貿易書類をブロックチェーンで共有し、手続きの進捗を一元管理

ブロックチェーンとAPIを使い、輸出入者・物流会社・金融機関などが貿易書類や手続き情報を共有する業界横断型クラウド基盤。

株式会社トレードワルツ 東京大学発 / 東京都 千代田区 / 2020年設立
技術を使った製品・サービス 貿易DX ブロックチェーン 分散型台帳 B2B SaaS API連携 業務プロセス管理
実用化の段階
研究実証販売
2022年4月に製品版を公開し、商用利用企業と導入事例を公表。
2製品
9提携・顧客
0特許
18出資者

しくみ

解こうとしている課題

貿易では企業・業界をまたぐ書類や連絡が紙、FAX、PDFなどに分散し、転記や確認、保管に時間と費用がかかる。書類不備による手戻りも課題。

どう動くか

各社の業務システムをAPIで接続し、契約・信用状・船積・通関などのデータや書類をTradeWaltz上で共有、保管する。ブロックチェーンを使って記録の改ざんを防ぎ、電子書類の原本性や権利移転の確認を支援する。進捗管理、関係者間の連絡、書類保管も一元化する。会社は、紙やFAXで行っていた書類の受け渡しと各社システムへの転記を減らす仕組みと説明している。

できるようになること

会社や公的機関は、書類関連業務の時間・コスト削減、手続き進捗の可視化、遠隔勤務の支援を説明している。貿易データの企業間・国境間連携が進めば、物流やサプライチェーンの状況把握にも使えるとしている。

技術の出自:東京大学の研究室・研究プロジェクト由来との確認はできず。NTTデータと貿易関連企業13社が2017年に発足した貿易コンソーシアムを起点に、NEDO事業や国内外の実証を経て開発。NTTデータが2020年に会社を設立。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 輸出入契約・信用状・決済・船積・通関手続き
  • 貿易書類の電子共有、保管、照合
  • 輸出入者・物流会社・銀行・保険会社間の業務連携
  • 穀物・油糧種子の輸入手続きと商社・サイロ間の情報共有
  • 貿易プラットフォーム間・各社基幹システムとのデータ連携

優位性の主張

会社の主張
貿易情報共有にブロックチェーンを活用し、電子書類の原本性や改ざん防止を支援すると説明。 出典
会社の主張
過去の実証で貿易業務の効率化を確認。会社発表では44~60%、実証した業態や業務条件により効果は異なる。 出典
第三者の評価
経済産業省は過去の実証調査で、貿易プラットフォーム導入により貿易手続きの業務時間を44%短縮できる効果が示されたとしている。 出典
会社の主張
AI貿易書類照合機能では、P/OとInvoiceのPDFからヘッダー17項目・明細6項目の計23項目を照合すると発表。 出典

製品・サービス

販売中
TradeWaltz

貿易書類、データ、進捗、連絡を一元管理する業界横断型SaaS。API連携にも対応。 出典

輸出入者、商社・メーカー、物流会社、銀行、保険会社など
販売中
TradeWaltz for Grain Importers(TGI)

