分子の振動と電子の影響を可視化し、機能性材料の設計を助ける

京都大学発の振電相互作用密度(VCD)理論と独自ソフトウェアを使い、機能性材料の分子構造を解析し、狙った機能に向けた分子設計を支援する。

株式会社MOLFEX 京都大学発 / 京都府 京都市 / 2018年設立
研究発の技術 振電相互作用密度理論 Vibronic Coupling Density 計算化学 量子化学 分子設計 機能性材料
実用化の段階
研究実証販売
会社インタビューで、化学・電機・自動車メーカー等を顧客とするコンサルティングを提供し、取引先が増えていると説明している。
3製品
5提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

求める機能と分子構造の関係が見えにくく、材料開発で多数の実験・計算や試行錯誤が必要となる課題に取り組む。

どう動くか

分子内の電子と原子核の振動の相互作用を計算し、その影響が分子構造のどこに強く現れるかを密度として可視化する。これにより、発光や電気伝導などの機能を妨げる箇所を特定し、どの構造を変えればよいかの設計指針を示す。大量の実験データに頼らず、構造と機能の関係を説明できると同社は説明している。

できるようになること

分子構造と機能の関係を理論に基づいて説明し、材料開発の設計指針を示す。京都府は新材料開発の迅速化・低コスト化を支援すると紹介し、NEDO資料はソフトウェア化による効率的な材料開発への貢献を掲げている。

技術の出自:京都大学 福井謙一記念研究センター 理論研究部門。振電相互作用密度理論を基盤に、京都大学GAPファンドの支援を経て事業化。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 有機EL発光材料
  • 有機熱電変換材料
  • 半導体超微細加工材料
  • 機能性分子の発光・電気伝導・劣化機構の解析
  • 染料・色素などの分子設計
  • 医薬品候補の薬理活性解析への応用可能性

優位性の主張

会社の主張
振電相互作用密度を解析し、従来の分子設計では経験に頼っていた材料設計を理論・計算に基づいて行えると説明している。 出典
会社の主張
大量の実験データを必要とせず、構造と機能の関係や、望む機能に向けた分子設計の理由を示せるとしている。 出典

製品・サービス

販売中
受託分子設計・解析コンサルティング

VCD理論と独自ソフトウェアで分子を解析し、機能性材料の設計や課題解決を支援する。 出典

化学・電機・自動車・材料メーカー、研究機関
実証
分子設計支援ソフト「molfexTM」

機能性分子の阻害要因解析や分子設計を支援するソフトウェア。 出典

材料・化学メーカー、大学・研究機関
研究段階
有機EL向け青色発光材料・有機熱電変換材料

自社の分子設計技術を使って開発中の機能性材料。 出典

材料・電子デバイス関連企業

これまでの歩み 新しい順

2025-02
助成
第25回ニュービジネス助成金 優秀賞。100万円 出典
2025-02
受賞
池田泉州銀行「第25回ニュービジネス助成金 優秀賞」 出典
2024-07
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEP躍進コース「分子設計支援ソフト『molfexTM』の開発および販売」」 出典
2023-03
共同開発
九州大学:発光ラジカル材料の研究グループにMOLFEXが参加し、共同研究成果を公表。 出典
2017-04
助成
京都大学「京都大学GAPファンドプログラム採択」 出典

提携先・顧客

共同開発
株式会社東レリサーチセンター 劣化反応機構の解明に関する共同研究としてNEDO資料に掲載。 出典
共同開発
九州大学 発光ラジカル材料の研究グループにMOLFEXが参加し、共同研究成果を公表。 出典
共同開発
産業技術総合研究所 発光ラジカル材料の共同研究グループとして成果発表に記載。 出典
共同開発
東京理科大学 発光ラジカル材料の共同研究グループとして成果発表に記載。 出典
共同開発
ダラム大学 発光ラジカル材料の共同研究グループとして成果発表に記載。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで社名・英語名および京都大学名義の関連分子設計・発光材料公報を検索した範囲の確認数。会社名義の出願は見つからず、京都大学名義の関連公報2件を記録。
主な分野有機EL発光材料、機能性分子、振電相互作用を用いた材料設計
海外出願True
JP2021125999A / JP7769361B2「化合物、発光材料および有機発光素子」 国立大学法人京都大学 / 登録(Google Patents表示。2025-11-13登録公報) 出典
WO2021117809A1「発光材料、有機発光素子および化合物」および対応するJP2023007515A 国立大学法人京都大学 / WO出願は失効表示。対応する日本出願は審査中表示。 出典

会社の規模

従業員8名 出典
資本金260万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトmolfex.com

大学との関係

大学との関係
京都大学 京都大学で研究された振電相互作用密度理論を用いた分子設計技術の社会実装を目的に設立された京大発スタートアップとして紹介されている。 出典
大学との関係
京都大学 京都大学のインキュベーションプログラム採択課題一覧に、同社に関係する機能性分子開発の事業化課題が掲載されている。 出典
調査日:2026-10-04
このページの出典:9件
法人番号:7130001063019
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