5秒の脈波から自律神経を推定し、疲労やストレスを数値化

脈波・心拍変動を解析し、自律神経の活動やバランスを数値化して疲労・ストレスの評価に用いる技術。

株式会社疲労科学研究所 大阪府 大阪市淀川区 / 2005年設立
研究発の技術 自律神経機能評価 心拍変動解析 脈波センシング 疲労・ストレス測定 ローレンツプロット解析 ヘルスケア機器
実用化の段階
研究実証販売
VM302は2013年に販売を開始し、2016年時点で病院・大学・企業への販売実績180台と報道され、現在も複数の製品ページで購入・問い合わせを案内している。
6製品
5提携・顧客
9特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

疲労やストレスは主観だけでは評価が難しいため、生体信号を使って状態を客観的に把握し、健康管理や疲労対策に役立てる。

どう動くか

指先や耳、指輪型センサーなどから脈波や心電信号を取得し、心拍間隔の変動を解析して自律神経の活動量・バランスを表示する。会社はローレンツプロット法と独自モデルにより、従来の周波数解析では難しかった5秒間のデータから副交感神経活動を推定する技術も公表している。VM600/MF100では脈波と心電波を同時に取得し、基準データと照合して疲労・ストレス指標を算出する。

できるようになること

会社は、医療・健康・産業分野で疲労の理解や対策、安全管理を進めることを目指している。トラック運行管理では、体調や走行データを活用した安全運行管理の取り組みに関与している。

技術の出自:文部科学省研究班、大阪市立大学21世紀COEプログラム「疲労克服研究教育拠点の形成」における疲労研究。大阪大学大学院医学系研究科との共同出願特許もある。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 疲労・ストレスのセルフチェックと健康管理
  • 企業の産業保健・ストレス評価
  • 医療機関・大学での疲労研究
  • スポーツや運動、休息時の自律神経変化の確認
  • 睡眠・仕事・学習中の自律神経活動のモニタリング
  • 運輸事業者の運転者の健康管理・安全運行管理

優位性の主張

会社の主張
会社は、ローレンツプロット法を用いて自律神経機能を5秒間の計測から評価できると説明している。 出典
会社の主張
会社は、脈波と心電信号を同時測定するVM302について、測定精度の向上と短時間解析を特徴としている。
第三者の評価
村田製作所は、VM600/MF100で自社のセンサーと疲労科学研究所の解析アルゴリズム・基礎データを組み合わせ、疲労・ストレス度を可視化すると紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
VM302 疲労・ストレス測定システム

指先から脈波と心電信号を測定し、心拍変動を解析して自律神経指標や疲労・ストレスの評価結果を表示する。 出典

医療機関、大学、企業など
販売中
VM600 / MF100

脈波・心電波を取得し、アプリで疲労・ストレス指標を表示する小型健康管理デバイス。VM600とMF100は同一機種。 出典

家庭、調剤薬局、スポーツクラブ、企業
販売中
MiKuHa-FSL

耳たぶの脈波を計測し、周波数分析により自律神経機能指数を算出する健康機器・分析ソフト。 出典

健康関連事業者、研究・検証を行う企業など
販売中
VM700-FyRing

指輪型脈波センサーのデータから自律神経活動・バランスを解析し、スマートフォン等に表示する非医療機器。 出典

健康管理や行動生理の連続モニタリングを行う個人・事業者
研究段階
VM700-FyRing 簡易バージョン

簡単な問診と睡眠時間入力後、指輪型センサーで60秒計測する一般向けアプリを開発中。 出典

一般利用者
販売中
疲労・ストレス関連商品のエビデンス創出・機器検証支援

自律神経測定器等を用いて、関連商品の科学的エビデンス創出や機器開発時の検証・実証実験を支援する。 出典

疲労・ストレス関連商品の開発企業

これまでの歩み 新しい順

2024-12
提携
ロジスティード株式会社:同社の安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」の開発・維持に疲労科学研究所が関与。 出典
2017-01
認定
神奈川県「ME-BYO BRAND認定」 出典
2015-03
助成
中小企業・大学等連携共同研究開発事業の補助金 出典
2015-01
助成
公益財団法人三菱UFJ技術育成財団「自律神経測定技術による客観的疲労評価システムを用いた医療機器の開発 研究開発助成金」 出典
2015-01
受賞
関西アーバン銀行「関西アーバン銀行賞」 出典
2014-03
助成
コンソーシアム研究開発補助金 出典
2014-01
受賞
健康科学ベストセレクションズ2014 出典
2014-01
認定
大阪市「大阪トップランナープロジェクト認定」 出典
2008-01
認定
経済産業省近畿経済産業局「新連携事業計画認定」 出典

提携先・顧客

共同開発
株式会社村田製作所 脈波・心電波を同時測定する疲労ストレス計を共同開発。MF100を製造。 出典
提携
ミズノ株式会社 同社の脈波センサー「MiKuHa」をMiKuHa-FSLの計測機器として使用。 出典
共同開発
MedVigilance株式会社 同社のスマートリングFyRingをVM700-FyRingの計測器として使用。 出典
共同開発
株式会社FMCC VM700-FyRingで同社開発の自律神経解析ソフトを利用。 出典
提携
ロジスティード株式会社 同社の安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」の開発・維持に疲労科学研究所が関与。 出典

特許

9 件 出典
公式サイトの取得特許一覧を確認し、同社が出願人または共同出願人として掲載された9件を計上。公式一覧には第三者名義の関連特許も含まれるため、全保有権利数ではない。
主な分野自律神経機能評価、疲労・ストレス判定、心拍変動解析、脈波・心電信号処理、疲労バイオマーカー、近赤外分光による慢性疲労評価
特許第7579600号 自律神経評価装置、自律神経評価方法及びプログラム 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第7579601号 自律神経評価装置、自律神経評価方法及びプログラム 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第6670413号 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第6501941号 疲労判定装置、疲労判定方法及びプログラム 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
残りの5件を表示
特許第6550440号 自律神経評価装置、自律神経評価方法、プログラム及び記録媒体 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第6126220号 生体状態推定装置 株式会社村田製作所、株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第5491749号 疲労度の判定処理システム 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第5455071号 自律神経機能年齢の判定システム及び判定方法 株式会社疲労科学研究所 / 登録 出典
特許第4961579号 近赤外分光を用いた慢性疲労症候群診断法および装置 株式会社疲労科学研究所、国立大学法人大阪大学 / 登録 出典

会社の規模

資本金7,165万円 出典
公式サイトfatigue.co.jp

大学との関係

大学との関係
大阪市立大学 会社公式の沿革によると、大阪市立大学21世紀COEプログラム(2004〜2008年)の疲労研究から生まれた研究成果・知的財産を社会実装する目的で、2005年に同社を設立。 出典
大学との関係
大阪大学 疲労の近赤外分光診断法の特許について、株式会社疲労科学研究所と国立大学法人大阪大学が共同出願人として記載されている。 出典
共同研究
大阪市立大学 2006年の疲労定量化・疲労回復効果測定システムの産学連携開発事業に、同社と大阪市立大学大学院医学研究科COEプログラムが構成者として参加。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:17件
法人番号:7120001122048
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