光学素子で遠方に矢印や線を投影し、現場を照らす

LEDなどの光源と光学素子を組み合わせ、遠方に点・線・矢印などの視認性の高い光パターンを形成する照明技術。

パイフォトニクス株式会社 光産業創成大学院大学発 / 静岡県 浜松市中央区 / 2006年設立
研究発の技術 光学 フォトニクス LED照明 光パターン形成 ホログラフィー応用 レーザー照明
実用化の段階
研究実証販売
会社沿革に2008年4月のホロライト販売開始が記載され、公式事例では西松建設などの導入が公表されている。
4製品
2提携・顧客
2特許
4出資者

しくみ

解こうとしている課題

騒音や距離などで音声による注意喚起が伝わりにくい現場で、危険区域や作業位置を視覚的に示す。また、必要な場所へ光を届け、照明や検査、演出に使う。

どう動くか

光源の光を光学素子で整え、パターン形成用の光学系を通して対象面や空間に投影する。会社は高い指向性と多様な光パターンを特徴としており、製品例では50m先に約1m角の領域を照射できると説明している。レーザー版は白色レーザー光源と光学素子を組み合わせる。

できるようになること

会社は、工場・物流・建設現場で危険区域を光で示すことによる安全支援、建築・イベント照明での光害や消費電力の抑制、検査・実験での光パターン活用を用途として挙げている。

技術の出自:光産業創成大学院大学の光産業創成・起業実践。大学の学位論文ではホログラフィーを光技術シーズとして説明し、同大学発ベンチャーとして会社設立に至った経緯を記載。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 工場・物流現場のフォークリフトやクレーンの危険区域表示
  • 建設・トンネル現場での作業安全支援
  • 建築物・商業施設の壁面・看板照明
  • イベント・観光・芸術の光演出
  • 金属・フィルム・ウエハー・ガラスなどの検査、光学実験
  • 鳥害対策

優位性の主張

会社の主張
太陽光線と同程度の擬似平行光を小型・軽量な筐体から発生でき、高い指向性と視認性を持つと説明。会社の製品例では50m先で約1m角の領域を照射できる。 出典
会社の主張
ホロライト・マトリクスは1台で複数の光パターンを遠隔制御でき、一般的なプロジェクターより小型・低発熱で高輝度のパターンを形成できると説明。 出典
会社の主張
ホロライト・レーザーは、会社発表によれば屋外直射日光下で視認でき、照射距離10m時に25W品で約5万ルクス。比較条件は会社発表記載の照射距離・製品出力による。 出典

製品・サービス

販売中
ホロライト・シリーズ

光学素子で点・線・円・矢印などを形成するLED照明。安全、演出、建築、検査・実験、鳥害対策向けに複数製品を展開。 出典

製造・物流・建設事業者、施設・イベント運営者、検査・実験を行う企業・機関
販売中
ホロライト・レーザー

白色レーザー光源と光学素子を用い、屋外直射日光下でも遠方に点状光を形成する照明。25W、100W、225W品など。 出典

屋外クレーン・建設現場・埠頭の事業者、演出事業者
販売中
ホロライト・マトリクス

遠隔制御で複数のドット光パターンを表示するLED照明。安全表示、案内、イベント演出に使う。 出典

製造事業者、商業・観光施設、イベント運営者
販売中
ホロライト・プロジェクター

漢字やシンボルなどの高精細な光パターンを投影するLED照明。安全表示、施設案内、イベント演出向け。 出典

建設・工事事業者、施設・イベント運営者

これまでの歩み 新しい順

2026-08
顧客
株式会社トレードトラスト:フォークリフト後部にホロライト・アーチ・ミニを設置し、床面に危険範囲を照射。 出典
2026-05
海外
米国展示会への継続出展を起点に、米国・メキシコ・韓国・東南アジア・欧州へ販路を拡大し、展示会出展を通じた営業活動が11か国に広がったと発表。 出典
2026-05
受賞
経済産業省・中小企業庁「2025年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」海外展開部門」 出典
2026-04
海外出展
米国:AISTech 2026(ピッツバーグ)に出展予定として、ホロライト・シリーズを展示すると発表。 出典
2026-04
顧客
西松建設株式会社:立坑現場のクレーン下に光の十字を投影し、危険区域を表示する用途で導入。 出典
2025-06
海外出展
ドイツ:ミュンヘンのLASER World of PHOTONICSに出展し、ホロライト製品を展示。欧州市場への展開を目指すと発表。 出典
2024-12
資金調達
Series C。金額は非公表。豊田合成株式会社 出典
2024-04
規制・認証
ホロライト・レーザーのレーザー安全区分(会社発表ではレーザー製品としてクラス2。製品の規制当局による承認・認証取得は確認できず。) 出典
2021-12
受賞
中日新聞社(経済産業省後援)「第35回中日産業技術賞 中日新聞社賞」 出典
2019-12
資金調達
1億円。株式会社日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(日本テクノロジーベンチャーパートナーズ Y1号投資事業組合)、株式会社フォウス 出典

提携先・顧客

顧客
西松建設株式会社 立坑現場のクレーン下に光の十字を投影し、危険区域を表示する用途で導入。 出典
顧客
株式会社トレードトラスト フォークリフト後部にホロライト・アーチ・ミニを設置し、床面に危険範囲を照射。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで日本語社名・英語名を検索して確認できた公開記録2件。検索結果に基づく確認数であり、全保有特許数を示すものではない。
主な分野光パターン形成照明、光学素子による配光・照明制御
海外出願True
US8449148B2 — Lighting device for forming pattern Pi Photonics Inc / 登録・Google Patents上Active 出典
WO2024080099A1 — Lighting device(PCT/JP2023/034403) Pi Photonics Inc / Google Patents上はCeased表示。日本・韓国の国内段階記録あり。各国の法的状態は個別確認が必要。 出典

会社の規模

従業員39名(2026-03-24時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金9,340万円(2024-12時点) 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトpiphotonics.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-09-30—1.24億円6.05億円7.13億円 出典(Gビズインフォ)
2024-09-30—7,955万円4.85億円5.68億円 出典(Gビズインフォ)
2023-09-30—5,952万円4.16億円5.06億円 出典(Gビズインフォ)

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
光産業創成大学院大学 大学在学中に創業した大学発ベンチャーと大学が紹介。大学内での創業経緯も大学公開資料に記載。 出典

出資者(公開情報で確認できた4社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 1大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:6080401011384
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