超小型衛星で小型衛星の軌道投入や機器の軌道上実証を目指す

自社開発の超小型衛星とフライトソフトウェアを基盤に、衛星の軌道投入や顧客機器の軌道上実証を行う技術・サービス。

テラスペース株式会社 京都大学発 / 京都府 京都市左京区 / 2020年設立
技術を使った製品・サービス 超小型衛星 フライトソフトウェア キューブサット軌道投入 ホステッドペイロード 軌道上実証 宇宙寺院
実用化の段階
研究実証販売
会社はサービスを実証段階と説明し、TATARA-1とTATARA-1Rはいずれも打ち上げ後に軌道投入に至らなかったと公表されている。
3製品
6提携・顧客
4特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

ロケットからの放出だけでは対応しにくい多様な軌道への衛星投入や、宇宙用部品・機器の軌道上実証にかかる費用・期間・機会の制約を解決しようとしている。

どう動くか

自社衛星を軌道上プラットフォームとして使い、キューブサットを衛星から分離して軌道へ投入するほか、顧客の機器を搭載し、衛星側から電源・通信・姿勢制御を提供する。会社は、搭載から分離、初期運用までの支援や、相乗りによる低コスト・短期間の実証機会を掲げている。実証衛星は製造・打ち上げられたが、確認できた2機はいずれも軌道投入に至っていない。

できるようになること

複数の小型衛星を複数の軌道へ投入できれば、会社の説明では総コストや運用機会の損失を抑えられる。顧客が衛星の基本機能を一から用意せずに機器を軌道上で試せるようにし、宇宙利用や部品実証への参入を支援する構想。

技術の出自:京都大学発ベンチャー。宇宙寺院の着想は宇宙工学研究ではなく、ビジネスモデル研究を基にした経営学視点のプロジェクトと説明されている。特定の学部・研究室・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • キューブサットの軌道投入
  • 衛星コンステレーション向け複数軌道への衛星配備
  • 宇宙用部品・材料・デバイスの軌道上実証
  • 科学観測・文化的ペイロードの搭載
  • 宇宙寺院・宇宙供養の構想

優位性の主張

会社の主張
衛星開発から軌道投入、初期運用までを一貫して支援し、複数の衛星を複数の軌道へ投入することでコストと機会損失を削減するとしている。 出典
会社の主張
顧客機器に衛星バスの電源・通信・姿勢制御を提供し、宇宙環境での実証機会を低コスト・短期間で提供するとしている。 出典
第三者の評価
特許庁IP BASEは、宇宙寺院の仕組みを経営学視点から生まれた用途発明として紹介している。 出典

製品・サービス

実証
人工衛星軌道投入サービス

キューブサットを顧客ミッションに合わせた軌道へ投入し、搭載・分離・初期運用を支援する。 出典

キューブサット開発企業、衛星コンステレーション計画者
実証
ホステッドペイロードサービス

顧客の部品・材料・機器を自社衛星に搭載し、軌道上実証や運用を行う。 出典

宇宙用部品・材料・デバイスの開発企業、科学観測・文化的ペイロードの利用者
実証
超小型衛星 TATARA-1 / TATARA-1R

軌道投入・ホステッドペイロード等のサービス基盤を実証する50kg級・70kg級衛星。 出典

衛星・宇宙用機器の開発企業、実証ペイロード利用者

これまでの歩み 新しい順

2025-11
共同開発
株式会社清原光学:TATARA-1R搭載用のマイコンカメラ向け宇宙望遠鏡を共同開発。 出典
2025-09
提携
スペースワン株式会社:TATARA-1Rのカイロス3号機打ち上げ輸送サービス契約を締結。 出典
2023-09
海外特許
米国:地球周回軌道上の人工衛星を利用するサービスに関する米国特許(US11746554B2、US12098563B2)が検索結果で確認できる。海外拠点・海外顧客・海外提携の証拠とは区別した。 出典
2021-02
共同開発
世界遺産 京都 醍醐寺:宇宙寺院の開発・打ち上げに向け業務技術提携し、運用等を協力。 出典
2020-12
資金調達
金額は非公表。パワースター株式会社 出典

提携先・顧客

共同開発
世界遺産 京都 醍醐寺 宇宙寺院の開発・打ち上げに向け業務技術提携し、運用等を協力。 出典
提携
スペースワン株式会社 TATARA-1Rのカイロス3号機打ち上げ輸送サービス契約を締結。 出典
共同開発
株式会社清原光学 TATARA-1R搭載用のマイコンカメラ向け宇宙望遠鏡を共同開発。 出典
共同開発
黒崎播磨株式会社 TATARA-1R搭載用宇宙望遠鏡の共同開発に参加。 出典
共同開発
株式会社戸畑製作所 TATARA-1R搭載用宇宙望遠鏡の共同開発に参加。 出典
共同開発
株式会社クリスタル光学 TATARA-1R搭載用宇宙望遠鏡の共同開発に参加。 出典

特許

4 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォで法人番号に紐づく特許4件を確認(同サイトの2013〜2022年収録範囲)。Google Patentsで個別照合できたのは主に1ファミリーで、JP・WO・USの同族出願を含む。
主な分野地球周回軌道衛星を利用した複数利用者向けサービス提供システム、人工衛星からメッセージに応じたエネルギーを指定方向へ放出するサービス
海外出願True
JP2020016635A / JP6990458B2「地球周回軌道上の人工衛星を利用して複数のユーザにサービスを提供するコンピュータシステム、その方法およびプログラム」 Terra Space Inc. / 登録(Google Patents表示)。同族にJP2024208699A(審査中)等あり。 出典
PCT/JP2021/003723 / WO2021157568A1「Computer system providing service to multiple users using satellites in earth orbit, and method and program executed by computer system」 Terra Space Inc. / 国際公開。各国段階の状況は個別確認が必要。 出典
US17/796,970 / US11746554B2「Computer system providing service to multiple users using satellites in earth orbit」 Terra Space Inc. / 登録(Google Patents表示)。同族にUS18/357,230 / US12098563B2等あり。 出典

会社の規模

従業員8名(2026-07時点) 出典
資本金2,370万円(2026-09時点) 出典
公式サイトterraspace.jp

大学との関係

大学の施設
京都大学 会社発表で、本社所在地を京都大学国際科学イノベーション棟のベンチャーインキュベーションセンター(KUViC)内と記載。過去の入居・施設利用を確認した。現在の入居や共同研究、ライセンス、大学からの出資は確認できなかった。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

パワースター株式会社
事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:12件
法人番号:8130001066276
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