共振器と電磁界解析で、ミリ波材料の特性を測る

マイクロ波・ミリ波帯で誘電体の誘電率・誘電損失や導体の表面抵抗を測る共振器法と、測定値を厳密な電磁界解析で算出するソフトウェア。

サムテック有限会社 埼玉大学発 / 埼玉県 さいたま市中央区 / 2004年設立
研究発の技術 マイクロ波 ミリ波 誘電率測定 誘電損失測定 表面抵抗測定 共振器法
実用化の段階
研究実証販売
埼玉大学の紹介では材料測定ソフトウェアが国内の研究機関・企業数十社に使用され、販売・保守サービスを行うとされる。
6製品
5提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

通信機器や電子デバイスに使う誘電体・導体材料の特性を、マイクロ波・ミリ波帯で高精度に把握し、材料評価や回路設計に必要な測定値を得る。

どう動くか

試料を共振器や導波管に設置し、ネットワークアナライザで共振周波数やQ値などを測定する。試料形状・測定方向・周波数帯に応じた方法を使い、電磁界解析に基づくソフトで誘電特性や導電特性を算出する。埼玉大学の紹介では、扱いやすさと高精度を特徴とする測定法がJIS・IEC規格に制定されたと説明されている。

できるようになること

材料特性を高周波帯で精度よく評価できれば、車載ミリ波レーダーやミリ波通信機器などの基板・部材の開発と性能確認に役立つ。JFCCは車載レーダー等の安全性・快適性・省エネルギー性能向上への寄与を挙げている。

技術の出自:埼玉大学工学部のマイクロ波・ミリ波材料測定研究。埼玉大学発ベンチャーとして、大学での研究成果を事業化。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 車載用ミリ波レーダー向け高周波基板
  • ミリ波無線LAN・PAN向け高周波回路基板
  • 平面フィルタ・平面アンテナ基板材料
  • コンデンサ・誘電体共振器材料
  • 電子材料の誘電特性・表面抵抗の研究開発評価

優位性の主張

大学の発表
大学の紹介によると、独自の測定方法は扱いやすさと高精度を特徴とし、JISおよびIEC規格に制定されている。 出典
第三者の評価
JFCC掲載のSUM-CYLINDERは、80 GHzで比誘電率2~50を±0.2~1.0%、誘電損失10^-3~10^-6を±2~10%の精度で測定するとされる。掲載条件は試料10×10 mm、厚さ約0.1~1 mm。 出典

製品・サービス

販売中
SUM-DISK

3~110 GHz帯の誘電体平板について、厚さ方向の複素比誘電率を測るシステム。 出典

電子材料・基板の研究開発企業、大学・研究機関
販売中
SUM-PLATE

2~40 GHz帯の誘電体平板について、面方向の複素比誘電率を測るシステム。 出典

電子材料・基板の研究開発企業、大学・研究機関
販売中
SUM-CYLINDER

30~80 GHz帯の誘電体平板の面方向特性を測るシステム。JFCC掲載の装置は基本周波数80 GHz。 出典

電子材料・基板の研究開発企業、大学・研究機関
販売中
SUM-ROD

2~30 GHz帯で誘電体円柱試料の円周方向特性や導体平板の表面抵抗・表面比導電率を測るシステム。 出典

電子材料・導体の研究開発企業、大学・研究機関
販売中
SUM-TM0m0

1~30 GHz帯で誘電体丸棒試料の軸方向の複素比誘電率を測るシステム。 出典

電子材料・基板の研究開発企業、大学・研究機関
段階不明
SUMCLOUD-RF CALC

ネットワークアナライザの測定値から誘電特性や表面抵抗を解析するクラウド型計算サービス。月額基本料金型として紹介。 出典

電子基板材料・回路設計・新素材の研究開発者、大学・研究機関

提携先・顧客

顧客
NTTドコモ 企業プロフィールの主要取引先欄に掲載。 出典
顧客
パナソニック株式会社 企業プロフィールの主要取引先欄に掲載。 出典
顧客
京セラ株式会社 企業プロフィールの主要取引先欄に掲載。 出典
顧客
国立研究開発法人物質・材料研究機構 企業プロフィールの主要取引先欄に掲載。 出典
顧客
国立研究開発法人情報通信研究機構 企業プロフィールの主要取引先欄に掲載。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金300万円(2025年度時点) 出典
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトsumtec.biz

大学との関係

大学の認定
埼玉大学 大学教員の研究成果を事業化する目的で設立された、埼玉大学発ベンチャーとして紹介されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:9030002018293
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