イオンビームで試料を削りながら、水素など元素の深さ分布を調べる

二次イオン質量分析法(SIMS)を用い、試料表面や深さ方向の元素を分析する磁場型ダイナミックSIMSと、その小型化・水素分析向け装置の開発。

ゼネラルシムスサービス株式会社 北海道大学発 / 神奈川県 横浜市 / 2022年設立
研究発の技術 二次イオン質量分析(SIMS) 磁場型質量分析 ダイナミックSIMS 水素分析 小型分析装置 宇宙資源探査
実用化の段階
研究実証販売
保守・修理や部品販売は事業として案内されている一方、次世代装置は北海道大学との基礎研究、小型SIMSは試作開発中とされている。
3製品
3提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

汎用質量分析計の高コストや大型・重量の制約を抑えつつ、水素の局所分析や月面資源探査に使える分析装置を実現すること。

どう動くか

試料にイオンビームを当て、表面から飛び出した二次イオンを質量分析して元素を調べる。ダイナミックSIMSは試料を掘り進めながら分析するため、深さ方向の分布や水素を調べられる。同社は北海道大学と次世代装置の基礎研究を進め、水素分析に特化した装置や月面探査向け小型化を目指している。

できるようになること

同社は、低コストの水素分析装置が半導体・電子部品・材料の研究開発を支え、将来の小型SIMSが月面での水素検出や水資源探査に役立つことを目指している。

技術の出自:北海道大学との共同研究。研究分野はSIMS・質量分析装置の基礎研究。大学の学部・研究プロジェクト名は公開資料で確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 宇宙探査・月面資源探査
  • 半導体・電子部品の材料分析
  • 水素脆化など金属材料の水素分析
  • ナノテクノロジー・医薬・バイオ分野の分析
  • 環境科学・研究開発

優位性の主張

会社の主張
従来の高コストな汎用質量分析計に比べ、低コストで用途に特化した次世代磁場型ダイナミックSIMSを開発・製造すると説明している。 出典
会社の主張
水素分析専用モデルを開発し、ダイナミックSIMSは水素の局所分析に高感度・安定して対応する一般的な元素分析法だと主張している。 出典
会社の主張
試作中の小型SIMSは従来装置の5分の1~10分の1の軽量化を目指すと、クラウドファンディングの説明で掲げている。 出典

製品・サービス

研究段階
水素分析専用SIMS(磁場型ダイナミックSIMS)

水素の局所分析に特化したSIMS。会社は専用モデルを開発済みとし、低コスト製品の提供を目指す。 出典

半導体・電子部品・材料・研究機関などの分析需要者
実証
小型SIMS(月面探査向け試作装置)

月面試料の水素検出と水資源探査を目指す小型SIMSの研究開発。 出典

宇宙機関・宇宙探査関連の研究機関
販売中
SIMS保守・点検・修理

SIMS分析装置の保守、点検、修理と関連部品・消耗品の製造販売。 出典

SIMSを保有する大学・研究機関・企業

これまでの歩み 新しい順

2025-07
認定
神奈川県「経営革新計画承認(ヒーター低温動作と安定電流を両立する高効率SIMS用セシウムイオンソースの開発)」 出典

提携先・顧客

共同開発
国立大学法人北海道大学 次世代質量分析装置の基礎研究・分析技術開発を共同で実施。 出典
共同開発
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 北海道大学が進める分析技術開発の共同研究先として公表。 出典
共同開発
日東電工株式会社 北海道大学が進める分析技術開発の共同研究先として公表。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金1,300万円(2024-09時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトg-sims-s.co.jp

大学との関係

共同研究
北海道大学 SIMS関連の分析技術開発について共同研究を実施したとJSTの事業報告に記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:4件
法人番号:8020001148424
内容の誤りを知らせる