動物免疫と単一細胞選抜で、目的に合う抗体を作る

マウス・ラット・ウサギを使った抗体作製と、イソペプチド結合を使う抗体・ポリペプチド設計。抗体作製の受託と研究用抗体の販売を行い、大腸菌での抗体製造技術も開発中。

株式会社細胞工学研究所 大阪府 大阪市淀川区
研究発の技術 抗体工学 モノクローナル抗体 DNA免疫 腸骨リンパ節法 シングルセル選抜 イソペプチド結合
実用化の段階
研究実証販売
抗体作製受託サービスと研究用抗体の販売ページが稼働し、製品価格も掲載されている。
4製品
6提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

目的に合う抗体が市販されず、研究者が新規作製を必要とする課題に対応する。現在主流の動物由来抗体製造に伴う動物使用やコストの課題にも取り組む。

どう動くか

抗原に対する抗体を動物から得る工程では、DNA免疫や腸骨リンパ節法、ウサギのリンパ球を単一細胞ごとに選ぶ手法などを使い、目的に合わせて抗体を作製する。別の研究開発では、イソペプチド結合を導入して抗体などのポリペプチドを組み立て、大腸菌での製造を目指す。会社・大学は、この方法によって動物を使わない製造や製造コスト低減を目指すとしている。

できるようになること

抗体作製受託は研究機関や企業が目的に合う抗体を得る手段となる。大腸菌での抗体製造が実現すれば、動物を使わない製造やコスト低減につながる可能性があると、大阪府の事業概要は説明している。

技術の出自:大阪市立大学大学院工学研究科の細胞工学分野を出自とする抗体作製事業。イソペプチド結合によるポリペプチド技術は大阪公立大学および山形大学との共同出願。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 基礎生命科学・細胞生物学研究用抗体
  • 複数回膜貫通型タンパク質等に対する抗体の作製
  • 抗体医薬・診断薬シーズの研究開発
  • 検査用抗体の製造研究
  • 抗CD82抗体を用いた白血病向け放射免疫療法の非臨床研究

優位性の主張

会社の主張
会社は、マウス・ラットDNA免疫と腸骨リンパ節法により、複数回膜貫通型膜タンパク質など従来作製が困難だった標的への抗体を高効率で作製できると説明している。 出典
会社の主張
会社は、モノクローナル抗体の受託作製で完全成功報酬制を導入していると説明している。 出典
大学の発表
大阪府の認定事業概要では、イソペプチド結合を導入して抗体の大腸菌培養を可能にする技術を開発するとしている。性能の定量比較は同資料に示されていない。 出典

製品・サービス

販売中
モノクローナル抗体作製受託サービス

目的に合わせてマウス・ラット等の抗体を作製。DNA免疫、腸骨リンパ節法などを提供。 出典

大学・研究機関、製薬・バイオ企業
販売中
研究用抗体・関連試薬

がん、細胞生物学、エピジェネティクス等の研究用抗体をオンライン販売。 出典

大学・研究機関、ライフサイエンス企業
研究段階
イソペプチド結合による抗体・ポリペプチド製造技術

イソペプチド結合を利用し、大腸菌での抗体等の製造を目指す共同研究開発。 出典

抗体・バイオ医薬品の研究機関、企業
研究段階
抗CD82放射免疫療法シーズ

抗CD82抗体をアルファ線放出核種で標識する、血液がん向け治療候補の研究開発。 出典

これまでの歩み 新しい順

2025-06
助成
Go-Tech事業採択(血管内皮幹細胞を用いた治療の研究開発) 出典
2024-12
共同開発
国立大学法人山形大学:大阪公立大学とともにイソペプチド結合形成技術を共同出願。 出典
2024-07
認定
大阪府「令和6年度 ものづくりイノベーション支援プロジェクト認定:動物を使わず大幅な製造コストダウンを可能とする抗体製造技術の開発」 出典
2024-07
共同開発
公立大学法人大阪(大阪公立大学):動物を使わない抗体製造技術を共同開発し、ポリペプチド技術を共同出願。 出典
2023-07
共同開発
公立大学法人福島県立医科大学:抗CD82抗体を用いるアルファ線標識抗体の研究・特許出願で連携。 出典
2023-04
助成
大阪府「令和5年度 創薬シーズ研究開発費補助金:膵臓がん幹細胞をターゲットとしたモノクローナル抗体薬の開発」 出典
2023-04
共同開発
パンセラピー株式会社:膵臓がん幹細胞を標的とするモノクローナル抗体薬開発の補助事業で共同事業者。 出典
2022-08
販売提携
株式会社セツロテック:DNA免疫による抗体作製サービスの提供を開始。 出典
2020-10
助成
住友化学との共同研究に対する研究助成。住友化学株式会社 出典
2020-10
助成
小規模事業者持続化補助金事務局「小規模事業者持続化補助金採択:新商品の開発およびホームページ改良」 出典

提携先・顧客

販売提携
コスモ・バイオ株式会社 同社の販売ページで細胞工学研究所委託の抗体作製サービスを取り扱う。 出典
販売提携
株式会社セツロテック DNA免疫による抗体作製サービスの提供を開始。 出典
共同開発
公立大学法人大阪(大阪公立大学) 動物を使わない抗体製造技術を共同開発し、ポリペプチド技術を共同出願。 出典
共同開発
国立大学法人山形大学 大阪公立大学とともにイソペプチド結合形成技術を共同出願。 出典
共同開発
公立大学法人福島県立医科大学 抗CD82抗体を用いるアルファ線標識抗体の研究・特許出願で連携。 出典
共同開発
パンセラピー株式会社 膵臓がん幹細胞を標的とするモノクローナル抗体薬開発の補助事業で共同事業者。 出典

特許

2 件 出典
Google Patents、WIPO Patentscope、大学・公的機関の公開情報で、株式会社細胞工学研究所が出願人または共同出願人である特許ファミリーを確認した件数。
主な分野抗体・ポリペプチドの製造、イソペプチド結合を用いた抗体工学、アルファ線標識抗体による放射免疫療法
海外出願True
WO2025135040A1/イソペプチド結合形成による新規ポリペプチドの作製方法 株式会社細胞工学研究所 / 公開・審査中(Google Patents表示) 出典
特開2024-007524/アルファ線放出核種で標識された抗CD82抗体(特願2023-109103、国内優先:特願2022-108025) 株式会社細胞工学研究所 / 出願中 出典

会社の規模

従業員10名(2026-03-24時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金300万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトcell-eng.com

大学との関係

大学の認定
大阪市立大学 大学発ベンチャー企業一覧に掲載。 出典
共同研究
大阪市立大学 大阪市の産学連携成果資料に、同大学と同社による「超機能性モノクローナル抗体の革新的作製法の確立」を記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:15件
法人番号:6120901017975
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