原本を保つ注記レイヤーと数理最適化で、文書確認や業務計画を支援する

PDF原本を変更せず透明な注記レイヤーに書き込みを重ねる技術と、複雑な制約条件を数理最適化で解く業務計画支援技術。

株式会社TransRecog 東京都立大学発 / 東京都 港区 / 2017年設立
技術を使った製品・サービス PDF注記 ドキュメントレイヤー デスクトップソフトウェア 数理最適化 勤務表最適化 業務計画支援
実用化の段階
研究実証販売
AxelaNoteはライセンスを販売中で、日産自動車などの導入事例が公表されている。加えて、AI最適化による勤務表作成システムも吹田市水道部で本格導入済み。
3製品
6提携・顧客
2特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

PDFを印刷して手書きし、再スキャンする手間や、原本を変更できない文書に注記しにくい課題を解く。数理最適化は、複数条件を伴う勤務表・人員配置などの計画作成にかかる時間と属人化を抑える。

どう動くか

AxelaNoteはPDF本体に書き込まず、文字・手書き・図形などを別のレイヤーとして保存し、必要に応じて原本と統合して出力する。会社は、編集や注釈が制限されたPDFにも書き込め、原本を保てる点を特許技術による特徴としている。AI最適化ソリューションは、必須条件と評価軸を数理モデルにし、勤務表などの実行可能な案や確認箇所を出力する。最終確認・調整は人が行う。

できるようになること

PDF注記では、印刷・配布・スキャンの工程や紙の使用を減らし、原本を保持したまま書類確認や図面審査を進められる。数理最適化では、実導入先の勤務表作成時間が月あたり2~3日から約2時間になったと会社が公表している。

技術の出自:東京都立大学発ベンチャー。特定の学部・研究分野・研究プロジェクトとの技術移転関係は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • PDF帳票・申請書への記入
  • 建築・土木・製造図面の確認と朱書き
  • 研修資料・授業資料への注記
  • 原稿・校正資料のレビュー
  • 勤務表・人員配置・作業工程などの計画最適化
  • 道路の通行止め計画の確認

優位性の主張

会社の主張
AxelaNoteは、PDF原本の上に別の透明レイヤーを重ねる方式で、原本を変更せず、注釈・編集が制限されたPDFにも書き込める。会社は「世界初」と主張している。 出典
会社の主張
数理最適化で条件を満たす案と評価値、確認箇所を提示し、最終判断は人が行う設計としている。 出典
会社の主張
吹田市水道部の1か月分の勤務表作成を、従来の2~3日程度から約2時間に短縮したと会社が公表している。 出典
第三者の評価
IT Leadersは、PDFの上に透明シートを重ねて書き込むAxelaNoteの仕組みと、新版の機能を紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
AxelaNote(アクセラノート)

Windows用PDF注記ソフト。原本を保ったまま、文字・手書き・図形を重ねて保存・出力できる。 出典

PDF帳票・図面・教材・校正資料を扱う企業、自治体、教育機関、個人
販売中
AI最適化ソリューション

数理最適化で勤務表・人員配置・作業計画などの案を作成し、確認箇所を提示する業務支援。 出典

自治体、公共インフラ、製造現場など、制約の多い計画業務を持つ組織
実証
首都高 通行止め計画確認支援ツール

Excel形式の計画表と基準データを照合し、通行止め計画の不整合や確認箇所を抽出するツール。 出典

道路管理者・交通インフラ事業者

これまでの歩み 新しい順

2026-09
海外
AxelaNoteが英語オンラインメディア「World Magazine」で紹介されたと会社が公表。海外法人・顧客・提携先は確認できず。 出典
2026-06
顧客
吹田市水道部:AI最適化による勤務表作成システムを本格導入。 出典
2026-04
認定
東京都「令和8年度東京都トライアル発注認定制度」 出典
2026-04
実証
首都高速道路株式会社:通行止め計画調整業務の確認支援ツールを実証。 出典
2026-02
実証
三原市:AxelaNoteを使った建築・土木図面の審査業務を実証。 出典
2021-04
提携
日本マイクロソフト株式会社:Microsoft for Startupsに採択され、Azure等の支援を受ける。 出典
2020-12
受賞
東京都「2020年世界発信コンペティション サービス部門特別賞」 出典
2020-05
助成
中小企業庁「小規模事業者持続化補助金(感染症流行拡大時に役立つペーパーレス化ソフトの販路開拓)」 出典
残りの5件を表示
2019-11
資金調達
金額は非公表。日本ベンチャーキャピタル株式会社 出典
2019-11
顧客
日産自動車株式会社:印刷・注釈禁止の社内研修PDFに、原本を保ったまま注記する用途で導入。 出典
2019-03
受賞
経済産業省・中小企業庁「第5回全国創業スクール選手権 中小企業庁長官賞」 出典
2018-10
受賞
No Maps実行委員会、NEDO、NICT等「No Maps NEDO Dream Pitch No Maps実行委員長賞・NICT賞」 出典
2018-06
受賞
川崎市産業振興財団「第113回かわさき起業家オーディション かわさき起業家賞・よい仕事おこし賞」 出典

提携先・顧客

顧客
日産自動車株式会社 印刷・注釈禁止の社内研修PDFに、原本を保ったまま注記する用途で導入。 出典
顧客
公益財団法人東京しごと財団 テレワークでの資料への書き込み・校正・編集に利用。 出典
顧客
吹田市水道部 AI最適化による勤務表作成システムを本格導入。 出典
実証
首都高速道路株式会社 通行止め計画調整業務の確認支援ツールを実証。 出典
実証
三原市 AxelaNoteを使った建築・土木図面の審査業務を実証。 出典
提携
日本マイクロソフト株式会社 Microsoft for Startupsに採択され、Azure等の支援を受ける。 出典

特許

2 件 出典
社名および英語名で公式特許告知とGoogle Patentsを検索し、AxelaNote関連の登録公報として確認できた日本・米国の各1件。未公開出願を含む網羅的件数ではない。
主な分野PDF・画像への付加情報重畳、原本と注記レイヤーの分離保存
海外出願True
特許第6950135号「付加情報重畳プログラム、付加情報重畳方法、及び付加情報重畳装置」 株式会社TransRecog / 登録 出典
US 11,119,639「Non-transitory computer-readable medium storing an extra information superposition program, extra information superposition method, and extra information superposition device」 Transrecog Co., Ltd. / 登録 出典

会社の規模

従業員4名(2021-03時点) 出典
資本金1,000万円(2024時点) 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトtransrecog.com

大学との関係

大学の認定
東京都立大学 東京都立大学発ベンチャーとして掲載。大学の支援ページの登録日は2018-02-01。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:20件
法人番号:7010401134901
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