曲率の数式で意匠曲線を形づくり、工具姿勢の制御を目指す
CAD/CAM/CAE向けコンサルティングとソフトウェア開発を掲げる静岡大学発ベンチャー。関連する研究シーズは、対数型美的曲線による意匠形状設計や、球面κ-曲線による加工工具の姿勢制御。
株式会社三浦CAD・CAM研究所 静岡大学発 / 静岡県 浜松 / 2017年設立
研究発の技術 CAD/CAM/CAE 幾何モデリング 対数型美的曲線 デジタルスタイリング 球面κ-曲線 5軸加工
実用化の段階
研究実証販売
大学の技術説明資料では、球面κ-曲線技術はカッターパスシミュレータへの実装が未完で、実用化には実加工による検証が必要とされる。会社のコンサルティング・開発サービスについて、公開された販売・導入実績は確認できなかった。
1製品
0提携・顧客
5特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
意匠設計では曲線・曲面の美しさを設計可能な形で扱う必要がある。また、5軸加工機や3Dプリンタでは工具の位置と姿勢を高精度・高効率に制御するための定式化が課題とされる。
どう動くか
対数型美的曲線は、曲率の変化を数式で表し、設計者が曲線を対話的に生成・変形できるようにする形状モデリング技術。球面κ-曲線は工具の姿勢を単位球面上の曲線として表し、5軸加工機などの姿勢変化を滑らかに制御する。大学資料では、工具姿勢制御技術はカッターパスシミュレータへの実装や実加工による検証が課題とされる。
できるようになること
静岡大学の評価では、対数型美的曲線を使ったデザイン業務の効率向上が確認されている。球面κ-曲線は、5軸加工機や3Dプリンタ、ロボットの姿勢制御への応用を目指すが、加工シミュレータ実装などの開発課題が残る。
技術の出自:静岡大学 工学部・創造科学技術大学院の情報科学・機械工学分野。関連研究プロジェクトとして「クライン幾何による意匠設計用自由曲線・曲面の定式化とその実務への応用」。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 工業製品の意匠設計・デジタルスタイリング
- CADによる曲線・曲面の生成と編集
- 5軸加工機の工具姿勢制御
- 3Dプリンタのノズル姿勢制御
- ロボットの姿勢制御
- CAD/CAM/CAEに関するコンサルティング・ソフトウェア開発
優位性の主張
製品・サービス
段階不明
CAD/CAM/CAEコンサルテーション・ソフトウェア開発
CAD/CAM/CAE関連のコンサルティングとソフトウェア開発。個別製品名や導入実績の公開は確認できず。 出典
CAD/CAM/CAEを利用する企業等(詳細非公表)
これまでの歩み 新しい順
特許
5 件 出典
会社名義を法人番号と社名で確認した範囲ではGビズインフォ掲載の特許は0件。大学名義の関連特許・国際公開を、Google Patentsと研究室公開資料で検索して確認した5件。出願人名・関連技術による調査であり、網羅的な特許件数を示すものではない。
主な分野対数型美的曲線・意匠設計、幾何形状処理、5軸加工機の工具姿勢制御、表面加工データ作成
共同出願人カルソニックカンセイ株式会社
海外出願True
特許第5177771号「美的曲線を生成する図形情報処理装置、図形情報処理方法及び図形情報処理プログラム」 国立大学法人静岡大学 / 日本登録、Google Patents上でActive 出典
WO2009148157A1「美的曲線を生成する図形情報処理装置、図形情報処理方法及び図形情報処理プログラム」 国立大学法人静岡大学 / 国際公開。Google Patents上でCeased 出典
特許第6108485号「図形情報処理装置、図形情報処理方法、及び図形情報処理プログラム」 国立大学法人静岡大学 / 登録 出典
特許第7850434号「制御装置、制御方法、及び制御プログラム」 国立大学法人静岡大学 / 2026年登録 出典
PCT/JP2011/074432「表面加工データの作成方法および装置」関連の中国特許 ZL201180069137.7 公開資料で確認できた範囲では国立大学法人静岡大学およびカルソニックカンセイ株式会社 / 中国登録。研究室公開資料では登録日2017-09-08
会社の規模
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトmc2-lab.com
大学との関係
大学との関係
静岡大学 静岡大学の公式サイトが同社を「静岡大学発ベンチャー企業」として掲載。JSTの講演資料にも、大学発ベンチャーとして2017年に設立した旨の記載がある。 出典