呼気中の微量成分を調べ、疾患に伴う変化を捉える
呼気中の揮発性有機化合物(VOCs)を測り、疾患や身体状態に伴う変化を捉える技術と、データを継続蓄積する基盤。
研究発の技術 呼気分析 揮発性有機化合物(VOCs) 揮発性酸化脂質 フェロトーシス 質量分析 非侵襲検査
実用化の段階
研究実証販売
呼気中の候補分子は患者呼気を含む研究で検証されている一方、会社は臨床検証と事業化を進める段階と説明し、販売実績や承認製品は確認できない。
2製品
3提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
疾患に関係する体内の脂質酸化等を直接調べるには、組織採取など負担の大きい検査が必要な場合がある。呼気分析では微量成分や大気由来ノイズの識別も課題。
どう動くか
フェロトーシス(鉄に関係する細胞死)に伴って生じる揮発性酸化脂質などを呼気から採取し、質量分析等で調べて疾患との関連を検証する。会社は、単回検査にとどめず、呼気データを継続的に蓄積して個人の基準値からの変化や長期傾向を捉えるデータ基盤を構想している。肝疾患への臨床的有用性は引き続き検証が必要。
できるようになること
呼気から疾患関連の変化を捉えられれば、採血・組織採取を補う負担の少ない評価や、病状・治療効果の継続的な把握につながる可能性がある。会社は呼気データを研究や将来のAI活用に生かす構想を示すが、臨床的有用性の検証と実用化は継続中。
技術の出自:京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センターの呼気によるNASH早期スクリーニング研究、慶應義塾大学医学部等との「呼気ガスの揮発性有機化合物センシングシステムの開発」。AMED肝炎等克服実用化研究事業等に関連。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 肝疾患・脂肪性肝疾患の研究およびスクリーニング補助
- 医療機関・予防医療での呼気データ活用
- 企業の健康管理・労働安全
- 食品・飲料・サプリメント領域
- 医療AI・研究開発
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
1 件 出典
会社名および英語名のGoogle Patents検索と会社公式発表、公開特許番号の照合で特定できた関連出願は1件。会社名義の出願は見つからず。会社サイトが示す別ライセンスの知財詳細は不明。
主な分野呼気中の揮発性酸化脂質による肝疾患検出補助、肝疾患治療薬候補のスクリーニング
共同出願人国立大学法人京都大学、学校法人慶應義塾
肝疾患の検出方法/特願2023-202279・特開2025-087542 学校法人慶應義塾、国立大学法人京都大学 / 公開出願。会社発表によると審査・登録状況は未公表。会社は日本を対象とする独占的通常実施権を取得。 出典