遺伝子やタンパク質を解析し医療や研究に提供する

次世代シーケンサーと質量分析を用いてゲノム、遺伝子発現、タンパク質、代謝物などを解析・統合し、医療や研究向けのオミックス解析を提供する技術。

株式会社iLAC 茨城県 つくば市 / 2012年設立
専門サービス・地域の事業 ゲノム解析 次世代シーケンサー 全ゲノムシーケンス オミックス解析 トランスクリプトーム解析 エピゲノム・メチル化解析
実用化の段階
研究実証販売
2017年から次世代シーケンシング受託を開始し、現在も複数の受託解析を案内しているほか、筑波大学附属病院等とゲノムドックを実施している。
6製品
10提携・顧客
1特許
5出資者

しくみ

解こうとしている課題

患者や研究対象ごとのゲノム・分子情報を活用し、疾患リスクや病態の把握、治療法・薬剤の選択、創薬標的の探索に役立てること。

どう動くか

DNAやRNAの配列を次世代シーケンサーで読み取り、タンパク質や代謝物の測定結果と合わせて解析する。全ゲノム、遺伝子パネル、RNA、メチル化、空間解析などの受託解析に加え、ロボットによる検体前処理や多次元マーカーの統合解析を行う。筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センターとの連携を基盤に、個人や疾患の特徴を多角的に捉える。

できるようになること

会社は、個人に応じた治療・予防の選択、新たな治療標的の発見、健康長寿や医療費抑制への貢献を目指すと説明。ゲノムドックでは、疾患リスク情報を専門家が解釈して本人に報告する取り組みが行われている。

技術の出自:筑波大学発ベンチャー。筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センターを基盤とするゲノム先端医療、がんゲノム・エピゲノム、先天性代謝疾患などの研究分野。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 個別化精密医療・ゲノム医療
  • 遺伝性疾患・がん等のゲノム解析
  • 創薬標的・バイオマーカー探索
  • 大学・企業の基礎研究、臨床研究、治験支援
  • ウイルス全ゲノム解析・下水疫学
  • 女性の健康・フェムテック領域の研究開発

優位性の主張

会社の主張
ゲノム、遺伝子発現、ゲノム構造、プロテオーム、メタボロームを扱い、多次元マーカーによる病態評価と統合解析を提供すると説明している。 出典
会社の主張
2021年開始の新型コロナ全ゲノム解析受託サービスでは、自動前処理により精度を約40倍、処理能力を約30倍に高め、1日最大6,000検体を解析可能と発表した(発表記載の比較条件による)。 出典
大学の発表
筑波大学は、附属病院等とiLACが連携して行うゲノムドックについて、ゲノム情報を専門家が評価して健康管理に役立つ情報を共有する国内初の取り組みと説明している。 出典

