無細胞合成で膜タンパク質を作り、抗体薬の研究に使う
無細胞タンパク質合成を使い、GPCRなどの膜タンパク質を機能構造を保ったまま調製する技術と、それを用いた抗体医薬等の創薬研究。
リベロセラ株式会社 理化学研究所発 / 東京都 中央区日本橋堀留町 / 2018年設立
研究発の技術 無細胞タンパク質合成 膜タンパク質調製 GPCR創薬 非天然型アミノ酸導入 抗体医薬 抗体薬物複合体(ADC)
実用化の段階
研究実証販売
共同研究で完全ヒト抗CCR8抗体を取得し、2024年発表資料では細胞試験・ヒト化マウスモデルでの抗腫瘍効果を報告している一方、販売中の医薬品や臨床試験開始は確認できない。
2製品
2提携・顧客
2特許
5出資者
しくみ
解こうとしている課題
GPCR等の膜タンパク質は、細胞での高発現や可溶化・精製が難しく、創薬標的として扱いにくい。機能構造を保った標的タンパク質の調製を通じ、創薬研究のボトルネック解消を目指す。
どう動くか
界面活性剤と脂質を加えた無細胞合成系で膜タンパク質を作り、合成中に脂質・界面活性剤の集合体へ取り込ませて折りたたむ。細胞での高発現や可溶化・精製が難しい標的を、機能構造を保って調製し、抗体取得や結合・活性評価に使う。非天然型アミノ酸を狙った部位に導入する技術も保有する。
できるようになること
従来は創薬が難しかった膜タンパク質を標的とする抗体医薬や低分子・ペプチド医薬の研究開発に使える。会社は、アンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域に新たな治療薬を届けることを目指している。
技術の出自:理化学研究所の構造生物学・タンパク質調製研究。JST大学発新産業創出プログラム(START)「無細胞膜タンパク質調製技術及び非天然型アミノ酸導入技術を用いた新薬創出の加速」。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- GPCR等の膜タンパク質を標的とする抗体医薬の研究開発
- 抗体薬物複合体(ADC)の研究開発
- 膜タンパク質を用いた抗体取得、結合物質スクリーニング、受容体活性評価
- 膜タンパク質を標的とするペプチド・低分子医薬の創薬研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2025-03
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(第7回)採択「固形がんに高発現するGPCRを標的とした抗体・薬物複合体(ADC)による新規がん治療薬の開発」」 出典
2024-08
資金調達
追加出資ラウンド。7.2億円。Taiho Ventures, LLC、MP Healthcare Venture Management, Inc.、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 出典
2021-05
資金調達
追加出資ラウンド。5.4億円。東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、MP Healthcare Venture Management, Inc.、宮銀ベンチャーキャピタル株式会社、Beyond Next Ventures株式会社 出典
2021-01
共同開発
バイオサイトジェン(北京)製薬株式会社(Biocytogen Pharmaceuticals (Beijing) Co., Ltd.):腫瘍関連GPCRを標的とする抗体を共同研究し、完全ヒト抗CCR8抗体を取得したと公表。 出典
提携先・顧客
共同開発
バイオサイトジェン(北京)製薬株式会社(Biocytogen Pharmaceuticals (Beijing) Co., Ltd.) 腫瘍関連GPCRを標的とする抗体を共同研究し、完全ヒト抗CCR8抗体を取得したと公表。 出典
資本提携
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 2024年の追加出資ラウンドに参加。 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた5社)
事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 1銀行・金融機関系 1大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。