少量の実験データから、機能と安定性を高めるタンパク質を設計

人工知能と進化分子工学を組み合わせ、少量の実験データから複数の機能・物性を高めるタンパク質配列を設計する技術。

株式会社レボルカ 東北大学発 / 東京都 文京区 / 2021年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー タンパク質工学 進化分子工学 機械学習 抗体設計 創薬
実用化の段階
研究実証販売
RevoAb®は2026年4月に正式リリースされ公開価格があり、aiProtein®でも企業からの受託研究完了と納品が公表されている。
2製品
5提携・顧客
3特許
6出資者

しくみ

解こうとしている課題

タンパク質の配列候補は膨大で、機能・安定性など複数の特性を同時に高める配列を実験だけで見つけるには、多くの時間と費用がかかる。

どう動くか

標的タンパク質の変異体を作り、一部の配列について機能や物性を実験で測定します。測定値を教師データとして機械学習モデルを作り、候補を順位付けして次に調べる配列を絞り込みます。機能と安定性など、複数の特性を同時に最適化する手法が特許出願されています。会社は少量データでの学習や個別モデル構築を特徴として説明しています。

できるようになること

AMEDの事業説明では、高機能化酵素をmRNA治療と組み合わせ、細胞内での治療効果や薬効の継続性を目指すほか、複雑なタンパク質製剤の開発を避ける可能性を掲げています。産業用酵素や診断などでも、用途に合わせたタンパク質設計への応用が示されています。

技術の出自:東北大学 工学研究科・工学部のタンパク質工学・進化分子工学分野を基盤とする研究成果。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • バイオ医薬品・抗体の機能や物性の最適化
  • 遺伝性疾患を対象とする高機能化酵素mRNA治療薬の研究開発
  • 工業用酵素・化学素材
  • 診断用タンパク質
  • 食品酵素
  • 環境浄化
  • 農業バイオテクノロジー

優位性の主張

会社の主張
少量の配列・機能データから学習し、機能や物性を複数同時に最適化するタンパク質設計技術だと説明している。 出典
大学の発表
約100種類の変異体データを使う機械学習により、複数の機能・物性を同時に向上・改変する手法を開発したと、東北大学・レボルカのAMED事業説明が述べている。 出典
会社の主張
会社は、緑色タンパク質を高輝度黄色タンパク質にする設計例について、従来の研究に30年かかった探索を7日で実現したと紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
aiProtein®

