蛍光X線でコンクリートの塩分を測り、位置ごとに可視化
蛍光X線によるコンクリート塩分測定と、AR・SLAMによる測定位置の表示や結果の可視化を組み合わせたインフラ点検技術。高温用圧電センサや3D可視化技術も開発する。
株式会社XMAT 宮城県 仙台市 / 2019年設立
研究発の技術 蛍光X線分析 拡張現実(AR) 複合現実(MR) SLAM インフラ点検 圧電センサ
実用化の段階
研究実証販売
InfraScopeはデモや郡山市での実証試験、国土交通省の技術カタログ掲載が確認できるが、公開情報から販売実績や価格は確認できなかった。
4製品
8提携・顧客
7特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
コンクリートの塩害調査は、従来、削孔や試料分析に日数を要し、測定結果と位置の記録にも手間がかかる。高温設備では、従来の水晶センサが高温で不安定になる課題もある。
どう動くか
塩分調査では、ウェアラブルグラスに測定位置の格子を表示し、ハンディ型蛍光X線分析計で各点を測定する。データはInfraScopeで地図化し、ARのヒートマップとして現場に重ねて表示する。会社によれば1点の測定は約30秒。LiDARとカメラによるSLAMを使い、複雑な形状でも測定位置とデータを結び付ける。別分野では、300℃超でも使える圧電結晶センサの開発を進めている。
できるようになること
会社・大学の説明では、塩分調査を従来の試料採取・分析から現場での非破壊測定へ移し、測定位置と結果を可視化することで点検・報告を効率化する。センサ技術は高温プロセスの監視への応用を目指す。
技術の出自:東北大学 未来科学技術共同研究センターの研究開発シーズ。インフラ点検技術は日本大学工学部などとの共同開発。高温圧電センサは東北大学の結晶・センサ研究に関連。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 橋梁・トンネル等コンクリート構造物の塩害調査
- インフラ点検データの位置記録・可視化
- 災害時の施設状況共有、3Dデジタルツイン
- 半導体製造等の高温プロセス計測
- XR・画像解析AI等の受託開発
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2025-01
助成
宮城県「令和7年度 みやぎ環境関連研究開発等支援事業補助金「コンクリートがら由来の未反応分セメント回収技術開発」」
2024-12
実証
株式会社櫻エンジニアリング:郡山市の支援補助金を活用したインフラ点検システムの実証に協力。
2024-04
規制・認証
国土交通省 NETIS 登録(TH-220006)/点検支援技術性能カタログ掲載(技術番号 BR020043)(登録・掲載。技術情報としての登録で、製品の法的承認を示すものではない。) 出典
提携先・顧客
共同開発
株式会社エビデント ハンディ型蛍光X線分析計を用いるインフラ塩分調査技術を共同開発。 出典
共同開発
株式会社復建技術コンサルタント インフラ塩分調査・点検支援システムを共同開発。 出典
共同開発
JFEエンジニアリング株式会社 MR技術を活用したプラント検査員向け教育システムを共同開発。 出典
実証
株式会社櫻エンジニアリング 郡山市の支援補助金を活用したインフラ点検システムの実証に協力。
提携
東日本高速道路株式会社 インフラ点検システムの共同執筆・技術紹介に参加。 出典
特許
主な分野圧電振動子・センサ素子、膜厚センサ、結晶成長、画像・構造物の可視化、視線追跡
特許第7337339号/膜厚センサ素子(特願2019-054225) 株式会社XMAT / 登録 出典
特開2021-013133/振動子およびセンサ素子(特願2019-127477) 株式会社XMAT、国立大学法人東北大学 / 出願中(Google Patents表示) 出典
特開2021-190933/振動子およびセンサ素子(特願2020-096710) 株式会社XMAT、国立大学法人東北大学 / 出願中(Google Patents表示) 出典
特開2022-166912/可視化装置および方法(特願2021-072323) 株式会社XMAT、国立大学法人東北大学 / 出願中(Google Patents表示) 出典