凧で浮かせた風車の回転を地上へ伝え、高空の風で発電を目指す
凧などで浮揚させた風車の回転力をテザーで地上へ伝え、発電機を地上に置く空中風力発電技術。
株式会社TMIT 東京都立産業技術高等専門学校・神奈川工科大学発 / 東京都 台東区 / 2007年設立
研究発の技術 空中風力発電 高空風力 テザー 垂直軸風車 航空宇宙工学 再生可能エネルギー
実用化の段階
研究実証販売
大学と共同研究の公開報告に風洞試験・フィールド試験および試作機の発電実績がある一方、販売・導入実績は確認できませんでした。
2製品
3提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
地上付近の乱れやすい風を避け、高空の風力を利用しながら、風車を支える大型支柱や基礎に頼らず設置・移動できる発電システムを目指す。
どう動くか
凧やグライダーで垂直軸風車を上空に浮かせ、ループ状のテザーで地上の発電機につなぐ方式が研究されています。別方式の渦巻き型風車では、複数の剛性リングと斜めに張った柔軟な線材でトルクを伝えます。2019年の報告では、凧で浮揚した試験機が定格30Wの発電機で31Wを発電しました。これはフィールド試験の結果で、商用性能を示すものではありません。
できるようになること
大学の説明では、高空風力の活用により、地上風車で課題となる不安定な風、大型化、騒音などを抑える発電方式を目指しています。継続運用や発電量の拡大には、浮揚の安定化や制御などが残る課題です。
技術の出自:東京都立大学(旧・首都大学東京)の航空宇宙工学・テザー技術に関する研究、および神奈川工科大学の高空風力発電研究。高空風力発電研究会や風工学研究拠点の共同研究でも開発。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 空中風力発電
- 高空風力を利用した再生可能エネルギー
- 凧・グライダー浮揚型の発電システム
- 航空宇宙工学・テザー技術の応用
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
Windswept and Interesting Limited 渦巻き型風力発電機をTMITと共同開発。 出典
共同開発
前田建設工業株式会社 東京都公立大学法人とともに風力タービン装置の特許を共同出願。 出典
特許
3 件 出典
社名(株式会社TMIT、TMIT&Co.)および関連大学名義の特許をGoogle Patents等で検索。確認できた関連公報3件を記録し、大学名義の2件は会社紹介記事で関連特許として挙げられたもの。
主な分野凧浮揚式風力タービンのトルク伝達、宇宙構造物のテザー展開、テザー張力調節
共同出願人前田建設工業株式会社、東京都公立大学法人
会社の規模
大学との関係研究成果ベンチャー