バイオエタノール由来のエチレンを、触媒でプロピレンに変える

バイオエタノール由来のエチレンを独自のゼオライト触媒でプロピレンに変換するETP(Ethylene To Propylene)技術。

iPEACE223株式会社 東京科学大学発 / 東京都 中央区 / 2023年設立
研究発の技術 ゼオライト触媒 ETP反応 バイオマス化学 バイオプロピレン 触媒再生 脱炭素
実用化の段階
研究実証販売
2025年5月に川崎ベンチプラントが稼働し、技術実証と顧客向けサンプル提供に使われていると報道されている。商用販売開始は確認できない。
1製品
5提携・顧客
0特許
4出資者

しくみ

解こうとしている課題

化石資源由来のプロピレン製造はCO₂排出が多く、脱炭素化が課題。バイオ由来原料を使ったプロピレン製造技術の確立を目指す。

どう動くか

エタノールを脱水してエチレンを作り、ゼオライト触媒でプロピレンへ直接変換する。反応で劣化した触媒を水素で再生し、連続運転を目指す。会社は高選択性・高収率と触媒再生を特長としているが、公開ページに性能値の具体的条件は示されていない。

できるようになること

日本化薬は、同技術で工程のエネルギー換算CO₂排出量を石油由来工程の約3分の1にできると説明。実用化すれば、プラスチック・化学繊維原料や燃料のバイオマス由来化につながるとしている。

技術の出自:東京工業大学(現・東京科学大学)総合研究院のゼオライト触媒研究分野。東京工業大学すずかけ台キャンパスで触媒性能向上と製造スケールアップの検討を実施。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • バイオプロピレンの製造
  • プラスチック・合成繊維・化学品原料の脱炭素化
  • バイオプロパン/LPG代替燃料の製造

優位性の主張

会社の主張
独自のゼオライト触媒でエチレンからプロピレンを直接製造し、水素を使った再生を組み合わせて安定した連続製造を目指す。 出典
第三者の評価
従来の多段階製法の変換効率課題に対し、独自触媒でワンステップかつ高効率に生成でき、エネルギー換算CO₂排出量は石油由来工程の約3分の1と説明。 出典

製品・サービス

試験導入
ETP触媒プロセス/バイオプロピレン製造技術

バイオエタノール由来エチレンを触媒でプロピレンに変換するプロセス。ベンチプラントで技術実証・サンプル製造を進める。 出典

石油化学・化学品メーカー、燃料事業者

これまでの歩み 新しい順

2025-06
資金調達
プレシリーズA2。3億円。三菱重工業株式会社、ジクシス株式会社、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI3号投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合) 出典
2025-06
資本提携
三菱重工業株式会社:プレシリーズA2で出資。 出典
2024-09
資金調達
プレシリーズA。2.3億円。日本化薬株式会社、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI3号投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合) 出典
2024-09
共同開発
日本化薬株式会社:触媒の量産化・工業化に向けた共同研究開発。2024年度に本格化。 出典
2024-09
資本提携
日本化薬株式会社:iPEACE223に出資し、共同研究開発を推進。 出典
2024-09
資本提携
ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社:運営ファンドを通じて複数ラウンドで出資し、事業戦略等を支援。 出典
2023-12
資金調達
金額は非公表。ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI3号投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素投資事業有限責任組合) 出典
2023-09
認定
東京工業大学「東京工業大学発ベンチャー第156号の称号」 出典

提携先・顧客

共同開発
日本化薬株式会社 触媒の量産化・工業化に向けた共同研究開発。2024年度に本格化。 出典
資本提携
日本化薬株式会社 iPEACE223に出資し、共同研究開発を推進。 出典
資本提携
三菱重工業株式会社 プレシリーズA2で出資。 出典
資本提携
ジクシス株式会社 プレシリーズA2で出資。 出典
資本提携
ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社 運営ファンドを通じて複数ラウンドで出資し、事業戦略等を支援。 出典

特許

公開情報では確認できていない。
主な分野ゼオライト触媒、エチレンからプロピレンへの転換、触媒再生

会社の規模

大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトipeace223.com

大学との関係

大学の認定
東京工業大学(現・東京科学大学) 東工大発ベンチャーに認定された旨を公表。東京科学大学の認定ベンチャー一覧ではT156号として掲載。 出典
共同研究
東京工業大学(現・東京科学大学) 大学キャンパス内に研究開発拠点を置き、教員の協力を得て触媒性能向上と触媒製造スケールアップの予備検討を実施。大学教員との共同研究に関する記載も確認。 出典

出資者(公開情報で確認できた4社)

事業会社(CVCを含む) 3独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:8010001237426
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