尿や便などを郵送検査し、食事や生活習慣の指標を知る

尿・便・唾液などから食事や生活習慣に関わる生体指標を測り、健康状態を可視化する郵送検査技術。検査キット「カラダのものさし」などに利用。

株式会社ヘルスケアシステムズ 愛知県 名古屋市 / 2009年設立
研究発の技術 郵送検査 バイオマーカー 体外検査 未病・予防 抗体チップ 食品機能性評価
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで複数の郵送検査キットを販売中と案内し、ソイチェックは2012年、サビチェックとシオチェックは2015年に発売開始と記載。
6製品
5提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

疾患リスクを示す指標に比べ、食生活や生活習慣そのものを知るための指標は一般的でない。自分の状態を簡単に把握し、生活習慣を見直す機会をつくることを目指す。

どう動くか

利用者が自宅で採取した検体を郵送し、検査室でバイオマーカーなどを測定して結果を返す。検査項目により測定対象は異なり、尿中のエクオール、腸内細菌由来物質、酸化ストレス指標などを扱う。会社は、大学で培われた技術と独自の検査技術を基に、採血を伴わず生活習慣を振り返るきっかけを提供すると説明している。検査・測定・顧客データを統合管理する社内システム「OCTA」も運用。

できるようになること

会社は、検査結果を生活習慣への気づきや行動変容につなげることを目指すと説明。企業・自治体との共同開発や健康施策への検査活用も進めている。健康情報を検査値の提示から個人に合った行動提案へ広げる構想を掲げている。

技術の出自:名古屋大学発ベンチャー。名古屋大学の食品機能性研究などを背景に、JST大学発ベンチャー創出プログラム「アゾポリマーを利用した『抗体チップ』の作製と食品機能評価への応用開発」に採択。大学・学部等の詳しい所属は公開資料で確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 個人向けセルフケア・生活習慣の振り返り
  • 更年期・大豆イソフラボン関連のエクオール産生検査
  • 腸内環境、酸化ストレス、食塩・カリウム摂取量等の測定
  • 企業の健康経営・福利厚生
  • 自治体の健康増進施策
  • 食品・健康食品等の商品開発、機能性評価、臨床研究

優位性の主張

会社の主張
自社の説明では、大学で培われた技術と独自の検査技術を組み合わせ、尿・便など採血を伴わない検体を使った未病領域の郵送検査を提供する。 出典
会社の主張
ソイチェックの開発物語で、独自のエクオール測定技術により、研究機関での測定に限られていたエクオール量を簡単・迅速・安価に測れるようにしたと主張。 出典
会社の主張
OCTAは開発・製造・測定・流通・サービス等のデータを統合して管理し、多様な検査キットの開発や検体・結果表示のカスタマイズに対応すると会社が説明。 出典
第三者の評価
東京都中小企業振興公社の事例記事は、名古屋大学のシーズ技術と自動車産業のバイオ系技術を組み合わせて検査試薬や分析方法を形成したと紹介。 出典

製品・サービス

販売中
カラダのものさし(郵送検査キットシリーズ)

自宅で採取した尿・唾液等を郵送し、エクオール、腸内環境、酸化ストレス等を調べるセルフケア向け検査。 出典

個人、健康保険組合、企業、医療機関、自治体
販売中
ソイチェック

尿中のエクオールを測り、大豆イソフラボンからエクオールを産生できているか調べる郵送検査。 出典

個人、企業、健康保険組合、医療機関、自治体
販売中
腸活チェック

尿中の腸内細菌由来の腐敗物質量を測定し、腸内環境の状態を調べる郵送検査。 出典

個人、企業、健康保険組合、医療機関、自治体
販売中
サビチェック

尿中の8-OHdGを測定し、活性酸素による酸化ストレスの指標を調べる郵送検査。 出典

個人、企業、健康保険組合、医療機関、自治体
販売中
シオチェック+

尿から推定食塩・カリウム摂取量とナトカリ比を調べる郵送検査。 出典

個人、企業、健康保険組合、自治体
販売中
OCTA(オクタ)

検査の開発・測定・顧客データを統合管理する社内基幹システム。多様な検査サービスの共同開発にも利用。 出典

社内利用。検査を共同開発する企業等のサービス基盤

これまでの歩み 新しい順

2026-10
助成
2025年度あいち中小企業応援ファンド新事業展開応援助成金 出典
2025-01
受賞
愛知県「あいち女性輝きカンパニー奨励賞」 出典
2024-12
共同開発
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所:新技術を採用した腸内細菌検査キットを共同開発。 出典
2021-06
共同開発
花王株式会社:皮脂RNAモニタリング技術と郵送検査の知見を用いた検査サービスを共同開発。 出典
2020-05
助成
令和2年度商業・サービス競争力強化連携支援事業費補助金。2,964万円 出典(Gビズインフォ)
2019-08
助成
令和元年度商業・サービス競争力強化連携支援事業費補助金。2,853万円 出典(Gビズインフォ)
2019-01
提携
三井住友海上火災保険株式会社:郵送検査後に医療機関を受診した利用者への診断費用助成で連携。 出典
2018-08
海外拠点
中国:上海乐检生物科技有限公司(Shanghai Lejian Biotech Co., Ltd.)を上海に設立。会社は海外事業展開の第一弾と説明している。 出典
残りの3件を表示
2016-01
受賞
JST、NEDO「大学発ベンチャー表彰2016 日本ベンチャー学会会長賞」 出典
2009-01
助成
経済産業省「地域イノベーション創出研究開発事業採択「抗体チップを用いた未病検査システムの開発」」 出典
2005-01
助成
科学技術振興機構(JST)「大学発ベンチャー創出プログラム採択「アゾポリマーを利用した『抗体チップ』の作製と食品機能評価への応用開発」」 出典

提携先・顧客

共同開発
花王株式会社 皮脂RNAモニタリング技術と郵送検査の知見を用いた検査サービスを共同開発。 出典
共同開発
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 新技術を採用した腸内細菌検査キットを共同開発。 出典
提携
三井住友海上火災保険株式会社 郵送検査後に医療機関を受診した利用者への診断費用助成で連携。 出典
実証
埼玉県鶴ヶ島市 適塩・野菜摂取の健康プロジェクトでナトカリ比検査キットを活用。 出典
顧客
株式会社丸紅 フェムテック事業チームが郵送検査を健康施策に活用。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで日本語・英語の会社名義を検索し、代表的な情報処理特許ファミリー1件(JP出願・登録およびWO公開)を確認。Gビズインフォは2013〜2022年分として法人番号に紐づく特許情報24件を表示するが、個々の公報確認を完了していない。
主な分野検査結果に応じた健康情報の提示、ヘルスケア情報処理・推奨
海外出願True
JP7863865B2 / JP2022025386A「情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム」 株式会社ヘルスケアシステムズ / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
WO2023162829A1「Information processing device, information processing method, and recording medium」 株式会社ヘルスケアシステムズ / 公開。Google Patents表示では ceased 出典

会社の規模

従業員56名 出典
資本金3,000万円(2026-10時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトhc-sys.com

大学との関係

大学の認定
名古屋大学 名古屋大学の公式「名古屋大学発ベンチャー」一覧に掲載。 出典
共同研究
名古屋大学 大学院医学系研究科との共同研究で、糞便中の短鎖脂肪酸を常温で1週間保存できる技術を確立したと発表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:16件
法人番号:5180001070417
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