3Dプリント部品とロボットで、研究室ごとの実験を自動化する

3Dプリンター製の専用アタッチメント、汎用ロボット、制御ソフトウェアを組み合わせ、研究室ごとの実験工程を自動化するラボオートメーション技術。

株式会社QueeenB 東北大学発 / 宮城県 仙台市 / 2022年設立
研究発の技術 ラボオートメーション ロボティクス ロボットアーム制御 3Dプリンティング 画像認識 ノーコード制御
実用化の段階
研究実証販売
会社はコンサルティング、研修、特注システム開発を提供中と案内し、企業との共同開発・導入事例や展示を公表している一方、個別ロボット製品の一般販売開始や価格は確認できない。
6製品
4提携・顧客
0特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

研究者が反復作業に時間を取られ、手技の個人差が再現性を損なう一方、従来の自動化装置は高価で柔軟性に乏しく、導入しにくいという課題。

どう動くか

研究工程を分析し、実験器具に合わせたアタッチメントを設計・製作して、ロボットや既存装置、制御ソフトウェアを統合する。会社は、フローチャート型の画面から研究者がノーコードでワークフローを組めることも説明している。2026年には、研究者の実演から双腕・多指ロボットが実験手技を学ぶ模倣学習のPoCを開始した。

できるようになること

反復作業の自動化や実験データの記録により、研究者が実験計画や結果分析に集中し、研究の効率や再現性を高めることを目指す。小規模な研究室にも導入しやすい研究自動化の普及を掲げている。

技術の出自:東北大学 学際科学フロンティア研究所のラボオートメーション共同研究。研究分野はロボットアーム制御、3Dプリンターによる構造・素材設計を含む研究自動化。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 材料科学・材料評価
  • 製薬・創薬研究
  • バイオテクノロジー・微生物研究
  • 細胞培養・細胞農業・再生医療研究
  • 分析化学・研究機器連携

優位性の主張

会社の主張
汎用ロボットとカスタムアタッチメントの組み合わせにより、従来の自動化システムと比べ導入コストを30〜50%削減できると会社は説明している。比較条件や算定根拠は公開ページに明記されていない。 出典
会社の主張
研究の進展や要件変更に応じて拡張・改良できるモジュール設計と、研究工程に合わせたオーダーメイド対応を特徴としている。 出典
会社の主張
独自のフローチャート型ユーザーインターフェースにより、研究者自身がノーコードで自動化ワークフローを構築できると会社は説明している。 出典
大学の発表
東北大学との共同研究は、3Dプリンターとロボットアームを使い、安価で柔軟なラボオートメーションを目指すものと大学が説明している。 出典

製品・サービス

販売中
オーダーメイド研究自動化システム開発

研究工程に合わせ、装置・ロボット・ソフトウェア・データ基盤を設計・統合し、PoCから導入・運用まで支援する。 出典

大学・研究機関、企業の研究開発部門
販売中
研究開発・ラボ自動化コンサルティング

研究工程を分析し、自動化候補の選定、効果検討、PoC計画や導入ロードマップを作成する。 出典

大学・研究機関、企業の研究開発部門
販売中
R&D向けAI・データ・Physical AI研修

研究テーマやデータを題材に、AI活用やロボットと実験をつなぐ実践的な研修を提供する。 出典

企業・研究機関の研究開発部門
試験導入
微生物コロニーピックシステム

画像処理で微生物コロニーを識別し、ロボットで採取するシステム。BioPhenolicsと共同開発し、展示・開発を公表。 出典

微生物・バイオ研究室、バイオ・医薬品開発事業者
試験導入
細胞継代の培地交換自動化システム

細胞継代工程の培地交換を自動化するシステム。インテグリカルチャーと開発を進め、展示会で紹介した。 出典

細胞農業・再生医療・細胞培養研究の事業者・研究機関
実証
実験手技の模倣学習PoC

研究者の実演から双腕・多指ロボットが材料合成の基礎操作を学ぶ技術。学習成立性、データ・コスト、動作再利用性を検証する。 出典

材料科学の研究機関・企業研究開発部門

これまでの歩み 新しい順

2026-09
実証
東京都:都のPoC Ground Tokyoに採択され、実験手技の模倣学習を約4.5か月間実証。 出典
2026-04
資金調達
金額は非公表。THE SEED株式会社 出典
2025-06
共同開発
インテグリカルチャー株式会社:細胞培養工程向けの自動化プロトコル・培地交換システムの開発で協業し、カルネット®コンソーシアムに参画。 出典
2025-05
認定
経済産業省「経済産業省 DX認定制度」 出典
2025-05
規制・認証
経済産業省 DX認定制度(認定事業者として会社が公表。) 出典
2024-11
共同開発
BioPhenolics株式会社:微生物コロニーピックシステムを共同開発。相手先は培養条件最適化とサンプル実証を担当。 出典
2024-07
共同開発
東北大学 学際科学フロンティア研究所:3Dプリンターとロボットアームを活用したラボオートメーション分野の共同研究。 出典

提携先・顧客

共同開発
東北大学 学際科学フロンティア研究所 3Dプリンターとロボットアームを活用したラボオートメーション分野の共同研究。 出典
共同開発
BioPhenolics株式会社 微生物コロニーピックシステムを共同開発。相手先は培養条件最適化とサンプル実証を担当。 出典
共同開発
インテグリカルチャー株式会社 細胞培養工程向けの自動化プロトコル・培地交換システムの開発で協業し、カルネット®コンソーシアムに参画。 出典
実証
東京都 都のPoC Ground Tokyoに採択され、実験手技の模倣学習を約4.5か月間実証。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金1,600万円(2026-10時点) 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトqueeen-b.com

大学との関係

共同研究
東北大学 東北大学学際科学フロンティア研究所とのラボオートメーション分野の共同研究プロジェクトを開始したと発表。期間は2024年7月から2026年6月までの予定とされている。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

THE SEED株式会社
独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:10件
法人番号:8370001049620
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