河川や農業用水の落差で発電し、地域主導の小水力事業をつくる

河川や農業用水の落差を使う小水力発電と、地域主導の発電事業づくり。電力需給管理システムの提供は確認できなかった。

さとやまエネルギー株式会社 グロービス経営大学院発 / 長野県 松本市
専門サービス・地域の事業 小水力発電 再生可能エネルギー 地域エネルギー 発電事業開発
実用化の段階
研究実証販売
ながわ小水力発電所は、ながわエネルギー合同会社を通じて2022年1月に営業運転を開始し、グリーンコープでんきの電源に組み込まれた。
3製品
3提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

山間地域にある未利用の水資源を活用し、自然環境との調和に配慮しながら地域のエネルギー事業や新たな地域価値につなげる。

どう動くか

水が落ちる際の位置エネルギーで水車を回し、発電機で電気に変える。巨大なダムを新設せず、既存の河川や水路などの水資源を利用する。会社は地点選定から運転後の保守まで、地域が主導できる事業モデルを提供すると説明している。独自の発電装置や需給管理技術の説明は確認できなかった。

できるようになること

会社は、小水力発電を地域資源を活用する事業と位置づけ、地域の雇用や地域内の資金・関係性の循環につなげることを目指す。乗鞍高原計画では、発電電力を地域内に供給する構想が公表されたが、2025年に松本市が脱炭素先行地域を辞退しており、計画の実施状況には変更がある。

出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 河川・農業用水・既存砂防堰堤を活用した小水力発電
  • 地域主導の再生可能エネルギー事業の開発・運営
  • 地域内への再生可能エネルギー供給構想

優位性の主張

会社の主張
地点選定から運転開始後の保守までを扱い、地域の方が主導できる小水力発電事業モデルを提供すると説明している。 出典
会社の主張
小水力発電事業の過程で生まれた関係性を活かし、地域資源を地域外へ流通させ、地域内に循環する事業機会をつくることを目指す。 出典

製品・サービス

販売中
地域主導型小水力発電事業

水資源の地点選定、調査・設計、地域との合意形成、発電所の整備・運営や保守に関わる事業。 出典

地域団体、自治体、発電事業者など(個別の契約顧客は公表情報から確認できず)
販売中
ながわ小水力発電所(ながわエネルギー合同会社)

松本市奈川で砂防堰堤を利用して発電し、グリーンコープでんきの電源として営業運転。 出典

グリーンコープでんき、および同社の電力利用者
提供終了
小大野川小水力発電計画(乗鞍高原)

小大野川での発電計画。市の資料では計画の資金繰りや期間要件が課題となり、脱炭素先行地域の辞退が公表された。 出典

当初構想では乗鞍高原内の家庭、宿泊施設、公共施設、事業所など

これまでの歩み 新しい順

2025-07
規制・認証
乗鞍高原の小水力発電計画(環境調査等を実施。松本市は2025年に脱炭素先行地域を辞退すると公表。個別の許認可取得状況は確認できず) 出典
2022-01
顧客
グリーンコープでんき:ながわ小水力発電所の電力を電源に組み込み、2022年1月から営業運転・売電。 出典
2022-01
規制・認証
ながわ小水力発電所に関する砂防法・河川法などの申請許可(申請許可を経て、2022年1月に営業運転開始と公表) 出典
2016-01
共同開発
一般社団法人グリーンコープでんき:ながわエネルギー合同会社を通じて、ながわ小水力発電所を共同事業として運営。 出典

提携先・顧客

共同開発
一般社団法人グリーンコープでんき ながわエネルギー合同会社を通じて、ながわ小水力発電所を共同事業として運営。 出典
顧客
グリーンコープでんき ながわ小水力発電所の電力を電源に組み込み、2022年1月から営業運転・売電。 出典
提携
松本市 乗鞍高原の小水力発電計画で、環境調査や事業計画について連携。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金2,850万円(2025-09-30時点) 出典
大学との関係関連ベンチャー
公式サイトsatoyama-e.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-09-306,448万円1,283万円7,080万円1.33億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
グロービス経営大学院 グロービス経営大学院の公式発表が、同社をグロービスの支援を受けた小水力発電スタートアップの事例として紹介。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:8100001026902
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