製品・サービス

販売中
次世代シーケンシング・オミックス解析受託

全ゲノム、全エクソーム、遺伝子パネル、RNA、マイクロバイオーム等の解析を受託。 出典

大学・研究機関、医療機関、製薬・診断関連企業など
販売中
代謝産物解析サービス

質量分析等を用いて代謝物を解析し、オミックス研究・病態評価を支援。 出典

大学・研究機関、医療機関、企業
試験導入
ゲノムドック

全ゲノム解析を行い、専門家の評価を経て疾患リスク等を報告する共同研究・臨床研究。 出典

健常者・受診者。筑波大学附属病院等の複数機関と実施
販売中
新型コロナウイルス全ゲノム解析受託サービス

PCR陽性検体を対象に、ロボット自動前処理を用いてウイルス全ゲノムを解析。 出典

自治体、研究機関など
販売中
ロングリード、メチル化、空間解析、遺伝子発現解析

ロングリードやメチル化、空間解析、遺伝子発現検査などの専門解析サービス。 出典

医療機関、大学・研究機関、企業
研究段階
フェムテック共同研究開発

遺伝子解析と日用品開発を組み合わせ、女性の健康課題に対応するサービスを共同開発。 出典

女性の健康課題に関するサービス利用者、共同開発企業

これまでの歩み 新しい順

2025-10
資金調達
シリーズBエクステンション。金額は非公表。株式会社日本政策投資銀行、Ichigo Ventures株式会社、ストーク合同会社 出典
2025-10
採択
株式会社日本政策投資銀行「DBJスタートアップ・イノベーションファンドによるiLACへの投資」 出典
2025-10
共同開発
株式会社ユニ・チャーム:女性の健康課題に対応するフェムテックサービスの共同研究開発契約。 出典
2023-11
海外提携
Twist BioscienceのNGS ProLab認定サービスプロバイダーとして掲載。 出典
2021-03
共同開発
筑波大学附属病院:ゲノムドック等のゲノム解析・臨床研究を共同実施。 出典
2021-03
共同開発
北海道大学:塩野義製薬等と下水中SARS-CoV-2の自動解析体制構築に向けたMOUを締結。 出典
2021-01
提携
株式会社クレコン:オミックス解析研究受託等に関する業務提携を公表。 出典
2020-11
助成
日本医療研究開発機構(AMED)。委託先機関は筑波大学「ウイルス等感染症対策技術開発事業「ヒト型汎用ロボットを中心とした新興再興感染症PCR検査と全ゲノムシーケンス解析の包括的自動化」」 出典
残りの7件を表示
2020-03
資金調達
島津製作所との資本業務提携。金額は非公表。株式会社島津製作所 出典
2020-03
資本提携
株式会社島津製作所:資本業務提携。解析サービスの営業支援や分析技術面で連携。 出典
2020-01
資金調達
伊藤忠商事との資本業務提携。金額は非公表。伊藤忠商事株式会社 出典
2020-01
資本提携
伊藤忠商事株式会社:全ゲノム解析事業に関する資本業務提携。 出典
2019-10
共同開発
慶應義塾大学病院:PleSSision-exome検査を他機関と開始したと沿革に記載。 出典
2019-10
規制・認証
衛生検査所登録(茨城県 登録番号67)(登録済み。保険診療等の臨床サンプル解析に対応) 出典
2012-08
共同開発
筑波大学:大学発ベンチャーとして認定。プレシジョン・メディスン研究、ゲノムドック等で連携。 出典

提携先・顧客

共同開発
筑波大学 大学発ベンチャーとして認定。プレシジョン・メディスン研究、ゲノムドック等で連携。 出典
共同開発
筑波大学附属病院 ゲノムドック等のゲノム解析・臨床研究を共同実施。 出典
共同開発
慶應義塾大学病院 PleSSision-exome検査を他機関と開始したと沿革に記載。 出典
資本提携
伊藤忠商事株式会社 全ゲノム解析事業に関する資本業務提携。 出典
資本提携
株式会社島津製作所 資本業務提携。解析サービスの営業支援や分析技術面で連携。 出典
共同開発
北海道大学 塩野義製薬等と下水中SARS-CoV-2の自動解析体制構築に向けたMOUを締結。 出典
残りの4件を表示
共同開発
ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社 ロボット自動前処理とNGS解析を組み合わせた感染症解析で連携。 出典
共同開発
塩野義製薬株式会社 北海道大学等と下水疫学によるSARS-CoV-2解析の社会実装を目指すMOU。 出典
共同開発
株式会社ユニ・チャーム 女性の健康課題に対応するフェムテックサービスの共同研究開発契約。 出典
提携
株式会社クレコン オミックス解析研究受託等に関する業務提携を公表。 出典

特許

1 件 出典
iLAC公式沿革記載の特許番号をGoogle Patentsで照合。法人番号連携のgBizINFOは2013〜2022年の収録範囲で1件を表示。公報上の出願人は東洋鋼鈑株式会社で、iLAC自身の権利帰属は確認できない。
主な分野ゲノム関連サービスのサーバ装置・サービス提供システム、ゲノム情報と提供者・利用者を結ぶ情報管理、バイオインフォマティクス
海外出願True
特許第6980240号「サーバ装置及びサービス提供システム」 東洋鋼鈑株式会社(Google Patents記載。iLAC公式沿革は特許番号を「ゲノム情報価値交換サービス特許」として掲載) / 日本で登録、Google Patents表示はActive。公報上の出願人とiLACとの権利関係は確認できず 出典
WO2019224971A1(JP6980240B2の国際公開公報) 東洋鋼鈑株式会社 / 国際公開。各国での登録・権利状況は別途確認が必要 出典

会社の規模

資本金3.56億円(2025-08時点) 出典
公式サイトi-lac.co.jp

大学との関係

大学の認定
筑波大学 筑波大学発ベンチャーとして紹介されている。 出典
共同研究
筑波大学 筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センターと特別共同研究事業契約を締結。現在も同センターの共同研究参画企業として掲載。 出典

出資者(公開情報で確認できた5社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 2銀行・金融機関系 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-04
このページの出典:20件
法人番号:8010001148680
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