透析液を浄化して再循環させ、給排水設備なしの在宅透析を目指す

透析液を装置内で浄化・再循環させ、給排水設備なしで使える在宅向け血液透析技術。

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社 北里大学発 / 神奈川県 相模原市南区 / 2020年設立
研究発の技術 医療機器 血液透析 在宅医療 透析液再循環 吸着フィルター 医療モニタリング
実用化の段階
研究実証販売
NEDO資料は試作機を非臨床・臨床試験に進める段階とし、相模原市の補助事業資料ではブタを用いた透析試験を実施したと記載している。販売開始や薬事承認は確認できない。
1製品
4提携・顧客
6特許
10出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来の在宅血液透析では給排水設備や大型装置が必要で、設置・管理の負担と安全面の懸念が普及の障壁になっている。

どう動くか

透析液を装置内で循環させ、吸着フィルターで尿毒素などを除去する。カリウム等のイオン濃度を監視・制御し、センサーやデータ解析による治療管理も組み合わせる。会社と大学は、給排水インフラを不要にしつつ、在宅でも安全に使いやすい装置を目指すと説明している。性能・安全性の確認と薬事承認は開発途上。

できるようになること

在宅透析の導入・管理負担を下げ、患者の治療場所や生活の自由度を高めることを目指す。給水インフラが整いにくい地域への展開可能性も会社が挙げている。

技術の出自:北里大学 医療衛生学部 医療工学科の臨床工学・血液浄化分野。会社は北里大学の研究成果に基づく技術と説明している。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 在宅血液透析
  • 医療機関による遠隔治療管理
  • 給排水インフラが整いにくい地域での透析

優位性の主張

会社の主張
透析液を装置内で再循環させるため、水道水や給排水配管を使わずに在宅血液透析を行える設計。 出典
会社の主張
カリウム・尿毒素吸着フィルター、インライン監視・制御、患者データ解析を組み合わせる。
会社の主張
JETROの展示会資料では、従来の約300Lに対し水使用量を8Lに減らす目標・説明が掲載されている。測定条件や第三者検証は資料内で確認できない。 出典
第三者の評価
ASCII STARTUPは、透析液再循環ユニットにより不純物を除去して循環させる仕組みを紹介している。これは報道記事による技術紹介で、独立した性能評価ではない。 出典

製品・サービス

研究段階
給排水不要の在宅血液透析装置(製品名未公表)

透析液再循環、吸着フィルター、監視・制御機能を備える在宅向け小型血液透析装置と消耗品。 出典

慢性腎臓病・末期腎不全の患者、透析を管理する医療機関

これまでの歩み 新しい順

2026-05
資金調達
シリーズA(フォースクローズ)。金額は非公表。ほくほくキャピタル株式会社 出典
2026-03
資金調達
シリーズA(サードクローズ)。金額は非公表。トヨタ・コニック株式会社 出典
2026-03
助成
東京都 AMDAP助成(最大額)。6億円 出典
2026-03
受賞
XTC JAPAN「XTC JAPAN 2026 優勝」 出典
2026-03
資本提携
トヨタ・コニック株式会社:第三者割当増資の新規引受先として出資。 出典
2026-01
助成
NEDO DTSU STSフェーズ助成。5億円 出典
2025-12
資金調達
シリーズA(セカンドクローズ)。金額は非公表。京都大学イノベーションキャピタル株式会社、株式会社ちば興銀キャピタルパートナーズ 出典
2025-11
海外
米国:NEDO掲載情報では、海外技術実証としてFDAとのPre-Submission Meetingを実施する計画が記載されている。実施済みかは確認できない。 出典
残りの7件を表示
2025-11
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)STSフェーズ「在宅専用血液透析装置及び消耗品の開発」」 出典
2025-08
資金調達
シリーズA(ファーストクローズ)。3億円。株式会社ロッテホールディングス、JMTCキャピタル合同会社、株式会社エスケーエレクトロニクス、グリーンコア株式会社 出典
2025-08
資本提携
株式会社ロッテホールディングス:シリーズAのリード投資家として出資し、試作機の最終化や前臨床試験、規制協議準備を支援。
2025-03
助成
東京都「先端医療機器アクセラレーションプロジェクト(AMDAP)採択」 出典
2022-09
資金調達
金額は非公表。株式会社ソウ・ツー 出典
2021-07
資金調達
シード。1.39億円。株式会社ケイエスピー、株式会社ケイエスピーの投資ファンド、グリーンコア株式会社 出典
2021-03
受賞
公益財団法人 はまぎん産業文化振興財団「第1回 技術シーズの社会実装化助成金 優秀賞」 出典

提携先・顧客

共同開発
北里大学 大学の研究成果を基盤に、在宅血液透析装置を開発する大学発ベンチャー。 出典
資本提携
株式会社ロッテホールディングス シリーズAのリード投資家として出資し、試作機の最終化や前臨床試験、規制協議準備を支援。
資本提携
トヨタ・コニック株式会社 第三者割当増資の新規引受先として出資。 出典
提携
米国食品医薬品局(FDA) 米国での性能検証・薬事に向けた事前相談を実施または準備中。 出典

特許

6 件 出典
Google Patentsで出願人名(英語名・日本語名)を検索し、調査時に確認できた公開公報を数えた。同一発明のJP/WO公報を含むため、特許ファミリー数・登録特許数とは一致しない。
主な分野透析液・対象液の処理および浄化、血液透析治療の支援・評価、医療データに基づく診療支援・画像表示
海外出願True
WO2024043193A1 対象液処理装置 Physiologas Technologies Inc / 公開・審査状況は公報参照 出典
WO2024166866A1 診療支援システム Physiologas Technologies Inc / WO公報は ceased 表示。各国移行状況は公報参照 出典
WO2024242176A1 Hemodialysis treatment assistance system Physiologas Technologies Inc / WO公報は ceased 表示。各国移行状況は公報参照 出典
WO2025041453A1 診断支援用画像表示装置、対象液浄化装置および対象液浄化システム Physiologas Technologies Inc / 公開。審査状況は公報参照 出典
WO2025177757A1 Target liquid purification apparatus Physiologas Technologies Inc / 公開・Pending 表示 出典
JP2024036898A 対象液浄化装置および対象液浄化方法 Physiologas Technologies Inc / 出願公開・Pending 表示 出典

会社の規模

資本金3.32億円(2026-03-31時点) 出典
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトphysiologas.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-12-31—-1.22億円—2.65億円 出典
2022-12-31—-2.1億円—3.82億円 出典
2021-12-31—-4,913万円—1.01億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
北里大学 大学認定ベンチャー企業の展示資料で、認定大学を北里大学とする企業として掲載されている。 出典
共同研究
北里大学 大学発スタートアップとして紹介され、北里大学の研究成果を基に設立されたと説明されている。 出典

出資者(公開情報で確認できた10社)

事業会社(CVCを含む) 5独立系VC 2銀行・金融機関系 2大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:25件
法人番号:9021001069551
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