菌床にD-アラニンを加え、うま味に関わる成分を増やすきのこ栽培
きのこの菌床にD-アラニンを加えて栽培し、うま味や栄養に関わるL-アミノ酸の含有量を高める栽培技術。
株式会社キュープ 関西大学発 / 大阪府 吹田市 / 2017年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー きのこ栽培 菌床栽培 アミノ酸 食品
実用化の段階
研究実証販売
2024年1月に阪急うめだ本店で有料販売され、公式サイトは同年の阪急各店での販売告知も掲載している。
2製品
3提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
低価格競争などを背景にきのこ栽培農家が減少するなか、きのこの付加価値を高め、生産者が持続的に生産できる商品をつくること。
どう動くか
菌床(きのこが育つ培地)にD-アラニンを加え、濃度などを調整して栽培する。関西大学の説明では、きのこがD-アラニンをうま味などに関わるL-アミノ酸へ転換し、含有量が増える。特許公報はブナシメジなどでの栽培方法と、対照区に対するアミノ酸増加を記載している。大学は、D-アミノ酸を農産物の生産に応用する世界初の試みと説明している。
できるようになること
アミノ酸や味わいを特徴とするきのこを高付加価値で販売し、生産者の収益機会を広げることを目指す。消費者には、うま味や栄養を特徴とするきのこの選択肢を提供する。
技術の出自:関西大学 化学生命工学部・生命/生物工学分野(酵素工学、微生物のアミノ酸代謝関連酵素の研究)および商学部の「豊茸による新たな価値創造」プロジェクト。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 食用きのこの菌床栽培
- 高付加価値きのこの生産・販売
- ブナシメジ・エノキタケのアミノ酸含有量向上
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
ながの農業協同組合(JAながの) 栽培方法の確立と豊茸ブランドの開発。生産元として公表。 出典
販売提携
株式会社阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店で2024年1月に期間販売。2024年には阪急各店での販売告知も掲載。 出典
特許
3 件 出典
Google Patentsで株式会社キュープ/Ku P Co Ltd等と豊茸関連特許を検索し、確認できた公報・公開番号は3件(国内2件、WO公開1件)。同一ファミリーの分割を含む。Gビズインフォの特許表示は0件。
主な分野食用きのこの栽培培地、きのこ栽培、アミノ酸による栄養強化
共同出願人ながの農業協同組合、関西大学
海外出願True
特許第7555552号「シメジ科又はタマバリタケ科食用キノコの栽培用培地、培地添加剤及び栄養強化方法」 株式会社キュープ / 登録・有効(Google Patents上の表示)。 出典
特許第7756377号「シメジ科又はタマバリタケ科食用キノコの栽培用培地、培地添加剤及び栄養強化方法」(分割出願) 株式会社キュープ / 登録・有効(Google Patents上の表示、2025-10-20登録)。 出典
WO2024034365A1「シメジ科又はタマバリタケ科食用キノコの栽培用培地、培地添加剤及び栄養強化方法」 株式会社キュープ / PCT国際公開。Google Patents上の法的状態表示は ceased。各国移行・権利化の有無は要確認。 出典
会社の規模
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトhoudake.jp