胸の心電センサーで心拍の変化を捉え、てんかん発作の予知を目指す

心拍変動(HRV)を連続解析し、てんかん発作の兆候を検知して本人や周囲に知らせるウェアラブル機器とアプリの開発技術。

クアドリティクス株式会社 京都大学・名古屋大学発 / 京都府 京都市下京区 / 2018年設立
研究発の技術 医療機器 プログラム医療機器 てんかん 心拍変動解析 ウェアラブル心電計 機械学習
実用化の段階
研究実証販売
発作予測デバイスの実装試験を含む臨床研究が登録されている一方、会社は製品を開発版とし、日本で未承認・未認証・未届出かつ販売・臨床使用不可と説明している。
1製品
4提携・顧客
1特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

発作の起きる時刻が予測できないため、てんかん患者が事故や受傷への不安を抱える課題に対し、事前に兆候を知らせることを目指す。

どう動くか

胸部のウェアラブル心電センサーで心拍間隔の変化を取得し、スマートフォン上で連続解析して、発作前の兆候とされるパターンを検出・通知する構想。会社は、医療水準のセンシング、長時間データ解析、発作前の予知、携帯可能な解析エンジンを独自技術として掲げる。製品とアプリは開発版で、会社は日本で未承認・未認証・未届出、販売・臨床使用不可と説明している。

できるようになること

会社は、発作前の通知によって患者や周囲が安全策を講じられるようにし、患者のQOL向上や自己管理につなげることを目指している。

技術の出自:京都大学大学院情報学研究科のAI・データ解析、熊本大学の医用工学を起点とする。名古屋大学を代表機関とするAMED研究「心拍変動解析によるてんかん発作予知AIシステムの研究開発」に参画。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • てんかん発作兆候の検知・事前通知
  • ウェアラブル心電・心拍変動モニタリング
  • てんかん患者の安全確保と自己管理支援

優位性の主張

会社の主張
会社は、独自性を自律神経の細かな変化を捉えるHRV解析に置き、センシング・長時間解析・発作前の予知・携帯可能な解析を組み合わせると説明している。 出典
会社の主張
心拍変動を常時モニタリングし、異常を解析して通知する発作予知プログラム医療機器として開発中。会社は2023年に優先審査等の対象品目に指定されたと発表した。 出典

製品・サービス

実証
心拍変動解析に基づくてんかん発作警告機(仮称)/ウェアラブルセンサー・コンパニオンアプリ

胸部センサーで心電・HRVを連続取得し、スマートフォンアプリで発作兆候の解析・通知を行う開発中のシステム。 出典

てんかん患者、医療機関(開発目標として示されている。販売実績は確認できず)

これまでの歩み 新しい順

2026-03
提携
日本光電工業株式会社:MedTech ROUNDでマッチング。約3か月の事業化検討を行う予定。 出典
2025-05
資金調達
シリーズA。3億円。ライフタイムベンチャーズ合同会社、京都キャピタルパートナーズ株式会社、XTech Ventures株式会社 出典
2024-11
海外
オーストラリア、米国:NEDOの国際展開事業で、豪州での臨床研究や薬事戦略の策定、米国での薬事承認・保険償還を目指す計画が示されています。 出典
2024-09
助成
ディープテック・スタートアップ支援事業(STSフェーズ)。2.99億円 出典
2024-08
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「ディープテック・スタートアップ支援事業(STS)「ウェアラブルてんかん発作兆候検知システムの国際展開」」 出典
2023-12
規制・認証
第二種医療機器製造販売業許可(許可番号28B2X10042)(2023-12-21取得。クラスIIまでの医療機器を製造販売できる事業許可であり、開発中製品自体の承認ではない。) 出典
2023-03
規制・認証
心拍変動解析に基づくてんかん発作警告機(仮称)の優先審査等対象品目指定(2023-03-29指定。医療機器の承認取得を示すものではない。会社の英語製品ページでは、日本で未承認・未認証・未届出、販売・臨床使用不可と説明。) 出典
2021-03
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「医工連携・人工知能実装研究事業「心拍変動解析によるてんかん発作予知AIシステムの研究開発」」 出典
2021-03
共同開発
名古屋大学:AMED研究の代表機関として、HRV解析による発作予知AIシステムを共同研究。 出典

提携先・顧客

共同開発
名古屋大学 AMED研究の代表機関として、HRV解析による発作予知AIシステムを共同研究。 出典
共同開発
京都大学 HRV解析による発作予知研究・技術開発に参画。 出典
共同開発
熊本大学 HRV解析による発作予知研究に医用工学分野で参画。 出典
提携
日本光電工業株式会社 MedTech ROUNDでマッチング。約3か月の事業化検討を行う予定。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで出願人名Quadlytics Inc.を検索し、確認できた会社名義の特許ファミリー数。JP・WO・USの各公報を1件のファミリーとして集計。
主な分野衣服に取り付けた複数の布電極による心電波形測定、生体電気信号の計測・処理
海外出願True
心電波形測定システム及び心電波形測定方法(JP6474471B1、WO2019054492A1、US11504044B2) Quadlytics Inc. / 日本・米国は登録・有効表示、WO出願は失効表示(Google Patentsの法的状態表示。法的判断ではない) 出典

会社の規模

資本金300万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトquadlytics.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-03-31—-2,116万円1.1億円2.18億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
名古屋大学 名古屋大学発ベンチャーの称号授与制度の対象企業として掲載されています。 出典
共同研究
名古屋大学 名古屋大学を中心とする研究グループとの共同研究に関連し、同社の開発中のてんかん発作警告機が優先的な審査等の対象品目に指定されたと大学が発表しています。 出典
大学との関係
京都大学 京都大学の研究成果を基にしたベンチャー創出を支援する「KYOTO発起業家育成プログラム」から創業した企業として、京都高度技術研究所が紹介しています。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

独立系VC 2銀行・金融機関系 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:15件
法人番号:7130001061526
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