顧客のタンパク質課題に応じ、AIによる設計からタンパク質の作製・評価まで支援する受託研究・共同研究サービス。 出典

製薬・バイオ企業、化学・素材企業、タンパク質を扱う研究機関
販売中
RevoAb®

抗体配列から、発現量や安定性などの改善が期待できる候補配列を最大3つ提案するオンラインサービス。 出典

抗体を研究・開発する企業・研究機関

これまでの歩み 新しい順

2026-07
助成
NEDOポスト5G事業「AI・量子計算融合によるタンパク質高性能化基盤技術の開発」 出典
2026-06
顧客
岩手医科大学:AIタンパク質創製に関する案件を受注したと会社が公表。 出典
2025-11
海外出展
ポルトガル:リスボンで開催予定のPEGS Europe 2025への出展を告知。 出典
2025-08
資金調達
シリーズAエクステンション追加調達(2025年7月投資実行)。2,000万円。七十七キャピタル株式会社 出典
2025-08
融資
七十七銀行融資(2025年7月実行)。1,500万円。七十七銀行 出典
2025-08
融資
商工組合中央金庫からの融資。商工組合中央金庫 出典
2025-06
助成
AMEDスマートバイオ創薬等研究支援事業(東北大学主導、レボルカ分担研究機関) 出典
2025-05
資金調達
シリーズAエクステンション追加調達。2.1億円。D3 LLC、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、株式会社ディープコア
残りの14件を表示
2025-03
顧客
第一三共株式会社:AIタンパク質創製研究を完了し、継続プロジェクトを複数開始。
2024-08
資金調達
シリーズAエクステンション追加調達。1億円。D3 LLC、株式会社ディープコア
2024-07
顧客
積水化学工業株式会社:2024年1月開始の受託研究を同年5月に完了し、期待されるプロダクトを提供。 出典
2024-04
海外提携
米国:La Jolla Institute for Immunologyと次世代ワクチン抗原創出に向けた共同研究を開始。 出典
2024-04
共同開発
La Jolla Institute for Immunology:次世代ワクチンの抗原創出に向けた共同研究を開始。 出典
2024-02
資金調達
シリーズAエクステンション。1.5億円。D3 LLC、株式会社ディープコア、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
2024-01
助成
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO「量子・AIハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」内の量子・AI支援による機能タンパク質最適化技術の研究開発」 出典(Gビズインフォ)
2023-12
助成
NEDO「量子・AIハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」 出典
2023-07
助成
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO先導研究プログラム「AI×ロボティクスによるバイオ分子設計デジタルラボの研究開発」」 出典(Gビズインフォ)
2023-06
共同開発
住友ファーマ株式会社:共同研究契約のマイルストーン達成を公表。 出典
2022-09
海外
米国:マサチューセッツ州ケンブリッジに米国事務所を開設し、公式サイトに所在地を掲載。 出典
2022-05
資金調達
シリーズA。3.5億円。SBIインベストメント株式会社、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
2022-01
資金調達
第2回シードラウンド。6,000万円 出典
2021-06
資金調達
第1回シードラウンド。6,000万円。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社 出典

提携先・顧客

顧客
第一三共株式会社 AIタンパク質創製研究を完了し、継続プロジェクトを複数開始。
顧客
積水化学工業株式会社 2024年1月開始の受託研究を同年5月に完了し、期待されるプロダクトを提供。 出典
共同開発
住友ファーマ株式会社 共同研究契約のマイルストーン達成を公表。 出典
共同開発
La Jolla Institute for Immunology 次世代ワクチンの抗原創出に向けた共同研究を開始。 出典
顧客
岩手医科大学 AIタンパク質創製に関する案件を受注したと会社が公表。 出典

特許

3 件 出典
株式会社レボルカおよび英語名Revolka Ltdを出願人としてGoogle Patentsを検索し、公開された公報3件を確認。公報・関連国別出願を含む検索確認件数であり、全出願数ではない。
主な分野機械学習によるタンパク質配列設計・複数特性の最適化、機械学習による抗体設計
共同出願人東北大学
海外出願True
WO2023048294A1/機械学習によるタンパク質設計法 株式会社レボルカ、東北大学 / WO公開。Google Patents上では国別出願の一部が審査中、WO案件は終了扱い。 出典
WO2023047557A1/機械学習によるタンパク質設計法 株式会社レボルカ、東北大学 / WO出願は終了扱い。関連する別出願群を確認。 出典
WO2024122449A1/機械学習による抗体設計法 株式会社レボルカ、東北大学 / WO公開。各国移行を含む出願情報を確認。 出典

会社の規模

従業員25名(2026-02-28時点) 出典
資本金1億円(2026-01時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトrevolka.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2026-02-28—-1.46億円—2.02億円 出典
2025-02-28—-1.72億円—7,289万円 出典
2024-02-29—-2.46億円—1.2億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
東北大学 東北大学との共同研究契約を締結。公式会社沿革に記載。 出典
共同研究
東京医科歯科大学 共同研究契約を締結。公式会社沿革に記載。 出典
大学の施設
東北大学 東北大学連携ビジネスインキュベータ(T-Biz)の入居企業として掲載。 出典
大学との関係
東北大学 東北大学ベンチャーパートナーズを無限責任組合員とするファンドが出資。大学そのものからの直接出資とは区別して記録。 出典

出資者(公開情報で確認できた6社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 2銀行・金融機関系 1大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:26件
法人番号:9010001217352
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