHH抗体 ナノボディ 酵母発現 ペプチドバーコード 質量分析
2年以上、新しい発信を確認できず 公式サイトの最新ニュースは2021年10月で、確認できた直近の外部掲載は2024年3月のCOO登壇であり、それ以降2年以上の活動根拠を確認できませんでした。
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトはライセンス・抗体製造と見積相談を案内し、JSTの研究評価資料は企業との共同研究開発を記載していますが、販売実績や製品導入先は確認できませんでした。
1製品
1提携・顧客
4特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

動物個体を使う従来の抗体作製では、時間や費用がかかり、動物福祉上の課題もある。多数の抗体候補を効率よく比較・選別することも課題。

どう動くか

VHH抗体の遺伝子と、その抗体を識別するペプチドバーコードの遺伝子を酵母に導入し、抗体を培養液中に分泌させます。抗原に結合した抗体からバーコードを切り出し、質量分析で読み取ることで、多数の抗体候補をまとめて評価できます。動物個体を使わずに抗体を作製する方法として、会社は短期間・大量・安価なオーダーメイド作製を掲げています。

できるようになること

会社は、動物個体を使わない抗体作製とライセンス提供を掲げ、分子認識センサー、光学イメージング、分子標的薬探索などへの応用を挙げています。研究・診断・創薬向けの抗体候補作製への利用が期待されます。

技術の出自:京都大学発。大学院農学研究科の応用生命科学分野を背景とする、酵母によるVHH抗体作製・ペプチドバーコード研究。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • VHH抗体の作製・スクリーニング
  • 抗体医薬・分子標的薬の探索
  • 分子認識センサー
  • 光学イメージング
  • プローブ標識によるレーザー治療
  • マイクロチップ内での利用
  • 抗体農薬

優位性の主張

会社の主張
動物個体を用いず、ペプチドバーコードを利用して高品質なVHH抗体を短期間・大量・安価にオーダーメイド作製できると会社が説明。 出典
大学の発表
酵母が分泌した抗体を抗原との結合後に選別し、バーコードを質量分析で同定する構成を特許に記載。特許実施例では、バーコードの有無による結合速度論パラメータの有意差は見られなかったと報告。 出典
第三者の評価
2021年の学会要旨では、モデル抗体106種を一括発現させ、LC-MS/MSでバーコードの95%超を検出したと報告。GFPと抗GFPナノボディを用いた実験条件での結果。 出典

製品・サービス

販売中
バーコードボディ技術・VHH抗体作製

動物個体を用いず、酵母とペプチドバーコードを活用してVHH抗体を作製・選別。会社は技術ライセンス、製造、技術相談・見積を案内。 出典

抗体を利用する企業、大学・研究機関

これまでの歩み 新しい順

2021-01
海外特許
カナダ:酵母を用いたモノクローナル抗体の作製・スクリーニング方法について、Barcodebody Inc.を出願人とする特許出願が公報に掲載。 出典

提携先・顧客

共同開発
京都大学 京都大学発ベンチャーで、大学・企業の研究室と共同研究・製品開発を行うと会社が説明。 出典

特許

4 件 出典
Google PatentsでBarcodebody名義および会社に結びつくVHH抗体・ペプチドバーコードの特許ファミリーを検索。JP、WO、US、CAの公報4件を確認した。同一ファミリーを公報単位で数え、網羅的な全出願数を保証するものではない。
主な分野酵母を用いた抗体・VHH抗体の製造、ペプチドバーコードによる抗体ライブラリーの識別・スクリーニング、質量分析によるバーコード検出
海外出願True
JP6683867B1「酵母によるモノクローナル抗体の製造方法およびスクリーニング方法」 Google Patents表示はActive・登録。出願人欄はIndividualのため権利帰属要確認。 出典
WO2021014660A1「Method for producing monoclonal antibody using yeast, and screening method」 Barcodebody Inc(対応するカナダ公開公報の出願人表示) / PCT公開。Google Patents表示はCeased。 出典
CA3144198A1「Method for producing monoclonal antibody using yeast, and screening method」 Barcodebody Inc / 出願公開・Google Patents表示はPending。 出典
US20220275417A1(JP6683867B1と同じ優先日・PCTファミリーの米国公開出願) 公開出願。出願人・現在の法的状態は今回の確認範囲では確定できず。 出典

会社の規模

資本金100万円(2023時点)
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトbarcodebody.co.jp

大学との関係

大学の施設
京都大学 公式サイトで、京都大学ベンチャーインキュベーションセンター(KUViC)への入居を記載。 出典
共同研究
京都大学 公式サイトは大学研究室との共同研究・製品開発を記載。JSTの研究報告にも京都大学の研究拠点におけるナノボディのスクリーニング等の連携が記載されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:9130001065789
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