未利用ココナッツなどから室温・15分での燃料製造を目指す

未利用ココナッツやセルロース系廃棄物を原料に、バイオディーゼル燃料(BDF)や持続可能な航空燃料(SAF)を製造する技術。

株式会社グリーンX 大阪府 堺市中区学園町1-1 / 2024年設立
研究発の技術 バイオ燃料 バイオディーゼル 持続可能な航空燃料 共溶媒法 バイオマス資源化 廃棄物リサイクル
実用化の段階
研究実証販売
会社は技術・製品を紹介し、2025年の展示会出展も確認できますが、燃料の販売実績、顧客への納入、商用設備の稼働は公開資料で確認できません。
2製品
1提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

廃棄されるバイオマスを燃料として再利用し、廃棄物処理と化石燃料依存に伴う環境負荷を減らすことを目指しています。

どう動くか

公式サイトは「共溶媒法」と説明し、従来法に比べて低温・短時間で反応させ、石鹸の生成を抑えて油層と生成物を分けやすくすると主張しています。BDFでは従来法を60℃・2時間・149.4 MJ/ℓ、同社法を室温・15分・3.5 MJ/ℓと比較しています。SAFについても水素を使わない室温工程を掲載していますが、反応の詳細や数値の検証条件は公開ページから確認できません。

できるようになること

会社は、廃棄資源を地域の燃料にすることで、廃棄物削減、燃料製造時のエネルギー消費やCO₂排出の低減、地域内で資源とエネルギーを循環させることを目指すと説明しています。

技術の出自:大阪公立大学との共同研究。関連する大学特許として、公立大学法人大阪府立大学名義の脂肪酸アルキルエステル製造技術を確認しましたが、同社技術との直接の関係は公開資料で確認できません。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • バイオディーゼル燃料(BDF)
  • 持続可能な航空燃料(SAF)
  • 物流会社の脱炭素化
  • 自治体の廃棄物削減
  • 廃棄ココナッツ・農業残渣・古紙・木材などの燃料化

優位性の主張

会社の主張
会社は、共溶媒法によりBDFを室温・15分・3.5 MJ/ℓで製造できるとし、比較対象の従来法を60℃・2時間・149.4 MJ/ℓと掲載しています。いずれも会社公表値で、第三者検証は確認できません。 出典
会社の主張
会社は、SAF製造でも共溶媒法なら室温で水素を使わず、エネルギー消費を3.5 MJ/ℓと説明しています。比較条件や独立検証は公開ページで確認できません。 出典
会社の主張
会社は、大阪公立大学との共同研究で確立した「世界唯一」の製造技術と主張しています。 出典
大学の発表
大阪公立大学は、同社を廃棄資源を活用した次世代バイオ燃料の開発企業として大学発ベンチャー一覧に掲載しています。 出典

製品・サービス

研究段階
BDF(バイオディーゼル燃料)

廃棄バイオマス由来のBDF。会社は共溶媒法による製造を掲載しています。 出典

物流会社、自治体、燃料関連事業者など(会社が示す活用シーン)
研究段階
SAF(持続可能な航空燃料)

廃棄バイオマス由来の航空燃料。会社は大阪公立大学との共同研究による製造を説明しています。 出典

航空会社、燃料関連事業者など(会社が示す活用シーン)

提携先・顧客

共同開発
大阪公立大学 バイオ燃料技術の共同研究先として会社が公表。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで社名検索と関連大学のバイオ燃料技術を調査。会社名義の特許は確認できず、大学名義の関連分野の特許ファミリー1件(JP・US・CN・WOの公報)を確認。会社技術との関連は未確認。
主な分野油脂等からの脂肪酸アルキルエステル(BDF原料)の製造方法・製造システム
海外出願True
JP5486589B2「脂肪酸アルキルエステルの製造方法および製造システム」 公立大学法人大阪府立大学 / 登録・有効(Google Patents表示)。GreenXとの権利関係は確認できず。 出典
US8940921B2「Method for producing fatty acid alkyl ester and production system therefor」 Osaka Prefecture University PUC / 登録・有効(Google Patents表示)。GreenXとの権利関係は確認できず。 出典
CN102356147B「Method for producing fatty acid alkyl ester and production system therefor」 Osaka Prefecture University PUC / 登録・有効(Google Patents表示)。GreenXとの権利関係は確認できず。 出典
WO2010106985A1「Method for producing fatty acid alkyl ester and production system therefor」 Osaka Prefecture University PUC / 公開済み国際出願。Google Patentsでは失効表示。GreenXとの権利関係は確認できず。 出典

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトgreenx.co.jp

大学との関係

共同研究
大阪公立大学 会社サイトは、大阪公立大学との共同研究によりバイオ燃料製造技術を確立したと記載。 出典
大学の施設
大阪公立大学 会社サイトに本社所在地としてイノベーションアカデミー スマートエネルギー棟を記載。大学は同棟を企業との共創研究やスタートアップ創出を推進する施設と説明している。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:8件
法人番号:9010001243489
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