穀物・油糧種子の輸入向けに、商社とサイロ運用事業者の情報共有や通関書類管理を行う業界横断型プラットフォーム。 出典

穀物・油糧種子の輸入商社、サイロ運用事業者など

これまでの歩み 新しい順

2026-03
受賞
一般社団法人フィジカルインターネットセンター「フィジカルインターネットアワード2026 社会実装部門 優秀賞」 出典
2026-02
助成
経済産業省「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」 出典
2026-02
顧客
株式会社ラクト・ジャパン:社内システム刷新に合わせて導入し、輸入許可書データを活用。 出典
2024-12
助成
経済産業省「貿易プラットフォーム連携による日・中南米SC強靭化実証事業」 出典
2024-12
顧客
AGC株式会社:TradeWaltzを導入し、全社統一貿易システムとの連携を進める。 出典
2024-11
資金調達
金額は非公表。株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行 出典
2024-11
助成
経済産業省「アフリカ等市場活力取り込み事業実施可能性調査事業(AfDX)」 出典
2024-08
助成
残りの15件を表示
2024-02
海外提携
ベトナム:ベトナムFPTのTradeFlatとの協業MoUを締結し、日本・ベトナム間で貿易データ連携を実証。 出典
2023-11
海外顧客
米国:日米間の二輪車部品取引を対象に、輸出手配から輸入通関までの貿易手続き電子化を実証。 出典
2023-09
共同開発
HAKOVO:貿易情報共有と通関手続きのデジタル化を目指す覚書を締結。 出典
2023-07
顧客
富士フイルムロジスティックス株式会社:TradeWaltzを本番利用し、社内業務改革やAPI連携に活用。 出典
2023-05
資金調達
16.5億円。住友商事株式会社、既存株主 出典
2023-02
海外提携
タイ、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド:各国の貿易プラットフォームとの接続を実証し、タイではユーザーを交えたデータ連携実証を完了。 出典
2023-01
資金調達
金額は非公表。丸紅株式会社 出典
2023-01
顧客
ハイケム株式会社:2022年11月からTradeWaltzを利用。 出典
2022-10
顧客
三菱商事プラスチック株式会社:TradeWaltzのファーストユーザーとして導入し、貿易業務で利用。 出典
2022-08
資金調達
9億円。豊田通商株式会社、豊島株式会社、株式会社上組、株式会社フジトランス コーポレーション、三菱倉庫株式会社 出典
2022-02
共同開発
国土交通省港湾局:Cyber PortとTradeWaltzのシステム連携による日本標準の貿易PF構築を目指す。 出典
2021-08
資金調達
9億円。東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、三井倉庫ホールディングス株式会社、株式会社日新、株式会社TW Link 出典
2020-11
資本提携
株式会社NTTデータ:貿易コンソーシアムを主導し、会社を設立した初期出資者。 出典
2020-10
資金調達
21億円。株式会社NTTデータ、三菱商事株式会社、豊田通商株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、兼松株式会社 出典
2018-07
助成
NEDO「IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業」 出典

提携先・顧客

顧客
三菱商事プラスチック株式会社 TradeWaltzのファーストユーザーとして導入し、貿易業務で利用。 出典
顧客
富士フイルムロジスティックス株式会社 TradeWaltzを本番利用し、社内業務改革やAPI連携に活用。 出典
顧客
ハイケム株式会社 2022年11月からTradeWaltzを利用。 出典
顧客
AGC株式会社 TradeWaltzを導入し、全社統一貿易システムとの連携を進める。 出典
顧客
株式会社ラクト・ジャパン 社内システム刷新に合わせて導入し、輸入許可書データを活用。 出典
資本提携
株式会社NTTデータ 貿易コンソーシアムを主導し、会社を設立した初期出資者。 出典
残りの3件を表示
資本提携
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 株主として会社概要に掲載。大学発の研究技術との関係は確認できず。 出典
共同開発
HAKOVO 貿易情報共有と通関手続きのデジタル化を目指す覚書を締結。 出典
共同開発
国土交通省港湾局 Cyber PortとTradeWaltzのシステム連携による日本標準の貿易PF構築を目指す。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金1億円(2026-03時点) 出典
大学との関係関連ベンチャー
公式サイトtradewaltz.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2026-03-31—-7.4億円11.42億円15.45億円 出典
2025-03-31—-7.51億円15.31億円17.92億円 出典
2024-03-31—-11.31億円—27.37億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の出資
東京大学 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)が株主として出資。 出典
大学との関係
東京大学 東大IPCの出資とアドバイザリーボード参画を背景に、TradeWaltz上の許諾データを活用した付加価値サービスを大学と検討すると公表。 出典

出資者(公開情報で確認できた18社)

事業会社(CVCを含む) 14銀行・金融機関系 3大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:34件
法人番号:9010001208789
内容の誤りを知らせる