肥料・農薬を使わず棚田で米を育て、海外へ届ける

肥料・農薬を使わず、圃場環境や土の状態を見ながら棚田で米を栽培し、輸出向けの米・加工食品を生産する農業技術。

株式会社Wakka Agri 岩手大学発 / 長野県 伊那市 / 2017年設立
専門サービス・地域の事業 自然栽培 水稲栽培 有機農業 棚田再生 輸出米 農産物加工
実用化の段階
研究実証販売
オンラインショップで米・加工品の販売価格が掲載され、農林水産省も海外向け米の輸出実績を公表している。
3製品
4提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

海外市場で求められる米を生産し、耕作放棄地や担い手不足に悩む中山間地域の農地を再生して、農業と地域の維持につなげる。

どう動くか

同社は肥料・農薬を使わず、土や稲の状態を観察し、水温管理や機械・手作業による除草を行う自然栽培を実践する。耕作放棄地を再生し、標高の高い圃場の水や気候を生かす。海外の玄米食需要に合わせ、胚芽の大きい品種カミアカリや、甘酒・餅・粥などの加工品も生産・販売している。

できるようになること

農林水産省の事例では、輸出向け米の生産・加工と販売を通じ、耕作放棄地の再生、輸出量の拡大、地域雇用の創出に取り組んだと報告されている。2021年度には輸出15トン、再生農地10ヘクタールを達成したと公表されている。

技術の出自:自社の農業生産・栽培実践を基盤とする。信州大学農学部と棚田をフィールドにした教育・共同研究を実施。自然栽培水田の研究分野との関係は公表資料に記載があるが、個別技術の大学発明・移転を示す情報は確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 海外市場向けの米生産・輸出
  • 玄米を使った甘酒、餅、粥、パックご飯、パスタ、パフ等の製造・販売
  • 耕作放棄地の再生と棚田保全
  • 農作業受託、農泊、農作業体験、教育・実習受け入れ

優位性の主張

会社の主張
肥料・農薬を使わない自然栽培で、標高の高い棚田の環境を生かして米を生産する。 出典
第三者の評価
海外の玄米食需要に合わせ、胚芽が通常より大きいカミアカリを中心に生産し、グループの海外販売網と連携して生産から流通・販売まで行う。 出典
第三者の評価
有機農業で効率的に生産するため、ポット成苗や乗用除草機を活用し、圃場条件に応じて土壌改良を行う。 出典

製品・サービス

販売中
自然栽培米(カミアカリ、ササシグレ等)

伊那市の棚田で生産する輸出向け米。カミアカリは玄米食向けの巨大胚芽品種。 出典

海外の米・玄米消費者、飲食店。国内オンライン購入者
販売中
米加工品(玄米甘酒、餅、玄米粥、パックご飯、パスタ、玄米パフ等)

自社生産米を使った加工食品。国内オンライン販売や海外向け販売を行う。 出典

国内外の一般消費者、海外の米・加工食品販売先
販売中
農泊・農作業体験プログラム

古民家を拠点に、農泊、田植え体験、農作業イベント、実習受け入れを実施。 出典

農業・自然栽培や地域滞在に関心のある個人、学校等

これまでの歩み 新しい順

2024-09
共同開発
信州大学農学部:棚田を活用した教育・共同研究や保全活動で連携。 出典
2024-03
助成
水田活用直接支払交付金。90万円 出典(Gビズインフォ)
2024-02
助成
コメ新市場開拓等促進事業。212万円 出典(Gビズインフォ)
2023-12
助成
農山漁村振興交付金。125万円 出典(Gビズインフォ)
2023-03
助成
畑作物の直接支払交付金(数量払)。20万円 出典(Gビズインフォ)
2022-12
受賞
農林水産省「第9回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定」 出典
2022-03
助成
水田活用直接支払交付金。182万円 出典(Gビズインフォ)
2022-03
受賞
農林水産省・関東農政局「令和3年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール 関東農政局長賞(有機農業・環境保全型農業部門)」 出典(Gビズインフォ)
残りの4件を表示
2021-10
提携
株式会社宮島酒店:カミアカリ玄米甘酒の製造元として報道されている。 出典
2021-09
規制・認証
有機農産物のJAS認証事業者として掲載(長野県農林研究財団の認証事業者一覧に掲載。掲載上の認証日は2021-09-28) 出典
2020-03
助成
水田活用直接支払交付金。144万円 出典(Gビズインフォ)
2019-03
助成
水田活用直接支払交付金。79万円 出典(Gビズインフォ)

提携先・顧客

顧客
株式会社Wakka Japan 主要取引先として掲載。グループの海外向け米販売網に供給する。 出典
販売提携
Wakka USA 海外グループ販売店と連携し、米や加工品の販売を行う。 出典
共同開発
信州大学農学部 棚田を活用した教育・共同研究や保全活動で連携。 出典
提携
株式会社宮島酒店 カミアカリ玄米甘酒の製造元として報道されている。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員3名 出典
公式サイトricefarm.jp

大学との関係

共同研究
信州大学 信州大学農学部との共同研究、講義・実習の受け入れを実施。中尾の棚田を対象とする棚田パートナーシップ協定を締結。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:5100001030221
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