衛星や気象の情報から、小麦の生育と防除時期を予測する

農学と光環境制御を基礎に、植物の栽培試験・評価、衛星データによる農作物の生育予測、植物に配慮した照明設計を行う技術・受託サービス。

株式会社アグリライト研究所 山口大学発 / 熊本県 水俣市 / 2011年設立
研究発の技術 農業気象学 植物生理 光環境制御 光害対策照明 栽培比較試験 衛星データ解析
実用化の段階
研究実証販売
会社は受託栽培試験・調査の継続実績と小麦防除適期予測サービスの2022年事業化を公表し、JA山口県・山口県での利用成果も紹介している。
4製品
4提携・顧客
5特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

夜間照明による農作物の開花遅延や収量・品質への影響、栽培資材や新技術の効果を検証する手段の不足、圃場ごとの営農判断に必要な予測情報の不足に対応する。

どう動くか

夜間照明の光の波長や点灯条件を調整し、農作物への影響を抑えながら道路などに必要な照明を確保する。また、衛星・気象・土壌・品種などの情報から圃場ごとの生育や防除時期を予測し、営農作業に使える情報として提供する。植物の比較栽培試験や論文調査も受託する。

できるようになること

夜間照明の安全性と農作物への配慮を両立し、農業者や関係事業者が防除・追肥などの作業時期を決めるための情報を得やすくする。企業の資材開発では比較試験や調査を通じ、植物への効果を示すデータ取得を支援する。

技術の出自:山口大学農学部の農業気象学・植物と光に関する研究。JST「短日性農作物の光害を回避するLED屋外照明装置の開発」および大学発ベンチャー創出推進事業。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 農業資材・植物関連商品の栽培比較試験と効果検証
  • 植物・農作物に関する論文・特許調査
  • 小麦の生育・開花期・赤かび病防除適期・追肥量の予測
  • 衛星データを用いた農地・農作物の生育や収量の予測
  • 農地周辺の道路・防犯照明による農作物への光害対策
  • 植物工場の栽培環境・照明・運用支援

優位性の主張

会社の主張
衛星データの解析値をそのまま提示するのではなく、地域ごとの営農指針に合わせて予測情報を構築し、現場で使いやすい時期と形で提供すると説明している。 出典
会社の主張
栽培比較試験では、対照区の植物を正常に育てること、学会・論文や依頼企業の顧客向け説明に使えるデータ取得を特徴として挙げている。 出典
会社の主張
会社は、小麦防除適期予測サービスが2023年3月までに約2,200圃場・約600haで実証され、予測情報を提供したと公表している。 出典

製品・サービス

販売中
受託栽培比較試験・論文等調査サービス

企業などの依頼に応じ、植物の栽培条件を設計して資材の効果を比較し、植物評価や論文・特許情報の調査を行う。 出典

植物や農業を利用する商品・技術を開発する民間企業・機関
販売中
小麦防除適期予測サービス

衛星データなどから小麦の開花期や赤かび病防除適期、開花期追肥量の目安を予測して提供する。 出典

小麦生産者、JA、自治体、農産物の加工・取扱事業者
販売中
光害阻止LED照明・光害阻止技術

夜間照明の波長や点灯条件を調整し、農作物への影響を抑える照明技術。照明器具メーカーへの技術提供・商品化実績を公表。 出典

照明器具メーカー、農地周辺の自治体・道路管理者
試験導入
ALLMASSY(アルマシー)

衛星・気象・農地・営農記録等を使い、飼料用トウモロコシの作付候補地、排水対策、収穫期や収量の予測を支援するシステム。 出典

飼料用トウモロコシの生産・集荷・利用に関わる事業者、自治体

これまでの歩み 新しい順

2026-07
受賞
NEDO・経済産業省「NEDO Challenge, Satellite Data 第3位「食料・飼料自給率向上および遊休農地解消のための衛星データ活用システム」」 出典
2018-09
受賞
第2回 マリンテックグランプリ 企業賞 出典
2015-03
受賞
山口県産業技術センター「第6回山口県産業技術振興奨励賞 山口県産業技術センター理事長賞」 出典
2013-11
共同開発
水口電装株式会社:植物栽培システムの昇降装置に関する特許の共同出願人。 出典
2013-07
助成
農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「都市近郊野菜に光害が発生しない夜間照明技術の開発」採択 出典
2012-12
資金調達
増資。200万円 出典
2012-11
受賞
姫路商工会議所「第10回 光都ビジネスコンペ in 姫路 最優秀賞」 出典
2012-09
助成
JST A-STEP「農作物に光害が発生しない高光束道路照明の研究開発」採択 出典
2011-12
資金調達
設立時資本金。300万円 出典

提携先・顧客

顧客
JA山口県 小麦防除適期予測サービスの利用先として会社が公表。 出典
実証
山口県 小麦予測サービスの実証・導入成果に関する情報を会社が公表。 出典
共同開発
山口大学 農学部との共同研究を継続し、植物・光や衛星データ活用の研究を実施。 出典
共同開発
水口電装株式会社 植物栽培システムの昇降装置に関する特許の共同出願人。 出典

特許

5 件 出典
Google Patentsで会社名および関連する公開公報を検索し、会社公式ページの「保有特許6件(専用実施権・共同出願含む)+1件出願後審査請求前」と照合。記載件数は回答中で確認できた公報・特許5件。
主な分野植物栽培システム・育成棚、植物育成用LED照明、LED点灯回路・点灯制御、植物・農作物の予測モデル、夜間照明による植物光害の評価・回避
共同出願人かがつう株式会社、山口大学、岩崎電気株式会社、株式会社アグリライト研究所、水口電装株式会社
海外出願True
JP6318343B2 植物栽培システム(特願2013-230561) 株式会社アグリライト研究所 / 登録・Google Patents表示上Active 出典
JP7404769B2 動植物の育成棚用のLED照明シート組合体、動植物の育成棚及び動植物育成工場(特願2019-192893) 登録 出典
JP6226391B2 LED点灯回路、LEDランプ及びLED点灯装置並びに通電制御回路(特願2015-032642) 岩崎電気株式会社、かがつう株式会社 / 登録・Google Patents表示上Active 出典
JP7645461B2 モデル生成装置、モデル生成方法及びプログラム(特願2021-091906) 登録・Google Patents表示上Active 出典
WO2011052462A1 夜間照明による植物への光害の評価方法、夜間照明の特性評価方法及び光害回避照明装置 山口大学 / 出願・公開。会社公式情報は山口大学との特許専用実施権を記載。 出典

会社の規模

従業員4名 出典
資本金500万円(2012-12-18時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトagri-light-lab.co.jp

大学との関係

大学の認定
山口大学 山口大学の大学発ベンチャー一覧に2011年設立として掲載。 出典
共同研究
山口大学 公式会社情報に、山口大学農学部との共同研究を2012~2024年度に実施したと記載。 出典
大学の施設
山口大学 大学の年次報告書に、同社が吉田キャンパス共用棟A315を利用した記録がある。 出典
大学との関係
山口大学 山口大学農学部の教育研究活動への奨学寄附金を寄贈したと大学が公表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:19件
法人番号:5250001013376
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