発生源から排気口へ気流を導き、少ない風量で換気する

発生源から排気口へ誘導気流をつくり、汚染空気の拡散を抑えながら少ない風量で排出する局所換気技術。

ウインドナビ株式会社 京都工芸繊維大学発 / 京都府 京都市左京区 / 2003年設立
技術を使った製品・サービス 局所換気 排気誘導 誘導気流 厨房換気 省エネルギー 陽圧換気
活動を確認できず 2024年1月時点の京都工芸繊維大学産学連携協力会名簿に掲載されていますが、現在の事業活動は公開情報から確認できませんでした。
実用化の段階
研究実証販売
京都工芸繊維大学の2013年資料は、エレノーズが発売済みで、累計約40物件・130台超の採用・販売実績があると報告している。
3製品
8提携・顧客
3特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

厨房や工場などで発生する熱・煙・臭気を排出するため、大量の換気で空調エネルギーを失うことや、汚染空気が室内に拡散すること。

どう動くか

従来のように室内全体の空気を大量に入れ替える代わりに、熱・煙・臭気などの発生源の近くから排気口へ誘導気流を送る。汚染空気を周囲に広げにくくし、濃度を保ったまま効率よく排出する仕組み。会社資料などは、換気量を減らしつつ室内を微陽圧に保ちやすく、空調エネルギーの損失を抑えると説明している。

できるようになること

公開資料では、換気量の削減によって空調負荷や運用コスト、CO₂排出を抑え、給排気のバランスを取りやすくすると説明されている。京都工芸繊維大学の2013年資料は、採用施設で平均年間消費電力削減率36%、月別負荷変動量の削減率41%と報告している(測定条件の詳細は同資料に記載なし)。

技術の出自:京都工芸繊維大学の大学発ベンチャーとして紹介されている。公開資料では、学部・研究分野・研究プロジェクトなど、技術の具体的な研究上の出自は特定できず。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 業務用厨房の調理排気
  • 工場の局所換気
  • 分煙・喫煙室の換気
  • 建築設備の省エネ設計
  • 厨房の改修向け排気設備

優位性の主張

会社の主張
会社・支援機関の紹介では、エレノーズは火気使用室の換気量を半減できる国土交通大臣認定を取得したとしている。 出典
大学の発表
2013年の大学資料では、エレノーズ採用施設の平均年間消費電力削減率36%、月別負荷変動量の削減率41%と報告されている。対象施設での平均値であり、個別の施設・測定条件は資料参照。 出典
第三者の評価
2011年の中小企業優秀新技術・新製品賞の紹介では、従来のガス厨房の法定換気量を約半分にできる大臣認定を国内で初めて取得したと評価・紹介されている。 出典

製品・サービス

販売中
排気誘導型調理フード「エレノーズ」

誘導気流で厨房の煙や熱を排気口へ導き、排出性能を保ちながら換気量を抑える業務用調理排気フード。 出典

業務用厨房を持つ飲食店、ホテル、病院、学校、食品工場など。
実証
エコ調理排気フード

既存施設の改修に対応する調理排気フードとして、京都府の共同研究開発事業で製品開発に取り組んだ。

既存厨房を改修する施設。
販売中
省エネ陽圧換気システムの設計・計画コンサルティング

建物設備の省エネ計画、換気設計、設計監理などを行うサービス。 出典

建築設備・厨房・工場の施設運営者や設計関係者。

これまでの歩み 新しい順

2013-12
助成
ものづくり補助金(工場用省エネ排気誘導装置の試作開発)。1,000万円 出典
2012-04
助成
公益財団法人京都産業21/京都府「連携型イノベーション研究開発事業「革新的節電イノベーション『エコ調理排気フード』の製品開発」」
2012-04
共同開発
株式会社三晃空調:京都府の共同研究開発事業で改修向けエコ調理排気フードを共同開発。
2011-04
受賞
公益財団法人りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞社「中小企業優秀新技術・新製品賞 奨励賞「空調ロスを半減させる調理排気装置」」 出典
2010-10
規制・認証
排気誘導装置を用いた換気設備の国土交通大臣認定(取得記録あり。認定番号VEC-0001。) 出典
2009-09
提携
京都工芸繊維大学:大学発ベンチャーとして大学の産学連携紹介に掲載。 出典

提携先・顧客

顧客
佛教大学 二条東・紫野両キャンパスの学生食堂にエレノーズを採用。 出典
顧客
ワタミ株式会社 手づくり厨房「岩国センター」にエレノーズを採用。 出典
顧客
株式会社阪急阪神百貨店 梅田新阪急百貨店の職員用厨房にエレノーズを採用。 出典
顧客
株式会社王将フードサービス 餃子の王将膳所店にエレノーズを採用。 出典
共同開発
株式会社三晃空調 京都府の共同研究開発事業で改修向けエコ調理排気フードを共同開発。
共同開発
エーエフ工業株式会社 京都府の共同研究開発事業で改修向けエコ調理排気フードを共同開発。
共同開発
三喜ゴム株式会社 改修向けエコ調理排気フードの共同研究開発グループに参加。交付対象外と記載。
提携
京都工芸繊維大学 大学発ベンチャーとして大学の産学連携紹介に掲載。 出典

特許

3 件 出典
Google Patentsで会社名義を検索し、関連する基礎特許ファミリーも確認した範囲で3件(ファミリーを1件として計数)。網羅性は保証されない。
主な分野排気誘導・局所換気方法、排気装置、換気システム、厨房排気装置、誘導空気、グリスフィルタ
海外出願True
JP4145922B2/排気方法および局所換気方法、ならびに排気装置、局所換気装置および換気システム(WO2004072558A1、US20060154590A1を含む公開ファミリー) 個人(公開特許情報の表示) / 日本特許は登録後、Google Patents上で権利期間満了・年金不納による失効表示。米国出願は放棄表示。 出典
JP5070080B2/排気装置(出願番号JP2008039918A) ウインドナビ株式会社 / 登録後、Google Patents上で年金不納による失効表示。 出典
JP5451804B2/排気装置(出願番号JP2012072993A) ウインドナビ株式会社 / 登録後、Google Patents上で年金不納による失効表示。 出典

会社の規模

従業員2名(2009-09時点) 出典
資本金1,000万円(2013時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー

大学との関係

大学との関係
京都工芸繊維大学 大学の産学官連携ページで大学発ベンチャーとして紹介されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:5130001031373
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