健診データを見える化し、アプリと保健指導で生活改善を支援する

健診・生活習慣データを見える化し、アプリと保健指導者の支援でメタボリックシンドローム対策の行動変容を促す技術。医療機器プログラムも開発中。

株式会社メドミライ 東京大学発 / 東京都 文京区 / 2021年設立
研究発の技術 デジタルヘルス 行動変容支援 認知行動療法 特定保健指導 医療機器プログラム 生成AI
実用化の段階
研究実証販売
特定保健指導向け健康支援サービスは2021年11月に提供を開始し、日立健康保険組合で採用されたと公表されている。治療用医療機器プログラムは別途開発段階で、登録治験は中止となっている。
3製品
6提携・顧客
0特許
4出資者

しくみ

解こうとしている課題

メタボ該当者や予備群が健康リスクを把握しにくく、生活習慣改善を続けにくいことや、保健指導者の業務負荷・属人化を解決しようとしている。

どう動くか

東京大学COIが開発したMIRAMEDは、健診結果や生活習慣アンケートなどから健康状態や関連疾患リスクを図式化し、認知行動療法に基づく個別の情報や目標、アドバイスをアプリで提示する。利用者は活動状況を記録し、指導担当者と共有できる。遠隔面談やチャットにも対応する。別途、医師用ウェブアプリと患者用アプリで生活データを記録・共有し、診療間の指導を支援する医療機器プログラムを開発している。

できるようになること

会社・共同開発者は、データに基づく個別化指導と業務支援により、保健師の負担軽減や健康施策の改善を目指すと説明している。健康寿命の延伸や医療費抑制への貢献も掲げているが、これらの社会的効果が実証済みとは確認できない。

技術の出自:東京大学センター・オブ・イノベーション(COI)「自分で守る健康社会」拠点。東京大学大学院工学系研究科 個別化保健医療講座などの研究成果。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 特定保健指導
  • メタボリックシンドロームの予防・重症化予防
  • 生活習慣病患者の診療間の生活管理支援(開発中)
  • 自治体の健康課題分析と予防・健康づくり施策の支援

優位性の主張

会社の主張
健診結果や生活習慣データの可視化、目標・活動状況の共有、指導者の助言を一体化して、生活習慣改善の継続と行動変容を促すと説明している。 出典
会社の主張
2025年に公表した共同開発の分析基盤では、特定の検査項目の組み合わせによる対象者集計を、従来16時間かかっていた作業から2分に短縮したと説明している。対象の集計作業に関する値であり、他業務全般の性能を示すものではない。 出典
大学の発表
東京大学COIの研究成果を基盤に、メタボのリスク可視化技術を社会実装することを目指している。 出典

製品・サービス

販売中
健康支援サービス(MIRAMED)/遠隔特定保健指導

健診・生活習慣データをアプリで可視化し、保健指導者との目標共有、助言、遠隔面談・チャットを支援する。 出典

健康保険組合などの医療保険者、特定保健指導を実施する組織。利用者はメタボ該当者・予備群。
研究段階
MED MIRAI(管理指導用治療アプリケーション)

患者用スマートフォンアプリと医師用ウェブアプリで生活情報を記録・管理し、個別化した評価・助言と診療間の支援を行う医療機器プログラム。 出典

メタボを基盤とする高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満症の患者と医療機関。
試験導入
生成AIを活用したヘルスケア分析基盤

健診・医療データをダッシュボードで可視化し、生成AIが分析や個別指導文案の作成を支援する基盤。 出典

自治体、医療保険者、健診機関。

これまでの歩み 新しい順

2025-09
共同開発
株式会社日立システムズ:MIRAMEDを使う健康支援サービスや、生成AI分析基盤の開発・提供で協働。 出典
2025-09
共同開発
神奈川県:匿名化KDBデータを使う健康分析基盤の研究開発に参加。 出典
2025-05
規制・認証
遠隔特定保健指導の研究(MIRAMEDを活用した遠隔特定保健指導後のアプリ継続利用等を検証する研究参加者募集が公表されている。) 出典
2024-06
助成
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「行動変容促進アプリ(MIRAMED)による予防・健康づくりに関する研究開発(AMED採択課題)」 出典
2024-06
提携
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED):MIRAMEDを用いた予防・健康づくりの研究開発課題を採択。 出典
2024-05
規制・認証
MED MIRAI管理指導用治療アプリの医師主導治験(METABO試験、jRCT2032230459)(第III相として登録されたが、2024年5月28日に中止。公開情報では未承認と記載。) 出典
2023-08
顧客
日立健康保険組合:MIRAMEDを活用したメタボ重症化予防プログラムを採用。 出典
2023-06
海外提携
シンガポール:シンガポール法人ARKRAY & PARTNERS Pte. Ltd.が、2023年の追加資金調達に投資家として参加。海外拠点や海外顧客の運営情報は確認できず。 出典
残りの6件を表示
2023-06
資金調達
追加出資。9.4億円。小野デジタルヘルス投資合同会社、ARKRAY & PARTNERS Pte. Ltd.、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、i-nest capital株式会社 出典
2023-06
資本提携
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社:東大COIの成果の社会実装を目的に出資設立を支援し、追加出資も公表。 出典
2022-02
資金調達
シード出資。金額は非公表。東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、i-nest capital株式会社 出典
2022-01
資金調達
AOI1号ファンド追加支援決定。1.5億円。東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 出典
2021-11
資金調達
AOI1号ファンド支援決定。5,000万円。東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、i-nest capital株式会社 出典
2021-11
規制・認証
健康支援サービス(MIRAMED)(提供開始時の公表では疾病の診断・治療・予防を目的としないサービスとされている。医療機器承認・認証の取得は確認できず。) 出典

提携先・顧客

顧客
日立健康保険組合 MIRAMEDを活用したメタボ重症化予防プログラムを採用。 出典
共同開発
株式会社日立システムズ MIRAMEDを使う健康支援サービスや、生成AI分析基盤の開発・提供で協働。 出典
共同開発
神奈川県 匿名化KDBデータを使う健康分析基盤の研究開発に参加。 出典
共同開発
東京大学 MIRAMEDの研究成果を基盤とし、個別化保健医療や分析基盤の研究開発で協働。 出典
資本提携
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 東大COIの成果の社会実装を目的に出資設立を支援し、追加出資も公表。 出典
提携
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) MIRAMEDを用いた予防・健康づくりの研究開発課題を採択。 出典

特許

公開情報では確認できていない。
主な分野メタボリックシンドローム複合疾患に関する特許化の言及(個別公報未特定)

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトmedmirai.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-03-31—-1.46億円—3.1億円 出典
2023-03-31—-1.8億円—3.54億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
東京大学 東京大学COIの研究成果を基盤に設立され、医療機器プログラム等の社会実装を進める東大発ベンチャーとして紹介されている。 出典
大学の施設
東京大学 会社所在地として東京大学南研究棟アントレプレナーラボが公表されている。 出典
共同研究
東京大学 神奈川県、日立システムズ、メドミライ、東京大学が、未病の見える化・改善に関する連携協力合意に基づく取り組みと研究開発事業を推進。 出典

出資者(公開情報で確認できた4社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 1大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:15件
法人番号:8010001218153
内容の誤りを知らせる