籾殻の灰を原料に、工業炉向けの高温蓄熱セラミックスを開発する

籾殻燃焼灰などを原料に、工業炉向けの高温蓄熱用セラミックスやセラミック部材を開発する技術。

株式会社ヒートピース 愛知県 名古屋市守山区 / 2025年設立
研究発の技術 セラミックス 高温蓄熱 顕熱蓄熱 籾殻燃焼灰 廃熱利用 アップサイクル
実用化の段階
研究実証販売
公的機関の企業概要は研究・開発・製造・販売を事業内容に挙げているが、製品の販売実績や導入先は確認できず、研究報告と開発テーマが主な公開根拠である。
2製品
0提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

工業炉などから出る高温廃熱を有効に回収・利用し、既存の蓄熱材で課題となる蓄熱効率や耐久性を改善する。

どう動くか

黒色アルミナなどのセラミックスで、放射熱を吸収して蓄熱する中空体を成形・焼成する。中空構造は軽量化しながら外殻の内外面を受熱に使える。名古屋大学の研究報告では、開発品は工業炉廃熱温度域の600〜1200℃で吸収特性を持ち、従来材との比較で有効蓄熱量12%向上、耐摩耗性36倍、強度20%向上と報告されている。これらは報告書内の比較条件に基づく研究成果であり、実使用環境での性能を示すものではない。

できるようになること

高温廃熱を再利用する蓄熱システムに適用できれば、工業炉のエネルギー利用効率向上や省エネルギーに寄与し得る。籾殻由来の原料利用は、農業由来廃棄物の材料化にもつながると研究資料は位置付けている。

技術の出自:名古屋大学の材料・セラミックス分野。籾殻燃焼時の熱利用やシリカ灰の高機能材料化を含む研究プロジェクト。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 工業炉の高温蓄熱
  • 工業炉廃熱の回収・再利用
  • 籾殻燃焼灰などの環境廃棄物を原料とするセラミック部材
  • 製造システムの効率性評価・エクセルギー解析

優位性の主張

大学の発表
名古屋大学の研究報告では、黒色アルミナ中空体について、従来材比で有効蓄熱量12%向上、耐摩耗性36倍、強度20%向上と報告。比較条件は同報告書に記載。 出典
会社の主張
高温用蓄熱体として、アルミナベースの材料と籾殻燃焼灰を主原料とするSiC系セラミックスを開発し、中空状の顕熱蓄熱体や相変態物質を内包する蓄熱体を検討している。 出典

製品・サービス

研究段階
籾殻由来セラミックス・高温用蓄熱体

籾殻などの環境廃棄物を原料とするセラミック部材。工業炉向け蓄熱体などを研究・開発・製造・販売。 出典

工業炉・高温プロセス関連事業者など(公表された特定顧客は確認できず)
研究段階
粉塵由来セラミックス製微細架せきセッター

粉塵を原料とするセラミックス製セッターの開発事業。公的採択資料に開発テーマとして掲載。 出典

セラミックス製造事業者など(公表された特定顧客は確認できず)

これまでの歩み 新しい順

2025-11
海外提携
中国:国際会議プログラム掲載の籾殻灰由来セラミックスの研究で、ハルビン工程大学(中国)とHeat Piece Co., Ltd.(日本)の所属が併記されている。正式な提携関係は確認できない。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで社名および関連語を検索し、会社技術に関連する特許ファミリー1件を確認。会社名義ではなく共同出願。公報・ファミリー単位の確認数。
主な分野セラミックス蓄熱体、蓄熱体の製造方法、セラミックス組成推定
共同出願人中部電力ミライズ株式会社、中部電力株式会社、国立大学法人東海国立大学機構
海外出願True
WO2022270614A1 / PCT/JP2022/025244「セラミックス蓄熱体並びにセラミックス蓄熱体の製造方法及びセラミックス蓄熱体の組成推定方法」 中部電力ミライズ株式会社、中部電力株式会社、国立大学法人東海国立大学機構 / 国際公開。Google Patents上のWO出願状態はCeased(同サイト注記では法的結論ではない)。日本・米国・欧州・中国の国内段階・関連公報を確認。 出典

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトheatpiece.jp

大学との関係

大学の認定
名古屋大学 名古屋大学発ベンチャー称号の授与企業として掲載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:6180001166602
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