がん抗原を載せたビフィズス菌で、経口ワクチンを目指す
ビフィズス菌の表層にがん抗原を発現させ、経口投与で腸管免疫を通じた抗腫瘍免疫を促すワクチン技術。
株式会社イムノロック 神戸大学発 / 兵庫県 神戸市中央区 / 2021年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー 経口ワクチン 組換えビフィズス菌 腸管免疫 がん免疫療法 WT1
実用化の段階
研究実証販売
B440は尿路上皮がんの第I相試験を終了し、悪性胸膜中皮腫の第I/IIa相試験が進行中だが、販売開始は確認できない。
1製品
4提携・顧客
1特許
8出資者
しくみ
解こうとしている課題
経口ワクチンでは抗原を腸管免疫系へ届けることが課題でした。同社は、ビフィズス菌を抗原の運び手として利用し、がん抗原に対する免疫応答を引き出すことを目指しています。
どう動くか
抗原タンパク質を表層に発現する組換えビフィズス菌を服用すると、腸管のパイエル板にある樹状細胞に取り込まれます。樹状細胞が抗原を提示してリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃する細胞傷害性T細胞を誘導する仕組みです。B440ではWT1抗原を用います。
できるようになること
実用化すれば、経口投与によるがん免疫療法の選択肢となり、免疫チェックポイント阻害剤などとの併用療法に活用できる可能性があります。現時点で臨床上の有効性が確立した段階ではありません。
技術の出自:神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科・先端医療学分野の組換えビフィズス菌を用いた新規経口ワクチン研究。神戸大学発ベンチャー。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- がん免疫療法
- 進行性尿路上皮がん
- 悪性胸膜中皮腫
- 免疫チェックポイント阻害剤との併用療法
優位性の主張
製品・サービス
研究段階
B440(経口がん治療ワクチン)
WT1抗原を発現する組換えビフィズス菌を用いる経口がんワクチン。尿路上皮がんの第I相試験を終え、悪性胸膜中皮腫の第I/IIa相試験を実施中。 出典
患者向け医療用医薬品として開発中。対象は進行性尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫など。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
主な分野がんワクチン効果予測、免疫細胞反応性測定、バイオテクノロジー、医薬・計測
共同出願人国立大学法人広島大学、国立大学法人神戸大学
JP7835418B1「がんワクチンの効果予測」 国立大学法人広島大学、国立大学法人神戸大学(J-GLOBALでは株式会社イムノロックも出願人として記載) / 日本登録(Google Patents表示はActive) 出典
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた8社)
事業会社(CVCを含む) 3独立系VC 2銀行・金融機関系 1大学系(大学VC・大学) 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。