機械学習でCAE計算を予測し、設計シミュレーションを速める
CAEの計算結果を機械学習で予測し、流体・熱流体などのシミュレーションを高速化する技術。主力製品はRICOS Lightning。
株式会社RICOS 東京都 千代田区 / 2006年設立
技術を使った製品・サービス AI-CAE 機械学習 グラフニューラルネットワーク IsoGCN 数値流体力学 熱流体解析
実用化の段階
研究実証販売
2022年4月に正式リリースされ、2025年にはダイキン工業が圧縮機設計向けに導入したと公表されている。
1製品
2提携・顧客
1特許
10出資者
しくみ
解こうとしている課題
複雑な形状のCAE解析は計算に時間がかかり、メッシング作業や多数の設計案の評価にも工数と費用がかかる。
どう動くか
既存のCAE解析データを学習したモデルで、新しい形状や条件の結果を予測する。独自アルゴリズムIsoGCNはグラフニューラルネットワークを基礎とし、3Dメッシュを直接扱い、物理現象の特性を組み込むことで複雑な形状や形状変化への対応を目指す。会社は、対象条件によっては計算を100倍以上高速化でき、数日かかる計算を数分に短縮した実績があると説明している。
できるようになること
会社は、解析時間やメッシング工数を減らして設計案の比較を増やし、製品設計の効率化や性能向上につなげることを目指している。
技術の出自:東京大学アントレプレナー道場での受賞を契機に、科学計算関連技術の開発を開始。技術分野はCAE、機械学習、計算科学。特定の学部・研究室・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 自動車の空力解析
- 圧縮機内部の冷媒流れ解析
- 電子部品の熱解析
- ガスの熱流体解析
- 機械・製造業の設計検討
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2025-07
資金調達
シリーズA3(第三者割当増資)。3.8億円。XTech Ventures株式会社、株式会社mint、DRONE FUND株式会社、UT創業者の会LLP、山梨中銀経営コンサルティング株式会社、株式会社広島ベンチャーキャピタル 出典
2025-03
海外出展
ドイツ:公式記事によると、2025年3月31日から4月4日までハノーバーメッセ2025に出展した。
2023-10
資金調達
シリーズA2。4億円。株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ、株式会社常陽キャピタルパートナーズ、株式会社mint、DRONE FUND株式会社、UT創業者の会LLP、プロメテックグループ株式会社 出典
提携先・顧客
顧客
ダイキン工業株式会社 圧縮機設計の効率化に向けてRICOS Lightningを導入。 出典
特許
主な分野機械学習によるCAEシミュレーション結果予測、3D形状・メッシュ処理
特許第6845364号「情報処理システム、情報処理方法及びプログラム」 株式会社科学計算総合研究所(現・株式会社RICOS) / 登録 出典
会社の規模
大学との関係
大学との関係
東京大学 会社沿革によると、東京大学アントレプレナー道場での受賞を機に、科学計算関連技術の開発を開始した。 出典
出資者(公開情報で確認できた10社)
株式会社DGベンチャーズプロメテックグループ株式会社株式会社mintDRONE FUND株式会社XTech Ventures株式会社株式会社常陽キャピタルパートナーズ山梨中銀経営コンサルティング株式会社株式会社広島ベンチャーキャピタル株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズUT創業者の会LLP*
事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 3銀行・金融機関系 3大学系(大学VC・大学) 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。