光る試薬で便中の菌を見つけ、大腸がんリスクの評価に役立てる
便検体から大腸がんリスクに関連するコリバクチン産生菌を検出する技術。コリバクチンの生合成酵素ClbPに反応する蛍光プローブを用いる。
株式会社アデノプリベント 静岡県立大学発 / 愛知県 名古屋市 / 2019年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー 腸内細菌 蛍光プローブ 便検査 大腸がんリスク検査 天然物化学
買収・子会社化 株式会社ヘルスケアシステムズが同社を子会社と明記し、2026年4月にも検査サービスの新展開が報じられています。
実用化の段階
研究実証販売
大学はアデノプリベントによる3万検体超の検査実績と、2026年3月開始の郵送検査サービスを公表しています。
3製品
3提携・顧客
4特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
便潜血検査などでは捉えにくい、将来の大腸がんリスクに関連するコリバクチン産生菌の保有状況を、便検体から調べることを目指す。
どう動くか
コリバクチン産生菌が持つ酵素ClbPが蛍光プローブの一部を切断すると、蛍光色素が働いて光るため、菌の有無を判定できます。会社は、便検体を使う検査サービスのほか、プローブを使ったハイスループットスクリーニング系も紹介しています。将来のがん発症を確定・予測する診断ではなく、産生菌の検出を通じてリスク評価に用いる検査です。
できるようになること
会社と大学は、検査結果を生活習慣の助言や精密検査の受診につなげる用途を説明しています。大学によると、検査実績は3万検体を超え、2026年には郵送サービスが始まり、受検可能地域が広がりました。
技術の出自:静岡県立大学 薬学部・薬学研究院の生薬学/生薬・天然物化学分野。関連研究プロジェクト「大腸がん予防健診のための簡便法の確立」。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 大腸がんリスクに関連するコリバクチン産生菌の検査
- 医療機関・健診施設での検査受託
- 郵送による便検体検査
- コリバクチン関連の分析・研究、NMR構造解析
- ClbP阻害剤のスクリーニング研究
- 麹菌由来化合物の抗ウイルス研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
販売提携
株式会社ヘルスケアシステムズ 関連会社。検査サービスを共同で提供し、2026年に郵送検査を開始。 出典
販売提携
株式会社LSIメディエンス 臨床検査受託ルートを通じて、コリバクチン検査の受託を開始。 出典
特許
主な分野コリバクチンおよび産生菌の検出、蛍光プローブ、麹菌由来抗ウイルス組成物
海外出願True
特許第7219473号/コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブ(JP) 静岡県公立大学法人 / 登録 出典
US11667945B2/Detection method and detection probe for colibactin and colibactin-producing bacteria Shizuoka Prefecture Public University Corporation / 登録 出典
WO2019044736A1/コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法および検出プローブ 静岡県公立大学法人 / 国際出願公開。国内移行の登録情報は各国公報を参照。 出典
WO2022158602A1/Composition having antiviral activity Adenoprevent Co., Ltd.; University of Shizuoka / 国際出願公開。Google Patentsで法的状態はceasedと表示。 出典
会社の規模
資本金2,100万円 出典
公式サイトadenoprevent.jp
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。