水と超臨界二酸化炭素で、コーヒーや茶葉をデカフェにする
超臨界二酸化炭素や水を使い、素材から有用成分を抽出・分離・精製する技術。受託開発から試作品製造、受託生産まで対応する。
しくみ
解こうとしている課題
成分の抽出・分離で広く使われる有機溶媒には、溶媒分離、廃液処理、残留溶媒などの環境・安全面の課題がある。また、国内でデカフェ加工できる設備が少なく、海外加工品への依存が課題だった。
どう動くか
二酸化炭素を温度と圧力で超臨界状態にすると、液体に近い密度で素材に浸透し、成分を溶かして取り出せる。デカフェでは原料を水で湿らせてから超臨界CO2に接触させ、カフェインを抽出。CO2からカフェインを分けた後、CO2を循環再利用し、原料を乾燥させる。同社は有機溶媒を使わず水とCO2で処理する独自プロセスを、コーヒー豆や茶葉に実用化している。
できるようになること
会社は、水やCO2を使う処理によって有機溶媒を使わない抽出・分離を進め、CO2の再利用や国内加工によるトレーサビリティ向上、納品までの輸送期間短縮を目指すとしている。コーヒーや茶葉以外の素材開発・資源利用にも受託技術を提供する。
技術の出自:名古屋大学大学院の超臨界流体技術に関する研究成果。研究分野は超臨界流体を用いた抽出・分離・精製。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 食品素材の抽出・精製
- コーヒー生豆のデカフェ加工
- 緑茶・紅茶・抹茶など茶葉のデカフェ加工
- 機能性素材の回収・不純物除去
- 材料リサイクルや有機溶媒代替プロセスの開発
- 大学・研究機関やメーカー向けの試験、試作、スケールアップ
優位性の主張
製品・サービス
超臨界流体を使う抽出・分離・精製について、適用性試験、プロセス実証、試作、スケールアップ、受託生産を支援する。 出典
超臨界CO2と水を使ってコーヒー生豆からカフェインを除去する受託加工。会社サイト記載の最小ロットは生豆7kg。 出典
緑茶、碾茶、紅茶などを対象に、試験・試作後に条件を調整してカフェインを除去する受託加工。 出典
三重県産碾茶をGREEN DECAF PROCESS®で加工したデカフェ抹茶。公式通販で20g缶と50g袋を販売。 出典
GREEN DECAF PROCESS®で加工したコーヒー豆・焙煎豆。公式通販で自社ブランド商品を扱うが、一部商品は販売休止・在庫状況により変動する。 出典
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。