電気の流れで皮膚から成分を届ける小型デバイスを目指す

東北大学の生体イオントロニクス研究を基盤に、電子・イオン・液体の流れを制御し、皮膚から成分を届けるデバイス技術。

株式会社bionto 東北大学発 / 宮城県 仙台市青葉区
研究発の技術 生体イオントロニクス 電気浸透流 経皮薬剤送達 ドラッグデリバリー 多孔性マイクロニードル ソフトウェット電極
実用化の段階
研究実証販売
大学研究で小型イオントフォレーシス試作機が報告され、BIPP®はイベント体験展示、OZMO第一弾は展示会で披露されたが、一般向け提供は2026年10月30日開始予定のクラウドファンディング段階。
3製品
4提携・顧客
2特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

皮膚からの薬剤や成分の投与では、浸透量や速度、装置の大きさが課題となる。

どう動くか

多孔性マイクロニードルやハイドロゲル電極に電荷を持たせ、微弱電流などで電気浸透流を起こして、薬剤や美容成分の皮膚内への移動を促す。酵素反応でイオン流を生む方式も研究されている。東北大学の実験では、正負の電荷を持つニードルを組み合わせ、両極からの投与を可能にした。

できるようになること

同社と東北大学は、経皮浸透デバイスの小型化やセルフケアへの応用を目指す。研究成果は、将来的に医療・健康・美容の場で使う小型デバイスにつながる可能性がある。

技術の出自:東北大学大学院工学研究科・医工学研究科、生体医工学・生体イオントロニクス分野。東北大学FRiD「ソフトウェット電極技術に基づく生体イオントロニクス工学の開拓」 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 経皮薬剤送達・ドラッグデリバリー
  • スキンケア・美容成分の浸透
  • セルフケア・ホームヘルス
  • オーラルケアなどの生体組織ケア

優位性の主張

会社の主張
会社は、電子・イオン・流れ・分子の変換を制御し、生体とデバイスの親和性を高める独自の生体イオントロニクス技術を基盤とすると説明している。 出典
大学の発表
東北大学は、正負の電荷を持つ多孔性マイクロニードルを陽極・陰極に用いた実験で、両極から薬剤を浸透させ、単極方式に比べ投与量を倍増できると報告した。直径約20mmの試作デバイスを用いた研究成果であり、販売製品の性能値ではない。 出典

製品・サービス

実証
OZMO「イオンジェクター™ アイセラム」

独自の経皮浸透技術を用いる目もと用美容液。展示会で業界関係者向けに初披露し、クラウドファンディングで一般提供する計画。 出典

一般消費者、美容・化粧品関連事業者
研究段階
PMN(ポーラスマイクロニードル)デバイス

多孔性マイクロニードルと電気浸透流を利用し、皮膚への成分送達を目指す開発中のデバイス。 出典

化粧品・医薬品企業など(共同開発先として公表)
実証
BIPP® バイオ発電スキンパッチ

酵素反応で発電するオール有機物のスキンパッチ。大学と企業の研究開発で試作され、イベントで体験展示された。 出典

医療・健康・美容用途を想定。顧客は未公表。

これまでの歩み 新しい順

2026-09
助成
令和8年度みやぎ中小企業チャレンジ応援基金事業(技術志向型) 出典
2026-04
海外提携
韓国:韓国のHAEWON T&Dと、イオン化ミネラルヒアルロン酸複合原料とイオントロニクス技術を用いた美容関連事業の共同検討に関する基本合意書を締結。 出典
2026-04
共同開発
HAEWON T&D CO., LTD.:韓国市場向け美容関連製品の共同検討に関するMOUを締結。 出典
2026-02
実証
アクアイグニス仙台:BIPP®スキンパッチの体験イベントを共同実施。 出典
2026-01
共同開発
東洋ビューティ株式会社:イオントロニクス技術を活用した美容デバイスの共同商品開発契約。 出典
2025-12
受賞
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)「LINK-Jアカデミア発メドテックイノベーター発掘プログラム Premium Networking Day2025 優秀賞(入賞)」 出典
2025-11
受賞
株式会社リバネス「第3回東北テックプラングランプリ リピドームラボ賞」 出典
2025-09
資金調達
シード(J-KISS型新株予約権)。金額は非公表。PARTNERS FUND株式会社 出典
2025-09
融資
シード(創業融資)。日本政策金融公庫、株式会社七十七銀行 出典

提携先・顧客

共同開発
東洋ビューティ株式会社 イオントロニクス技術を活用した美容デバイスの共同商品開発契約。 出典
共同開発
HAEWON T&D CO., LTD. 韓国市場向け美容関連製品の共同検討に関するMOUを締結。 出典
実証
アクアイグニス仙台 BIPP®スキンパッチの体験イベントを共同実施。 出典
提携
東北大学 研究成果を基盤とする大学発スタートアップ。研究・技術面で協力。 出典

特許

2 件 出典
2026年10月4日時点でGoogle Patentsを出願人Biontoおよび株式会社biontoで検索し確認できた日本特許2件。調査範囲での件数であり、網羅性を保証しない。
主な分野生体組織ケアデバイス、流体送出デバイス・経皮送達
JP7776842B1 生体組織ケアデバイス(出願番号 JP2025137225A) Bionto / 登録 出典
JP7776843B1 流体送出デバイス(出願番号 JP2025137226A) Bionto / 登録 出典

会社の規模

従業員2名(2025-10-22時点) 出典
資本金300万円(2026-10時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトbionto.co.jp

大学との関係

大学との関係
東北大学 東北大学の研究者が開拓した生体イオントロニクス技術の社会実装を目的に創業した東北大学発スタートアップとして、大学公式の統合報告書で紹介されている。個別のライセンス契約や共同研究契約の公表は確認できず。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

PARTNERS FUND株式会社
独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:16件
法人番号:6370001052329
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